給与明細を開くとき、ボーナスの支給額を見るとき、ほんの一瞬だけ指が止まること、ありませんか
「リコージャパンの年収って、もしかして低いんじゃないか」
そう感じてこのページにたどり着いたあなたは、たぶん今、自分の感覚が正しいのかどうかを確かめたいはずです
先に結論からお伝えします
「リコージャパンの年収が低い」と感じるその違和感は、甘えではありません
同年代の市場相場と照らし合わせたときに生まれる、正当なズレの感覚なんです
ただし、ここで止まってしまうのはもったいない話です
この記事は、あなたに「今すぐ転職しろ」とけしかける記事ではありません
リコージャパンに残るという判断も、転職を検討するという判断も、あなた自身が事実をもとに選べるようになる、そのための記事です
- 「リコージャパンの年収が低い」というあなたの感覚は正しいのか
- リコージャパンの年収は実際いくらで、なぜ「低い」と感じるのか
- リコージャパンに残るべき人と、転職を検討すべき人の違い
- 残るにせよ転職するにせよ、最初に踏み出すべき小さな一歩
読み終わるころには、頭の中にあった「なんとなく年収が低い気がする」というモヤモヤが、「自分が次に何をすればいいか」という具体的な行動のイメージに変わっているはずです

正直、年収が低いって不満に思うの、自分の甘えなんじゃないかって思ってて……。大企業に入れたのに贅沢ですかね?



いいえ、その違和感にはちゃんと理由があります。まずは感情ではなく、数字で一緒に確かめていきましょう。話はそれからです。
それでは、ひとつずつ整理していきましょう
「リコージャパンの年収が低い」と感じるあなたへ|その違和感は、正しい


まず、この記事でいちばん伝えたいことを先にお伝えします
リコージャパンの年収が「低い」と感じているなら、その感覚はおそらく正しいです
それは、あなたの努力が足りないからでも、感謝が足りないからでもありません
同じ年代、同じ職種で働く人たちの「相場」と比べたときに生まれる、ごく自然な違和感なんです
なぜそう言い切れるのか、その根拠はこの記事の後半でデータをもとに順番にお見せします
ここではまず、あなたが抱えている「罪悪感」のほうを先に下ろしてもらいたいんです
「不満を感じる自分が甘えなのか」と思っていませんか


給与明細を開くとき、無意識に少し身構えていませんか
「リコージャパンって、世間的には大きくて安定した会社だ」
「それなのに年収に不満を持つなんて、自分はわがままなんじゃないか」
そうやって、自分の気持ちに自分でフタをしていませんか
でも、同じように感じている人は、あなただけではありません
転職や就職の口コミサイトには、こんな声が実際に投稿されています
「年収420万円、月給26万円、賞与105万円。同年代の人と比べて圧倒的に少ない。なんでこんな給与なのかと泣けてくる」(営業職 / 新卒入社 / 在籍3〜5年 / 男性)
引用元:エン カイシャの評判「リコージャパンの年収・給与」より
「泣けてくる」
この一言に、たくさんの気持ちが詰まっていると思いませんか
これは決して、弱音でも甘えでもありません
毎日まじめに働いている人が、同年代の相場とのズレに気づいてしまった、というだけのことです
気づいてしまったこと自体は、悪いことではありません
むしろ、自分の市場価値に目を向けられたという意味では、大事な一歩を踏み出しているんです
結論:あなたの「低い」という感覚には、ちゃんと理由がある


「低い気がする」という感覚は、ふわっとした気のせいではありません
そこには、はっきりとした理由があります
この記事の後半で、その理由を大きく3つに分解してお見せします
ここで、ひとつだけ約束させてください
この記事は、あなたを転職に追い込むための記事ではありません
リコージャパンには、年収以外の魅力もちゃんとあります
だから、残るという判断も、立派な選択肢として最後までフェアに扱います
ゴールは、あなたが「なんとなく不安」な状態から抜け出して、事実をもとに自分で進路を選べるようになることです



つまり、感情で「辞める・辞めない」を決める前に、まず「本当に低いのか」を数字で確かめるんですね。



その通りです。順番が大事なんです。数字を見て、不満の正体を分解して、それから「残る・転職する」を考える。この順番なら、後悔しにくくなります。
リコージャパンの年収は実際いくら?データで現在地を確認する


「低い気がする」を「低い、または低くないと、数字で言える」状態に変えていきましょう
そのためには、まず正しいデータを見る必要があります
そして実は、ここで多くの人がつまずく落とし穴があるんです
まず整理|「リコー」と「リコージャパン」の年収は別物です


ネットで「リコー 年収」と検索すると、「平均年収860万円」といった数字が出てきます
それを見て、「え、自分の年収と全然違う」と落ち込んだ経験はありませんか
実は、そこには大きな勘違いが隠れています
「リコー」と「リコージャパン」は、名前は似ていますが、年収の水準がそもそも違う会社です
- 株式会社リコー … メーカー本体。有価証券報告書ベースの平均年収は約860万円(2023年度)
- リコージャパン株式会社 … 国内の販売・サービスを担う会社。口コミサイトの集計では平均458万〜569万円台
つまり、ネットで見かける「860万円」は、メーカー本体であるリコーの数字です
あなたが働いているリコージャパンの数字ではありません
この2つを混同したまとめ記事も世の中には多いので、まずここをはっきり切り分けておきましょう
なぜ「販売会社」は本体より年収水準が下がりやすいのか
一般的に、メーカー本体(製品を企画・開発する会社)と、その製品を売る販売会社では、給与のテーブルが分かれていることが多くあります。本体は研究開発や本社機能が中心で、利益率の高い事業を担うため平均年収が高くなりやすい一方、全国の顧客に対面で営業・サポートを行う販売会社は、人数も多く、職種の幅も広いため、平均年収は本体より低めに出やすい構造があります。これはリコーグループに限った話ではなく、多くの大手メーカーグループに共通する傾向です。だからこそ「グループ全体の平均」ではなく「リコージャパン単体の数字」で自分の現在地を見ることが大切なんです。
リコージャパンの平均年収は、調査サイトでこれだけ振れる


では、リコージャパン単体の平均年収はいくらなのでしょうか
ここで知っておいてほしいのは、「正解の数字はひとつではない」ということです
主要な口コミサイトの集計値を並べると、こんなふうに数字が振れています


引用元:エン カイシャの評判「リコージャパンの年収・給与」、OpenWork「リコージャパン株式会社 年収・給与制度」、OpenMoney「リコージャパンの年収・給与制度」から各社の閲覧時点の集計値を要約
同じ「リコージャパンの平均年収」なのに、458万円から569万円まで、100万円以上の幅があります
なぜこんなにバラつくのかというと、サイトごとに集計している人数も、回答者の平均年齢も違うからです
たとえば平均年齢が高いサイトほど、年収の数字は自然と上振れします
ここから言えることは、ひとつです
ネットの「平均年収」をひとつだけ拾って鵜呑みにしても、あなた個人の現在地は分からない
これは後半の話につながる、とても大事なポイントなので覚えておいてください
職種別に見ると、もっとリアルが見えてくる


会社全体の平均年収だけでは、まだぼんやりしています
もう一歩踏み込んで、職種別の平均年収を見てみましょう
OpenWorkの社員クチコミの集計では、職種ごとにこれだけの差が出ています


引用元:OpenWork「リコージャパン株式会社 年収・給与制度」より(閲覧時点の集計値)
同じ会社の中でも、カスタマーエンジニアと企画職では、平均年収に200万円前後の開きがあります
とくに、複合機などの保守を担うカスタマーエンジニアの平均年収が、職種の中でいちばん低い水準に出ています
もしあなたがこの職種なら、「低い気がする」という感覚は、データの上でも裏づけられているということです
そして、いちばん胸に刺さるのは、若手から出ているこんな声です
「年収事例340万円。給料は低い部類に入ると思います。キャリアを積んだ先輩たちが、かなり低めの給料で嘆いている」(カスタマーエンジニア / 新卒入社 / 在籍3年未満 / 男性)
引用元:OpenWork「リコージャパン株式会社 年収事例」より
これが、いちばん怖い話だと私は思います
今の自分の年収が低いだけなら、「これから上がるはず」と思えます
でも、キャリアを積んだ先輩たちが嘆いている姿を見てしまうと、10年後の自分の姿まで見えてしまうんです
ただ、ここで強調しておきたいことがあります
この数字は、あくまで社員が自己申告した「閲覧時点の集計値」です
口コミサイトには不満を持つ人の声が集まりやすい、というクセもあります
だからこそ、最後に頼りになるのは「あなた自身の市場価値」という具体的な数字です
その確かめ方は、記事の後半でしっかりお伝えします
なぜ「低い」と感じるのか|年収不満の”正体”は3つに分解できる


「年収が低い」という言葉は、実はかなり大ざっぱな言葉です
その一言の下には、もっと具体的な3つのモヤモヤが隠れています
この3つを切り分けられると、自分が本当は何に不満なのかが、はっきり見えてきます
- 正体①:昇給カーブが緩い(年1回・上がり幅が小さい)
- 正体②:スキルが伸びている実感がない
- 正体③:複合機市場の縮小と希望退職という、将来への不透明感
ひとつずつ見ていきましょう
正体①:昇給カーブが緩い(年1回・上がり幅が小さい)


1つ目の正体は、昇給のスピードです
口コミを見ると、リコージャパンの昇給は年1回(4月)で、年功序列の色が濃いという声が多く見られます
そして「若手のうちは、上がり幅が小さい」という声も目立ちます
実際に、こんな傾向の声が集まっています
「昇給は年1回だが、あまり年収が上がらない」「給料の上がり幅がない」「給与水準については、正直なところ競争力がない」
引用元:OpenWork「リコージャパン株式会社 年収・給与制度」から傾向を要約
頑張っても、その努力が翌年の数字でほとんど返ってこない
これは、想像以上に人のモチベーションを削っていきます
たとえるなら、坂道を全力で走っているのに、メーターがほとんど動かない車に乗っているような感覚です
「今が低い」だけなら、まだ耐えられます
でも「これから先も、急には上がらなそうだ」と分かってしまうと、不満は一気に重くなります
あなたが感じているモヤモヤの一部は、たぶんこの「昇給カーブの緩さ」から来ています
正体②:スキルが伸びている実感がない


2つ目の正体は、年収そのものとは少しズレた場所にあります
それは、「この職種、この会社で、自分のスキルは伸びているのか」という不安です
口コミサイトには、退職した若手のこんな声があります
「職種としての成長性が無かった。このまま続けても、身につくスキルが広がらないと感じた」(カスタマーエンジニア / 新卒入社 / 在籍3年未満 / 退職済み / 男性)
引用元:OpenWork「リコージャパン株式会社 退職検討理由」より
ここに、大事なことが隠れています
「年収が低い」という不満は、多くの場合「この先も上がらなそう」というスキル停滞の不安とセットになっているんです
逆に言えば、スキルが伸びている実感さえあれば、今の年収が多少低くても「投資期間だ」と思えます
つまり、本当に苦しいのは「低い年収」と「伸びない実感」の両方が重なったときなんです



えっ、自分はただ給料が低いのが嫌なんだと思ってました。でも言われてみると、「このスキルで5年後大丈夫かな」っていう不安のほうが大きいかも……。



私も同じです。お金の不満だと思っていたけど、本当は「成長している手応えがない」のがしんどいんですよね。ここを分けて考えるの、大事ですね。
正体③:複合機市場の縮小と希望退職という、将来への不透明感


3つ目の正体は、会社の「これから」に対する不透明感です
ペーパーレス化が進み、複合機やプリンターの市場は、長い目で見ると縮小傾向にあります
そして実際に、リコーグループでは2024年10月から2025年2月末にかけて、約1,000人規模の希望退職が募集されました
こうした動きを目にすると、「自分の会社の10年後はどうなるんだろう」という不安が、じわじわと心に積もっていきます
管理職クラスからも、こんな声が出ています
「中堅・若手が将来を描けず、離職者が続出している」(SE / 新卒入社 / 在籍10〜15年 / 課長)
引用元:OpenWork「リコージャパン株式会社 退職検討理由」より
若手だけでなく、課長クラスの人が「若手が将来を描けない」と感じている
これは、あなたの不安が「気のせい」ではないことの、ひとつの裏づけだと思います
ただし、ここはフェアにお伝えしておきます
リコージャパンも、ただ手をこまねいているわけではありません
従来の「モノを売る」営業から、お客様の課題を解決する「コトを売る」ソリューション営業へと、ビジネスのかたちを変えようとしています
だから「会社に未来がない」と決めつける必要はありません
大事なのは、その変化の途中にある不透明感が、今のあなたの不満を増幅させている、という事実を冷静に見ることです
同年代の市場相場と比べてみる|あなたの年収は「相場」とどれだけ違う?


ここまでで、不満の正体が3つに分解できました
次にやることは、「自分の年収を、外の世界のものさしと比べてみる」ことです
社内だけを見ていると、低いのか高いのか、本当のところは分かりません
ITエンジニアの年代別 平均年収という「ものさし」


まず、IT業界全体のものさしを見てみましょう
転職サービスのdodaが公開している、ITエンジニアの年代別の平均年収です
年代が上がるにつれて、どう変化していくかを見てください


引用元:doda「ITエンジニアの平均年収」より(閲覧時点の公開値)
IT業界全体では、20代で約378万円、30代で約499万円、40代で約618万円と、年代とともに右肩上がりに伸びていく傾向があります
ここで、あなた自身の年齢と年収を、この数字に当てはめてみてください
相場より上にいますか、それとも下にいますか
注意してほしいのは、この数字はあくまで「市場相場の目安」だということです
dodaの登録者データをもとにした集計なので、国の公的な統計とは性格が違います
それでも、「自分の年収が世の中のどのあたりにあるのか」を知る、おおまかな地図にはなります
「低い」と分かったとき、初めて”選択肢”が見える


相場と自分の年収を比べてみて、ズレを感じたとしても、落ち込む必要はありません
むしろ、そのズレが見えた瞬間に、あなたは初めて「選択肢」を手に入れたんです
ズレが見えていないうちは、「我慢する」か「なんとなく不安なまま過ごす」しかありません
でも、ズレがはっきり見えると、「納得して残る」「条件を変えるために動く」という選択が、現実のものになります
つまり、数字を知ることは、辞めるための準備ではありません
「自分で決めるための準備」なんです
あなたは今、選択肢を持っていますか
それとも、「なんとなく不安」のまま、その場で足踏みしていませんか
リコージャパンに「残るべき人」と「転職を検討すべき人」


ここからは、いよいよ「で、自分はどうすればいいのか」という話に入ります
大前提として、転職が正解で、残るのが不正解、ということは絶対にありません
あなたが何を大事にするかによって、合理的な答えは変わります
残るのが合理的な人|安定・働き方・勤務地を最優先するなら


まず、リコージャパンに残ることが合理的な人について話します
年収の話ばかりしてきましたが、リコージャパンには、年収以外のはっきりした強みがあります
働き方に関する口コミには、こんな声があります
「2023年度の平均残業時間は13.5時間。フレックスタイム制が多くの部門で適用されており、1日の標準労働時間は7時間30分」
引用元:OpenWork「リコージャパン株式会社 年収・給与制度」より
残業時間が比較的おさえられていて、フレックスやテレワークも使える
さらに、健康経営優良法人「ホワイト500」に8年連続で認定されているという実績もあります
大きなグループ企業ならではの安定性や、福利厚生の手厚さも、軽く見るべきではありません
たとえば、こんな人は残るほうが合理的かもしれません
- 小さな子どもがいて、今は生活リズムを崩したくない
- 住宅ローンや家庭の事情で、収入の安定を何よりも優先したい
- 今の勤務地を離れられない事情がある
- 残業の少なさやワークライフバランスに、強い満足を感じている
こうした価値観に当てはまるなら、残るという判断は「逃げ」でも「妥協」でもありません
自分が大事にしているものを、ちゃんと守るという、立派な決断です
転職を検討する価値が高い人|年収とスキル成長に納得できていないなら


一方で、転職を「検討する価値」が高い人もいます
ここで言っているのは「転職すべき」ではなく、「一度、外の世界を見てみる価値がある」という意味です
たとえば、こんな人です
- 同年代の市場相場と比べて、自分の年収に明らかな差を感じている
- 昇給カーブの緩さに、もう希望が持てなくなっている
- 今の職種で、スキルが伸びている実感がまったくない
- 複合機事業の将来不安が、どうしても頭から離れない
こうした項目に多く当てはまるなら、今のまま我慢を続けるのは、もったいないかもしれません
退職を検討した人の理由を見ても、「同業他社に比べて年収が低い」「給料の上がり幅がない」といった声が上位に並んでいます
ただ、何度でも繰り返します
「検討する価値が高い」と「今すぐ辞めるべき」は、まったく別の話です
まずは情報を見る、それだけで十分なんです
どちらを選ぶにせよ、共通する「最初の一歩」


残る人と、転職を検討する人
進む方向は逆に見えますが、実はスタート地点はまったく同じです
それは、「自分の市場価値を正確に知ること」です
市場価値を知らないまま残るのは、「思考停止の現状維持」です
市場価値を知らないまま辞めるのは、「ただの博打」です
どちらも、あとから後悔しやすい選び方なんです
逆に、自分の市場価値が分かっていれば、「この条件なら納得して残ろう」とも「この差なら動こう」とも、自信を持って言えます
だからこの記事では、残る人にも転職を検討する人にも、同じ「最初の一歩」をおすすめしています



市場価値を知るのって、転職する人だけのものだと思っていました。残る人にも必要なんですね。



そうなんです。市場価値を知らずに残るのは、値段を見ずに買い物を続けるようなものですから。知ったうえで「残る」を選べば、それは納得の選択になります。
「複合機の会社にいた自分なんて」と思わないで|あなたの経験は、外で評価される


ここで、ひとつ確認させてください
「複合機の会社にいた自分なんて、どこも雇ってくれない」
もし、そんなふうに自分を低く見積もっているなら、それは大きな誤解かもしれません
リコージャパン出身者の転職先は、外資大手ITに広がっている


実際に、リコージャパンを経験した人たちが、どんな会社へ移っているか
転職市場の調査をまとめた記事によると、その転職先には、外資系の大手IT企業がずらりと並んでいます
Salesforce、Microsoft、AWS、VMware、Box、IBM、Oracle、HP、Dell といった名前です
「リコージャパン出身者は、Salesforce、Microsoft、AWS、VMware、Box、IBM、Oracle、HP、Dell など、大手の外資IT企業へ多く転職している」
引用元:外資転職ドットコム「リコージャパンの退職理由は?転職先は?」より要約
なぜ、リコージャパン出身者がこうした企業で求められるのでしょうか
それは、あなたの仕事を「複合機を売る・直す仕事」だと狭く捉えているのは、もしかしたら自分自身だけだからです
外から見れば、それは「法人のお客様に対して、IT機器やシステムを提案し、導入し、運用を支える仕事」です
顧客の課題をヒアリングする力、現場でトラブルに対応する力、組織を相手に信頼を積み上げる力
これらは、外資ITの法人営業やプリセールス、カスタマーサクセスといった職種で、そのまま強みになります
ただし、ここで誤解しないでください
「リコージャパン出身なら、誰でも外資に行ける」という話ではありません
あくまで「そういう道もある」という事実であって、そこに到達できるかどうかは、次にお話しする一点にかかっています
評価されるのは「経験」ではなく「言語化された経験」


転職市場で評価されるのは、「経験」そのものではありません
「言語化された経験」です
同じ仕事をしてきた2人でも、それを職務経歴書にどう書けるかで、市場の評価はまったく変わります
たとえば、「複合機の保守を担当していました」と書くだけでは、何も伝わりません
そうではなく、「ある顧客で、どんなトラブルが起きていて、それをどう切り分けて、どう解決し、その結果どうなったか」
この「課題→打ち手→成果」のストーリーで書けたとき、初めてあなたの経験は相手に届きます



職務経歴書って、今の業務内容をコピペして貼っておけばいいんですよね?



それだと「何をやったか」しか伝わりません。大事なのは「どんな課題を、どう解決したか」です。同じ経験でも、書き方ひとつで評価は何倍にも変わるんですよ。
とはいえ、自分の経験を自分ひとりで言語化するのは、想像以上に難しい作業です
「自分にとっては当たり前」のことほど、価値に気づけないからです
だからこそ、次の章でお話しする「具体的な進め方」が大事になってきます
残る・転職する、どちらを選ぶにせよ|市場価値を確かめる3ステップ


ここからは、いよいよ具体的な行動の話です
「自分の市場価値を確かめる」と言っても、何から手をつければいいか分からない、という人は多いはずです
やることは、たった3ステップです
ネットの平均年収ではなく、自分のスキル・経験・年代での「具体的な想定年収」を知る
「担当業務の羅列」ではなく「課題→打ち手→成果」のストーリーに変換する
1社に絞らず、複数の視点を取り入れて、偏りのない情報を集める
ひとつずつ、くわしく見ていきましょう
ステップ1|自分の市場価値を正確に把握する


最初のステップは、自分の市場価値を「具体的な数字」で把握することです
ここまで見てきたとおり、ネットの平均年収は458万円から569万円まで、サイトによって大きく振れていました
あんなにバラつく数字を、自分の判断材料にはできません
必要なのは、「あなたのスキル」「あなたの経験」「あなたの年代」をふまえた、あなた専用の想定年収です
これは、自己診断だけではどうしても精度が出ません
実際に企業がいくらで採用しているかを知っている、第三者のプロの目が必要になります
ステップ2|これまでの経験を棚卸しして、職務経歴書に言語化する


2つ目のステップは、経験の棚卸しです
先ほどお伝えしたとおり、評価されるのは「言語化された経験」でした
リコージャパンでのあなたの仕事を、「課題→打ち手→成果」のかたちに書き直していきます
顧客との折衝、提案、導入、トラブル対応、保守運用
そのひとつひとつに、「なぜそれをやったのか」「どう工夫したのか」「結果どうなったのか」を書き添えていく作業です
ただ、これを一人でやると、どうしても主観に偏ります
「こんなの当たり前のことだ」と、自分で勝手に削ってしまうんです
だからこそ、書類を客観的に添削してくれる相手がいると、評価される経歴書に仕上がりやすくなります
ステップ3|複数のIT特化型エージェントを比較して使う


3つ目のステップは、相談先を「複数」持つことです
転職エージェントを1社だけしか使わないと、その会社が得意とする分野の求人しか見えなくなります
視野が狭まったまま、「これがあなたの市場価値です」と言われても、それを信じきれませんよね
とくに、ITエンジニアやSE、カスタマーエンジニアの経験を活かしたいなら、IT分野に特化したエージェントを選ぶのが鉄則です
IT特化型のエージェントには、技術の話がそのまま通じる、想定年収を具体的に出してくれる、職務経歴書の添削や面接対策をしてくれる、といった強みがあります
たとえばIT特化型の転職エージェントの中には、20代で前職より平均120万円、30代で平均160万円の年収アップ実績を持つところや、求人を45,000件以上抱えるところ、求人55,489件で支援を通じた転職成功率96%をうたうところもあります
こうしたサービスを2〜3社、無料の範囲で比較して使うのが、いちばん効率がいいんです



エージェントは最低でも複数社、IT特化型を比較して使うんですね。



はい。1社だけだと、その会社の色眼鏡で市場価値を見ることになります。複数の意見を聞いて初めて、自分の本当の現在地が立体的に見えてくるんです。
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正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
まとめ|「年収が低い」のモヤモヤを、次の一歩に変える


ここまで、長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました
最後に、この記事の要点を振り返っておきましょう
この記事の要点をおさらい


- 「リコージャパンの年収が低い」という違和感は甘えではなく、市場相場との正当なズレ
- リコー本体(約860万円)とリコージャパン(口コミ集計で458〜569万円台)の年収は別物。職種別の差も大きい
- 年収不満の正体は「昇給カーブの緩さ」「スキル停滞の不安」「将来の不透明感」の3つに分解できる
- 残る判断も、転職を検討する判断も、出発点は同じ「自分の市場価値を知ること」
- リコージャパンの経験は外でも評価される。ただし鍵になるのは「経験の言語化」



いいですか、いちばん大事なのは「残るか、辞めるか」を今すぐ決めることではありません。「自分の市場価値を知ること」です。それさえ分かれば、残る判断にも、転職する判断にも、自信が持てるようになります。
よくある質問(FAQ)


- リコージャパンの年収は、本当に低いのですか?
-
口コミサイトの集計では平均458万〜569万円台で、サイトによって幅があります。ネットでよく見る「約860万円」はメーカー本体である「リコー」の数字で、販売会社の「リコージャパン」とは別物です。同年代のITエンジニア市場相場(30代で約499万円など)と照らし合わせて、ご自身の現在地を確認するのがおすすめです。
- 年収が低いと感じたら、今すぐ辞めるべきですか?
-
急ぐ必要はありません。まずは自分の市場価値を確かめてから、残る・転職するを選べば十分です。市場価値を知らないまま残るのも、知らないまま辞めるのも、後悔につながりやすい選び方です。無料でできる相談・情報収集から始めるのが、リスクの少ない第一歩です。
- カスタマーエンジニアや複合機の経験しかなくても、転職できますか?
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法人のお客様にIT機器やシステムを提案・導入し、運用を支えてきた経験は、外資ITの法人営業やプリセールス、カスタマーサクセスなどで評価されることがあります。実際にリコージャパン出身者は外資大手ITへ多く転職しています。鍵になるのは、その経験を「課題→打ち手→成果」のストーリーとして言語化できるかどうかです。
辞めなくてもできる「無料相談・情報収集」から始めよう


この記事を閉じたあと、もし何もしなければ、来月もまた同じ気持ちで給与明細を見ることになります
でも、「確かめる」だけなら、今日からリスクゼロでできます
自分の市場価値を知ること、それは辞めるための行動ではなく、自分の人生を自分で選ぶための行動です
年収への違和感を抱えていたあなたは、もう「なんとなく不安」な場所にはいません
不満の正体を3つに分解できて、残る人にも転職を検討する人にも共通する「最初の一歩」が見えているはずです
あとは、その一歩を、あなたのタイミングで踏み出すだけです
下のランキングから、まずは気になったエージェントに「情報収集だけ」のつもりで相談してみてください
そこで聞いた「あなたの市場価値」が、残るにせよ転職するにせよ、これからの判断の確かな土台になります
ITエンジニア経験者向け


ITエンジニア経験者のみなさんが、転職で年収をあげるなら「ITに特化した転職エージェントを利用する」のが成功への近道ですよ
求人の数やサポートの質で選ばれている、人気の高い3つのサービスから確認しましょう
- 1位 TechGo(テックゴー)
- 2位 Geekly(ギークリー)
- 3位 レバテックキャリア
それぞれのサービスがもつ強みについて、ここからはくわしく見ていくことにしましょう
1位 TechGo(テックゴー)
年収800万円以上をめざすなら
「TechGO(テックゴー)」がおすすめ
年収アップに特化した
IT転職エージェント
TechGo(テックゴー)は、年収アップの交渉力に強みがあります。たとえば20代の年収だと、前職にくらべて「平均120万円」も上がっています
30代の年収では「平均160万円」も上がっており、今の給料に満足していない人に最適ですよ
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- 面接対策を何度も実施
アドバイザーを選考官に見立てた模擬面接を何度も行うので、本番で力を発揮しやすくなります
独占ルートの求人や、面接が確約された求人など、TechGoだけの特別なチャンスも豊富ですよ



完全無料となっているので、リスク無しで「プロの交渉力」に頼ることができます
2位 Geekly(ギークリー)
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IT・Web・ゲーム業界に特化した
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Geekly(ギークリー)は、45,000件以上の求人をもつ、大手のIT専門転職エージェントです
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自分のスキルを正しく棚卸しできるため、今まで気づかなかった自分の市場価値が見つかりますよ
リモートワークや未経験歓迎など、こだわりの条件から自分にぴったりの職場もかんたんに探せます



企業ごとの選考ポイントをしっかりおさえているので、効率よく内定を目指したい人に向いています
3位 レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITとWebに特化した求人が「55,489件」もあり、毎日更新されています
専門のアドバイザーによるヒアリングが手厚く、希望する企業への転職成功率は "96%" を誇ります
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職務経歴書の添削や模擬面接もしてくれるので、今の仕事を続けながらでも効率よく準備できます
自分の年収を予測できる機能など、納得して意思決定ができる仕組みが整っているのが魅力です



アドバイザーによって提案に差が出ないよう、最初の面談で自分の戦略を伝えておくと安心ですよ
ITエンジニア未経験向け


ITエンジニア未経験の人は、研修や相談体制がしっかりしている転職エージェントを選びましょう
初心者の不安を解消してくれる、サポートが手厚いランキングTOP3を紹介していきます
- 1位 @PRO人
- 2位 キャリアカンパニー
- 3位 ラクスパートナーズ
ひとつずつ中身を確認していきましょう
1位 @PRO人(アットプロジン)
手厚いサポートなら
「@PRO人(アットプロジン)」がおすすめ
エンジニアデビューを徹底サポートする
IT転職エージェント
@PRO人(アットプロジン)は、年収アップした人の割合が「82%」と高く、ユーザー満足度が「90%」と高い評価を得ています
たくさんの求人を無理にすすめることはせず、1人あたり10社程度に絞って丁寧に支援します
- ユーザー満足度90%
- 面談時間は平均2時間
- 担当1人につき10名
キャリア相談には平均で2時間もかけてくれるので、自分の将来についてじっくり話し合えますね
カウンセラー1人あたりが担当する人数は、10名に制限しており、手厚いフォローが約束されています



情報が多すぎて何をえらべばいいか迷ってしまう人に、寄り添ってくれる "心強い味方" になりますよ
2位 キャリアカンパニー
勉強もしたいなら
「キャリアカンパニー」がおすすめ
無料ITスクールで勉強もできる
IT転職エージェント
キャリアカンパニーでは「未経験者」から「実務経験が浅い若手エンジニア」までを対象に、学習支援と転職支援をまとめて受けられます
オリジナルのITスクールを併設しており、転職サポートを受ける人は無料で利用できます
- スキル診断が無料
- スクールを無料で併設
- 5,000人以上の実績あり
今のスキルを客観的に診断してくれるので、次にどのステージを目指すべきかが明確になりますよ
活動の目安は1ヶ月から3ヶ月となっており、スピーディーに新しい環境へ移りたい人に最適です



まだ転職するか決まっていない段階での相談も歓迎しているので、気軽に第一歩を踏み出せますね
3位 ラクスパートナーズ
働きながら学ぶなら
「ラクスパートナーズ」がおすすめ
3か月の研修で土台がつくれる
IT転職エージェント
ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています
入社してから3ヶ月間の実践的な研修を受けられるので、現場で役立つスキルをじっくり学べます
- 未経験採用が95%
- 3ヶ月の実践研修
- 選考結果は当日に連絡
研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね
選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます