「C-mindは本当にやばいのか」
「ブラック企業ではないか」
「実際のところどうなのか」
転職を考える際、そのような不安を感じていませんか。
株式会社C-mindは、2011年に創業されたベンチャー企業です。
ですが、SNSやインターネットの口コミで「激務だ」「ブラックだ」といったネガティブな声があるのも事実です。
本記事では、C-mindの評判や実態を良い点・悪い点の両面から、くわしく解説します。
この記事を読むことで、C-mindが「やばい会社か」どうか分かり、安心して転職活動の判断ができるようになります。
記事のポイント
- C-mindの悪い口コミと評判
- 離職率と退職理由の実態
- パワハラの有無について
- C-mindの良い口コミと評判
- C-mindの会社概要と事業内容
- C-mindの強みと特徴
- C-mindの平均年収と給与体系
- C-mindで働くのは「勝ち組」か
- C-mindの就職難易度
- C-mindの総合評価
- C-mindがおすすめできる人・できない人
- C-mindで働く際の注意点
C-mindはやばい？激務？「悪い口コミ評判」
C-mindが「やばい」と言われる要因として、いくつかの悪い口コミや評判が存在します。
社員や元社員の声から、ネガティブな側面をまずは確認します。
- 長時間労働と残業の実態
- 給与と評価制度への不満
- 配属ミスマッチと社風の問題
ネガティブな評判がなぜ生まれるのか、その背景に迫ります。
くわしく見ていきましょう。
長時間労働と残業の実態
C-mindでは、長時間労働や残業の多さを指摘する声が目立ちます。
「残業をするのが当たり前で、定時を過ぎてからが仕事の始まり」という内部の声があります。
- 残業が半ば強制的な雰囲気
- 固定残業代を超える分はタダ働き
- 深夜2〜3時までの勤務もある
酷い場合には朝10時に出社して、退勤が深夜2時や3時になることもあるようです。
休日出勤も多く、部署によって休日日数に大きな差があるという不満も聞かれます。
給与と評価制度への不満
給与面に関する不満も「やばい」と言われる一因になっています。
C-mindはインセンティブ（歩合）給を重視する評価制度を採用しています。
- 基本給が低めに設定されている
- 年収がインセンティブに依存
- 3ヶ月目標未達で減給される
「年収がインセン依存で低い。甘い気持ちで入社しない方が良い」という厳しい意見も見られました。
成果を出せないと給与が下がる仕組みに、ショックを受けた社員もいるようです。
配属ミスマッチと社風の問題
配属面で「聞いていた話と違う」という不満の声も存在します。
「転職エージェントが言っていたことと違い、入社したら別の会社で働かされた」との口コミがあります。
- 希望と異なる客先常駐（SES）
- 入社前に十分な説明がない
- 体育会系でノリがきつい
社風に関しては「体育会系でノリがきつい」と感じる人もいるようです。
平均年齢が20代前半から半ばと若いため、勢いはあるが未熟さも感じるという評価につながっています。
C-mindの「離職率と退職理由」
離職率について、会社から公式に公表されたデータはありません。
しかし、転職サイトの求人情報では「定着率95%以上」とPRされています。
- 公式データは不明
- 求人では「定着率95%以上」
- 実際の口コミとのギャップ
この「定着率95%」という数字は、定義や期間が不明瞭な点に注意が必要です。
くわしく見ていきましょう。
公式データと実態のギャップ
求人広告では「定着率95%以上」とうたわれています。
「入社した社員の95%以上が継続勤務している」とアピールしているわけです。
- 定着率の定義や期間が不明
- 若手社員の退職者も一定数
- 総合評価は平均的な満足度
しかし、実際の社員口コミからは若手社員の退職者も一定数いることが伺えます。
就活会議での社員評価は、総合評価3.3/5.0と平均的な満足度に留まっています。
若手の早期退職理由
早期離職の理由として、いくつかの具体的な声がありました。
「社内に高い技術を持つ人がおらず、成長できずにすぐ辞めてしまう」との指摘があります。
- 未経験者が成長できない環境
- 事業の将来性に不安を感じる
- ノルマ達成に追われてしんどい
教育担当となるベテランが不在で、育成が追いついていない可能性が示唆されます。
成果主義ゆえに、ついていけない人は退職を選んでしまうようです。
人材不足の課題
離職の背景には、中堅層の人材不足という課題があるようです。
「役職者が足りないことが唯一の弱み」という声もあります。
- 中堅層の人材が不足
- ノウハウやメンターが不足
- 入社後に引っ張る覚悟が必要
社内にノウハウやメンターとなる人材が不足しているという弱点が、離職につながっていると分析できます。
裏を返せばチャンスでもありますが、入社する側にも相応の覚悟が求められます。
C-mindの「パワハラの有無」
調査した限り、露骨なパワーハラスメントに関する告発や具体的な事例は見当たりませんでした。
C-mindの社風はフラットで、上司とも距離が近いと評されることが多いです。
- 露骨なパワハラの報告はなし
- 上司が怒鳴るような文化はない
- フラットで距離が近い社風
上司が怒鳴りつけるような、古典的なパワハラ文化は根付いていないと考えられます。
くわしく見ていきましょう。
露骨なパワハラの報告
口コミサイトなどを調査しましたが、暴言や恫喝といった典型的なパワハラ報告は見当たりません。
むしろ、後述するように社員同士がフランクに意見を言い合える風通しの良さが特徴です。
- 暴言や恫喝の報告はない
- フランクに意見を言い合える
- 風通しの良さが特徴
上司と部下の関係も「常に横の関係という特殊な会社」との社員口コミもありました。
いわゆる縦社会的な厳しい上下関係は、薄いようです。
同調圧力と精神的プレッシャー
一方で、同調圧力や洗脳的な雰囲気を感じたという声には注意が必要です。
「仕事を楽しいと思い込もうとする若干の洗脳チックな雰囲気や同調圧力に恐怖を感じた」という意見が見られました。
- 洗脳チックな雰囲気がある
- 同調圧力に恐怖を感じる
- 精神的なプレッシャーの存在
上司たちも「こう思い込まないとやっていけない」という切迫感を帯びているようです。
そうした精神的なプレッシャーを、一部の社員は感じている可能性があります。
グレーゾーンなハラスメント
残業が事実上強制であったり、遊びも含めて付き合わされる雰囲気は問題です。
「パワハラ」とまでは言えなくても、グレーゾーンなハラスメント的風土と捉えられます。
- 事実上の残業強制
- 遊びに付き合わされる空気
- ソフトなパワハラ的側面
「社員寮で先輩に誘われたら断れない」といった空気は、受け手によっては圧力に感じられるでしょう。
総じて、典型的なパワハラはないものの、精神的な圧力が存在する可能性は否定できません。
C-mindの「良い口コミ評判」
C-mindには、悪い評判がある一方でポジティブな評価も数多く挙がっています。
社員からは「人が良い」「成長できる」といった声が多く聞かれます。
- 風通しの良さと人の魅力
- 若手の成長環境とキャリア
- 成果を出しやすい仕組みと将来性
これらの良い評判が、C-mindのもう一つの側面を示しています。
くわしく見ていきましょう。
風通しの良さと人の魅力
「上司と部下が常に横の関係というすごく特殊な会社」との声があります。
上下関係の垣根を越えて、気軽に相談・意見できる雰囲気だと評判です。
- 上下関係なくフォローしあえる
- 社員同士がフラットで仲が良い
- 社員の人間関係満足度88%
C-mindに入社した人の9割が「人」や「社風」に魅力を感じて入社を決めたという調査もあります。
人間関係のストレスが少ない点は、C-mindの大きな魅力でしょう。
若手の成長環境とキャリア
平均年齢が全社員で26歳と、非常に若い組織です。
20代のうちから裁量権を持って働けるため、スキル習得が早いとされています。
- 実力主義で年功序列なし
- 20代の成長環境は高評価
- 入社2〜3年でリーダーも
「実力主義で年功序列も一切ない」ため、成果を出せば年次に関係なく昇進のチャンスがあります。
社内研修や勉強支援にも力を入れており、教育環境が整っているとの評価もあります。
成果を出しやすい仕組みと将来性
営業職に関しては「営業スキームと教育体制が確立」されています。
未経験でも成果を上げやすい仕組みが、整っているとの触れ込みです。
- 分業制で営業に専念できる
- 主力サービスは業界No.1
- 創業から14期連続増収
テレアポ専門部隊がアポイント取得を担当するため、営業は提案業務に集中できる環境とのことです。
会社の売上も毎年前年比120%以上の成長を記録しており、将来性もポジティブに受け止められています。
C-mindの「会社概要」
株式会社C-mind（シーマインド）の基本的な情報をまとめます。
2011年3月に虎石克氏によって設立されたベンチャー企業です。
- 基本情報
- 事業内容と主要サービス
- 経営状況と社風
会社を理解する上で、まず概要を把握しておきましょう。
くわしく見ていきましょう。
基本情報
社名は株式会社C-mind（C-mind Inc.）です。
本社所在地は東京都新宿区大久保にあります。
- 設立は2011年3月
- 資本金3,000万円
- 従業員数328名（グループ全体）
代表取締役CEOは虎石克氏が務めています。
従業員数は2024年12月時点で、グループ全体で328名となっています。
事業内容と主要サービス
C-mindは、ITソリューション事業や人材サービス事業など多角的に展開しています。
主要なサービスとして、定額制プリンターレンタル「スリホ」が挙げられます。
- スリホ（定額制プリンター）
- OBIS（ITインフラコンサル）
- カリクル（スーツ無料レンタル）
「スリホ」は累計導入社数7,000社を超え、業界トップクラスの実績です。
他にも就活生向けのスーツ無料レンタル「カリクル」など、社会課題を意識したサービスが特徴です。
経営状況と社風
C-mindは創業以来、順調に業績を伸ばしています。
創業から14期連続で売上増加を達成している、急成長中のベンチャー企業です。
- 14期連続で売上増加
- 2023年2月期売上高35億円超
- 社員の平均年齢は26歳
2023年2月期の売上高は35億4075万円（前年比127%）と大きく伸長しました。
社員の平均年齢は26歳、役員でも31歳と非常に若い組織であることがわかります。
C-mindの「強み」
C-mindには、他の企業と比較していくつかの「強み」があります。
独自性の高いサービスと、若手が活躍できる環境が挙げられます。
- 多角的な事業展開と独自サービス
- 若手登用と成長環境
- 高い収入ポテンシャルと組織文化
これらの強みが、C-mindの成長を支える要因となっています。
くわしく見ていきましょう。
多角的な事業展開と独自サービス
プリンター定額サービス「スリホ」のような、独自性の高いサービスが強みです。
単一事業に依存せず、IT、人材、OA機器など複数の収益源を持っています。
- スリホは業界シェアトップクラス
- 複数の収益源で景気に強い
- イノベーションに挑戦する社風
既存の常識を覆すビジネスモデルを生み出しており、イノベーションに挑戦する社風が感じられます。
事業の優位性・独自性についても、社員から平均以上の評価を得ています。
若手登用と成長環境
社員の平均年齢26歳という若さが、組織の活力となっています。
年齢に関係なく成果で評価されるため、若いうちからマネジメントに挑戦できます。
- 平均年齢26歳の若さ
- 20代から裁量権を持って働ける
- 実力主義の文化が浸透
「20代から裁量権を持って働けるので、早期にスキルを身につけられます」と公式情報にもあります。
若手の成長を加速させる環境は、人材育成の面で企業の強みと言えるでしょう。
高い収入ポテンシャルと組織文化
成果を出せば、若くして高収入を得られるのもC-mindの強みです。
求人情報では「1年目から年収600万円も目指せる」と謳われています。
- メンバーの3人に1人が年収1000万超
- 業界最高水準のインセンティブ
- 風通しの良いフラットな組織文化
「人が良い」という評判が多い点も、組織としての結束力の強さを示しています。
チームワークの良さが、ベンチャーらしい活力を生み出しているようです。
C-mindの「平均年収」
転職を検討する上で、平均年収や給与水準は気になるポイントです。
C-mindの年収について、公開情報や口コミからデータを集めました。
- 平均年収の実態
- 給与体系
- インセンティブと評価制度
稼げる可能性と、安定性の両面から確認する必要があります。
くわしく見ていきましょう。
平均年収の実態
C-mindの平均年収は、だいたい360万円から380万円程度と推測されます。
OpenWorkのデータによれば、平均約359万円とのことです。
- 平均年収は約360万〜380万円
- OpenWorkでは平均359万円
- エンジャパンでは平均379万円
エン・ジャパンの口コミサイトでは、平均年収379万円（平均年齢28歳）という数字も出ています。
日本の20代後半の平均年収と、概ね同じかやや低めの水準です。
給与体系
新卒の初任給は、月給23万円程度からスタートするようです。
マイナビの情報では、新卒1年目のモデル年収として427万円という記載がありました。
- 新卒初任給は月給23万円程度
- 月給に固定残業代を含む
- 賞与は年2回（業績連動）
ただし、この月給には45時間分・8万円の固定残業代が含まれています。
ベースとなる基本給は22万円ほどと推測でき、初任給自体は平均的です。
インセンティブと評価制度
営業職などでは、基本給とは別にインセンティブ（報奨金）が大きな収入源となります。
求人広告では、平均年収766万円（営業総合職）という数字も掲げられています。
- トップ営業層は年収1000万超
- 昇給の機会は年4回
- 3ヶ月目標未達だと減給
「入社2〜4年で年収700万〜1000万超」の事例も紹介されています。
稼げる人はとことん稼げますが、稼げない人には厳しい構造とも言えます。
C-mindは「勝ち組？」
「C-mindは勝ち組か」という問いについて、2つの観点で考えられます。
会社自体が成功している企業か、そして働くことがキャリア上の勝ちと言えるかです。
- 会社としての成長性
- 働く人にとってのメリット
- 人によって評価が分かれる実態
結論として、C-mindは急成長中のベンチャーであり、成果を出す人には「勝ち組」的な環境です。
くわしく見ていきましょう。
会社としての成長性
会社としての成功度ですが、C-mindは創業以来増収を続けています。
主要サービスも市場トップシェアを獲得するなど、ベンチャーとしては上手くいっている部類です。
- 創業以来、連続増収を継続
- 主要サービスがトップシェア
- 勝ち組企業の軌道に乗っている
事業が伸びている点で、社員にとっては恩恵があると言えます。
会社とともに自分も成長・昇進できる期待感が持てるでしょう。
働く人にとってのメリット
C-mindで活躍し続けることが、本人にとっての勝ちにつながるかは成果次第です。
営業でバリバリ成果を出し、20代で年収1000万円を稼ぐ人にとっては「勝ち組の人生」と言えます。
- 20代で年収1000万円の可能性
- 同世代より早く経験を積める
- 成長したい人には近道
若いうちに営業力やマネジメント力を身につければ、将来の転職でも武器になります。
「圧倒的に成長したい」という目標を持つ人にとって、C-mindは良い選択肢かもしれません。
人によって評価が分かれる実態
一方で、この環境についていけない人にとっては苦しいだけになるリスクもあります。
長時間労働や厳しいノルマに消耗し、短期離職するケースも存在します。
- ついていけないと短期離職も
- 成果が出せないと居心地が悪い
- 人によって評価が大きく分かれる
成果が出せず減給や居心地の悪さに耐えるだけになれば「負け組」のように感じてしまうでしょう。
C-mindで「勝ち組」になれるかどうかは、その人次第というのが正直なところです。
C-mindの「就職難易度」
C-mindへの就職（採用）難易度について分析します。
他の人気企業と比べて、入りやすいのか、それとも狭き門なのでしょうか。
- 採用方針
- 採用ハードルと競争倍率
- 必要な対策
結論から言えば、難易度はさほど高くなく、意欲と人物面を重視する採用です。
くわしく見ていきましょう。
採用方針
C-mindは新卒採用の募集要項で「人柄重視で積極採用中」とうたっています。
学歴や経歴よりも、人柄や意欲を重視する姿勢が見られます。
- 人柄重視で積極採用中
- 素直さ・ポジティブさ・成長意欲
- ポテンシャル採用で育てる方針
素直さ、ポジティブさ、成長意欲の3点を求める人物像として挙げています。
スキルや知識が不足していても、ポテンシャル採用して育てる方針だと考えられます。
採用ハードルと競争倍率
新卒採用では、説明会参加者のうち内定まで最短2週間というスピード選考を謳っています。
選考フローも2回の面接のみ（一次：人事、最終：役員）という情報があります。
- 最短2週間で内定
- 面接は2回のみ
- 採用意欲が高くチャンス多い
「今は人が足りないから欲しいという感じ」との口コミもあり、採用意欲が高いことが伺えます。
事業拡大のため人手を積極的に確保したい局面であり、応募者側から見るとチャンスが多いです。
必要な対策
選考では、上述の素直さ・熱意・目標意識をアピールすることが重要です。
「今まで何かに本気で取り組んできた人」を歓迎すると公式に記載があります。
- 本気で取り組んだ経験
- 仲間と成し遂げた経験
- 稼ぎたいという熱意
実際の面接でも「学生時代に頑張ったこと」や「入社後に成し遂げたい夢」について深掘りされると想定されます。
熱意を持って自分の将来像を語れるかが、合否のポイントになるでしょう。
C-mindの「総合評価」
ここまで「やばいと言われる点」と「良い評判」を両面から見てきました。
最終的にC-mindは、総合的に見てどう評価できるでしょうか。
- 口コミサイトでの評価
- 評価の傾向
- 総評
社員口コミサイトなどでの総合評価は、おおむね平均的からやや良い水準です。
くわしく見ていきましょう。
口コミサイトでの評価
社員口コミサイトでの総合評価を参照します。
エン・ジャパン（ライトハウス）では3.7/5.0という評価です。
- エン・ジャパンでは3.7/5.0
- 就活会議では3.3/5.0
- 平均的〜やや良い水準
就活会議（転職会議転載）では3.3/5.0となっています。
おおむね平均的から、やや良い水準に位置していることがわかります。
評価の傾向
評価項目別に見ると、C-mindの特徴がはっきりと表れています。
やりがいや成長環境、社風の活気は高く評価されています。
- 成長性・実力主義は高評価
- やりがい・成長も高評価
- 年収・福利厚生・WLBは低評価
一方、待遇面（給与の満足度や福利厚生）とワークライフバランスが低く評価されています。
これはまさに、これまで述べてきた長所と短所に一致しています。
総評
総合評価としては「若手が成長できるが労働はハード」な会社だと言えるでしょう。
「頑張れば稼げるが、全員が高給取りではない」というトレードオフがあります。
- 人によって評価が大きく分かれる
- 単純なブラック企業ではない
- 人と環境◎、WLBと安定性△
人によって評価が大きく分かれる会社であり、自分のタイプ次第で天国にも地獄にもなり得ます。
単純なブラック企業ではなく、若手には得るものも多い優良ベンチャーとも評価できます。
C-mindが「おすすめできる人」
これまでの分析を踏まえ、C-mindでの就労を特におすすめできる人の特徴をまとめます。
成長意欲が高く、若いうちに様々な経験を積みたい人が挙げられます。
- 成長意欲と野心がある人
- ポジティブでタフな人
- 主体性と社交性がある人
「とにかく早く成長したい」「実力で勝負したい」という野心的な人にはうってつけの環境です。
くわしく見ていきましょう。
成長意欲と野心がある人
「20代でマネージャーになりたい」「人の何倍も働いて成長したい」というマインドの持ち主に向いています。
C-mindでは「素直に周囲のアドバイスを実践する人は成長が速い」とされています。
- 早く成長したい人
- 実力で勝負したい人
- 成果に応じて高収入を得たい人
「若いうちから年収1000万を目指したい」という人にも最適です。
努力と成果が収入に直結しやすいため、実力次第で高給を狙えます。
ポジティブでタフな人
営業で断られてもめげずに次に繋げられる、ポジティブさが重要です。
プレッシャーがかかる場面も多いため、ストレス耐性が高く前向きに物事を捉えられる人が向いています。
- 失敗を糧にできるタフさ
- ストレス耐性が高い
- 前向きに物事を捉えられる
「挫折経験を次の成功のチャンスと捉えられる」ような人なら、C-mindの文化にも馴染めるでしょう。
タフなメンタルを持つことが、活躍する上で求められます。
主体性と社交性がある人
ベンチャーマインドを持ち、主体的に行動できる人がフィットします。
指示待ちではなく、自分で考えて行動に移せる主体性のある人は評価されやすいです。
- 自分で道を切り拓くタイプ
- 仲間と何かをするのが好き
- チームプレーを厭わない
「仲間と何かをするのが好きな人」と採用要項にも明記されています。
チームプレーを厭わない社交的な人材が求められていると言えます。
C-mindが「おすすめできない人」
反対に、C-mindで働くことをあまりおすすめできないタイプの人も存在します。
以下のような傾向が強い方は、入社後にミスマッチを感じる恐れがあります。
- ワークライフバランス重視の人
- 受け身・指示待ちタイプの人
- 専門職志向・個人プレーを好む人
安定志向や、プライベートの時間を最優先したい人には不向きな環境です。
くわしく見ていきましょう。
ワークライフバランス重視の人
定時で帰りたい、週末はしっかり休みたいというWLB重視派には向いていません。
口コミにある通り、部署によっては休日出勤や深夜残業が当たり前の風潮があります。
- 定時で帰りたい人
- 週末をしっかり休みたい人
- 安定志向・大企業志向の人
プライベートの時間を確保するのが、難しいケースがあるようです。
決まったルーティン業務をこなして安定収入を得たいというタイプも、合わないでしょう。
受け身・指示待ちタイプの人
自主性が求められるC-mindでは、言われたことだけやりたいという受け身の人は評価されにくいです。
上司が手取り足取り教えてくれる環境ではなく「やるかやらないかは自分次第」というスタンスです。
- 言われたことだけやりたい人
- 自発的に勉強できない人
- ネガティブ思考の人
自発的に勉強したり質問したりできない人は、置いていかれる可能性があります。
失敗から立ち直るのに時間がかかるような、打たれ弱い人にも厳しいでしょう。
専門職志向・個人プレーを好む人
腰を据えてエンジニアリングを極めたい人など、職人気質な人にはミスマッチです。
C-mindはジェネラリスト志向・営業志向の文化が強いと考えられます。
- 専門スキルを追求したい人
- 静かな環境で没頭したい人
- 個人プレーを好む人
「社内に技術の高い人がいなかった」というエンジニア職の社員からの嘆きもありました。
チームワーク重視の社風のため、単独行動を好み人と関わるのが煩わしいと感じる人も不向きです。
C-mindで働く際の「注意点」
実際にC-mindに入社・就業する際の注意点や心構えをまとめます。
入社前に知っておいた方が良い、リアルなポイントを列挙します。
- 労働時間と残業代
- 評価と給与
- 配属とキャリア
自己責任・自己管理がキーワードとなり、主体的な姿勢が求められます。
くわしく見ていきましょう。
労働時間と残業代
C-mindでは月45時間分程度の固定残業代が、基本給に含まれています。
そのため、その範囲内の残業代は支給されません。
- 月45時間分の固定残業代
- 超過分が支払われない可能性
- 実労働時間のギャップに注意
口コミによると「固定残業代を超えた分はタダ働きとなる。もちろん超える」という声があります。
実労働時間とのギャップについては、入社前に確認しておくと安心です。
評価と給与
営業職の場合、ノルマ（目標）を一定期間達成できないと減給などのペナルティが科される場合があります。
「3ヶ月連続未達だと減給」といった厳しい一面もあるため、評価はシビアです。
- 目標未達時のペナルティ
- 減給制度の存在
- 基本給・歩合給の条件確認
インセンティブで増える分には良いですが、減るリスクもある点は理解しておきましょう。
オファーレター等で、給与の条件をしっかり確認することが大切です。
配属とキャリア
希望の職種や勤務地がある場合、選考中に明確に伝えておくことをおすすめします。
口コミでは「聞いていた職種と違う業務に就かされた」という不満もありました。
- 配属や勤務地の確認
- 職種ミスマッチの可能性
- キャリアパスの自主設計
入社前にどの事業部に配属予定か、転勤や常駐の可能性などを確認すべきです。
自分は将来どうなりたいのかを明確に持ち、能動的に動くことが重要です。
よくある質問｜C-mindは「やばい」のか徹底調査
C-mindへの転職や就職を検討する際によくある質問にお答えします。
「最終面接」と「社員数」について、情報をもとに解説します。
- 最終面接はどんな感じ？
- 社員数は？
これらの疑問を解消し、不安を少しでも取り除きましょう。
最終面接はどんな感じ？
C-mindの採用面接は、大きく2回（一次＋最終）行われるケースが多いようです。
最終面接は役員クラスの面接官が対面で担当し、比較的フランクな雰囲気で進むことが多いようです。
- 面接は2回（一次＋最終）
- 最終面接は役員クラスが担当
- 雰囲気はフランクな傾向
圧迫的な質問はなかったとの口コミもあり、志望動機やキャリアプラン、人柄を確認する質問が中心になると考えられます。
緊張しすぎず、自分の熱意や人となりが伝わるようハキハキと答えると良いでしょう。
社員数は？
C-mindの社員数（従業員数）は、約328名（グループ全体）です。
この数字は2024年12月時点のもので、現在も採用により増加している可能性があります。
- 約328名（グループ全体）
- 2024年12月時点のデータ
- 平均年齢は26歳と若い
社員の平均年齢は26歳で非常に若く、役職者でも平均31歳というデータがあります。
創業時はわずか3名でスタートし、10年強で300名超まで増えたという急成長ぶりがわかります。
まとめ｜C-mindは本当に「やばい」のか徹底調査
C-mindは本当に「やばい」のか、本記事の内容を総合的にまとめます。
結論として、一部に「やばい」（大変だ）と感じる要素はあるものの、それだけではなく魅力も多い会社です。
- 悪い口コミ: 長時間労働、インセンティブ頼みの給与、配属ミスマッチ、体育会系ノリ。
- 離職率: 公式データなし（求人では定着率95%）、若手の早期離職も一定数存在。
- パワハラ: 露骨なものはないが、同調圧力や精神的プレッシャーを感じる声も。
- 良い口コミ: フラットな社風、人が良い、若手が成長できる環境、成果次第で高収入。
- 会社概要: 2011年設立、14期連続増収の急成長ベンチャー、平均年齢26歳。
- 強み: 独自サービス（スリホ）、若手登用、高い収入ポテンシャル、チームワーク。
- 平均年収: 約360万〜380万円。インセンティブで大きく差がつく給与体系。
- 勝ち組か: 会社は成長中。成果を出せる人にとっては「勝ち組」キャリアのチャンス。
- 就職難易度: さほど高くない。人物・ポテンシャル重視の採用。
- 総合評価: 人を選ぶ会社。成長環境◎、WLB・安定性△。
- おすすめできる人: 成長意欲が高い、タフ、主体的、社交的な人。
- おすすめできない人: 安定志向、WLB重視、受け身、専門職志向の人。
- 注意点: 固定残業代、減給リスク、配属ミスマッチに注意。自己管理が重要。
C-mindが「やばい会社」かどうかは、見る人の視点によります。
ハードワークや成果主義を「成長機会」と捉える人からすれば、全く問題ではありません。
「覚悟して入ればやりがいも報酬もやばいくらい得られるが、覚悟なしに入るとやばいくらい大変」な会社と言えるでしょう。