「選考結果のお知らせ」というメールの件名を見たまま、ノートPCを閉じることもできずに固まっていた経験
東京海上日動システムズに落ちた直後、画面の前で動けなくなっていたのは、決してあなただけではありません
本命だった会社からのお祈りメールは、エンジニアとしての自分の価値そのものを否定された気がして、しばらくキーボードに触れたくなくなるものなんです
この記事では、東京海上日動システムズに不採用となった人が、まず気持ちを立て直し、落ちた原因を整理し、再挑戦するか方向転換するかを自分の頭で判断できるようになるまでの流れを、順番に解説していきます
新卒、第二新卒、中途、どのフェーズで落ちた人でも当てはまる構造で書いていますので、最後まで読み終えるころには、次の一手が静かに見えてくるはずですよ

正直、お祈りメール見た瞬間、頭が真っ白になりました。自分のスキルが足りなかったのかなって落ち込んでます…。



その気持ち、よく分かります。ただ、落ちた原因は「スキル」じゃないケースがほとんどなんです。今日はそこから一緒に整理していきましょう。
東京海上日動システムズに落ちて落ち込むのは、あなただけじゃありません


東京海上日動システムズの選考に落ちて、自宅の天井を見上げて何時間も動けなかった人は、想像以上に多いです
SNSを開けば、内定報告のポストばかりが流れてきて、自分だけが取り残されたように感じる夜もあるはずです
でも、断言できることがひとつだけあります
東京海上日動システムズに落ちたという事実は、あなたのエンジニアとしての価値そのものを否定したわけではない、という一点です
就活情報サイトのワンキャリアに掲載されている面接体験談を読むと、東京海上日動システムズの面接ではこんな声が目立ちます
「質問に対する回答の内容よりも、会話が上手くできているかどうかを重視」
引用元:ワンキャリア「東京海上日動システムズの面接体験談一覧」より
つまり、しっかり準備して臨んだ人ほど「想定外の角度から会話が深堀りされて、噛み合わないまま終わってしまう」というパラドックスに引っかかりやすい選考なんです
準備が足りなかったわけでも、能力が低かったわけでもなく、選考そのものが「対策」では突破できない設計になっていると知るだけで、自己評価の下げ幅はかなり緩やかになりますよね
「お祈りメール」が届いたあの瞬間の話


あの日のことを覚えていますか
スマホを開いた瞬間、メールアプリの未読バッジに「東京海上日動システムズ株式会社」の文字が見えた、あの数秒間
件名を読む前から、何となく結末は分かっていたかもしれません
本文を開いて、「誠に残念ながら」の一文を見つけた瞬間、無意識にスマホをそっと裏返した記憶
あるいは、画面を消したあと、しばらく天井のシーリングライトを眺めていた、あの気の抜けた時間
その「動けなかった時間」は、あなたが真剣にこの会社を選び、ちゃんと準備し、本気で受けに行った証拠そのものです



私も第二新卒のとき、お祈りメールを5回連続で受け取った時期があったんですが、5回目はもうメールを開く前から半笑いになってました…。あのときは本当に辛かったです。



ミサキさんも経験ありますよね。誰だって通る道です。大事なのは、その動けない時間を「立ち止まる時間」として活用できるかどうか、それだけなんです。
落ちた原因を「能力のせい」にしないでください


不採用通知を受け取った直後、一番やりやすい間違いは「自分の能力が足りなかったからだ」と決めつけてしまうことです
確かに、能力やスキルが原因のケースもゼロではありません
ただし、東京海上日動システムズという会社の選考データを見ると、能力不足が主因ではないことが見えてきます
就活情報メディアの集計によれば、東京海上日動システムズの新卒採用倍率はおおむね30〜40倍と推定されています
仮に倍率30倍であれば、30人に1人だけが通過する世界です
つまり、応募者の96.7%は通過できないわけで、あなたはそのうちの「1人」だっただけ、と考えても何の言い訳にもなりません
- 採用倍率:30〜40倍(推定)
- 採用人数:直近で100名前後(新卒中心)
- 学歴フィルター:公式には存在しないとされる(中堅大学からの内定実績あり)
- 選考難易度:5点満点中4.2点(就活情報サイト評価)
このデータを見て、まず気づいてほしいのは「あなたが落ちた競争は、最初から狭き門だった」という事実です
30人の応募者が同じ部屋に並んでいて、そのうち29人がお祈りメールを受け取る、そんな確率帯で戦っていたわけです
「自分は能力不足だ」と結論づけるには、サンプル数が圧倒的に足りていないんですよ
そもそも、東京海上日動システムズはどんな会社ですか?


不採用の原因を分析する前に、もう一度「東京海上日動システムズはどんな会社なのか」を整理しておきましょう
ここを曖昧にしたまま反省すると、的外れな対策ばかりを積み上げてしまうことになります
同社は、東京海上日動火災保険を中核とする東京海上グループのIT戦略を担う、ユーザー系のシステム子会社です
つまり、世の中に向けてITサービスを売っている独立系SIerでも、自社プロダクトを開発している事業会社でもありません
保険会社という「事業会社」のITを内側から支える役割、それがこの会社の本質なんです
東京海上日動グループの「内製IT部隊」という立ち位置


OpenWorkに掲載されている社員クチコミでは、この会社の業務内容がこう説明されています
「東京海上グループのIT戦略を担い、情報システムの企画・提案・設計・開発・保守・運用まで上流工程からプロジェクトに参画」
引用元:OpenWork「東京海上日動システムズ 社員クチコミ」より
注目してほしいのは「企画・提案・設計」という言葉が真っ先に並んでいる点です
つまり、求められているのは「コードを書きまくる人」ではなく、「親会社の保険業務を理解し、それをITでどう支えるかを企画して、ベンダーをコントロールできる人」なんです
もう少し具体的に言うと、業務はおおむね次のような分担に分かれています
- 親会社の保険業務を理解し、ITで何を解決するかを企画する役割
- システム全体の設計と、ベンダー(=外部の開発会社)へのコントロール
- 大規模システムの保守・運用と障害対応
- 新しいテクノロジーを保険業務に応用する研究・先行開発
純粋なコーディング作業は外部のベンダーに任せ、自社の社員は「業務と技術の橋渡し役」を担う、という分担になっているわけです
この構造を理解しないまま「ITが好きだから」「年収が高いから」だけで応募すると、面接の深堀りでミスマッチが浮き彫りになります



えっ、じゃあ自分でガリガリコード書きたい人は、そもそも合わないってことですか?



合わないというより、「最初は開発するけど、5年10年たつとマネジメント中心になる」と理解したうえで入る必要があるんです。そこのギャップで早期離職する人も少なくありません。
ユーザー系SIerが求める人材像と、独立系・自社開発との違い


SIerと呼ばれる企業は、大きく3つに分類されます
「ユーザー系」「メーカー系」「独立系」の3分類で、それぞれカルチャーも求める人材像も大きく違うんです
東京海上日動システムズは、このうちの「ユーザー系」に位置づけられます
3分類の違いを、表で並べて見てみましょう


引用元:エンジニア就活「SIer企業の4分類」、ASSIGNメディア「SIerの分類と特徴」より要約
この表を見ると、東京海上日動システムズが属する「ユーザー系」の特徴がはっきりします
強みは「安定」と「上流工程の経験が積みやすい」こと
弱みは「自分でゴリゴリ開発する経験は積みにくい」こと、です
合う人:業務知識(保険・金融・経営など)に興味があり、技術を「目的ではなく手段」と捉えられる人
合わない人:技術そのものを深く追いたい、最新のフレームワークやコーディングで価値を出したい人
もし、あなたが「コードを書く時間が一番楽しい」「技術で価値を出したい」というタイプなら、ユーザー系SIerはそもそも相性が良くない可能性があります
この相性のミスマッチは、面接官側にも見抜かれてしまうので、結果としてお祈りメールにつながる、というわけです
東京海上日動システムズに落ちた人がやっていた4つの共通パターン


ここからは、東京海上日動システムズに落ちた人が陥っていた「共通パターン」を4つに整理します
大事なのは、これは「あなたを責めるためのリスト」ではなく、「次に同じ轍を踏まないための地図」だ、という前提です
読みながら、自分がどれに当てはまるか、頭の片隅で照らし合わせてみてください
パターン①「企業研究が甘く、ユーザー系SIerの役割を分かっていない」


最も多い不採用パターンが、これです
「ITだから」「大企業だから」「金融系だから安定してそう」という、ふんわりした動機で応募してしまうケースです
面接官は当然、「うちは何の会社ですか」「親会社のビジネスとどう関わりますか」と聞いてきます
ここで、「保険会社のシステムを作る会社」程度の答えしか返せないと、面接官の表情が一段冷たくなります
ユーザー系SIerに応募する以上、最低限こんなポイントは押さえておく必要があります
- 親会社の事業内容(損害保険のビジネスモデル、収益源、競合)
- 親会社が直面しているIT課題(レガシー基幹システム、データ活用、保険DXなど)
- システムズ社が担う領域(企画・設計・運用・新技術検証)
- 自分のスキルが、どの領域でどう活かせるかの仮説
これらが言語化できないまま面接に行くと、「うちじゃなくてもいいよね」と判断されるのは、ある意味で当然なんです
パターン②「志望動機が他社でも通用する一般論で終わっている」


2番目に多いのが、志望動機がふわっとしすぎているケースです
「IT技術で社会に貢献したい」「成長できる環境で挑戦したい」「大規模なシステムに関わりたい」
正直、どれも間違っていません
ただ、これらはNTTデータでもアクセンチュアでも富士通でも、丸ごとそのまま通用してしまう動機です
就活情報メディアのキャリアブレインも、こう指摘しています
「志望動機を明確にするとは『なぜ○○株式会社でないといけないか』を明確にすること」
引用元:キャリアブレイン「東京海上日動システムズの選考に落ちた」より
つまり、「ITに興味があります」だけでは弱くて、「なぜ独立系SIerじゃなくユーザー系か」「なぜ金融系の中でも東京海上日動システムズか」まで、階段状に絞り込めているかが問われます
志望動機の絞り込み方は、こんなイメージです
業界全体への興味の出発点を、自分のエピソードで語る
独立系・メーカー系ではなくユーザー系を選ぶ理由を、業務理解への興味とセットで語る
競合のユーザー系SIer(損保ジャパン系、SOMPOシステムズなど)と比較したうえで、この会社ならではの強み・取組みに自分の興味を結び付ける
この3段階で絞り込めていれば、面接官に「なぜ他社じゃダメなんですか」と聞かれた瞬間、ためらわず答えられる状態になります
パターン③「自己分析が浅く、コンピテンシー面接で深掘りに耐えられなかった」


東京海上グループの面接は、いわゆるコンピテンシー面接と呼ばれる独特なスタイルで知られています
もう少し噛み砕くと、「幼少期から現在までの人生を、複数のキーワードで深堀りされる面接」のことです
具体的には、こんな展開になります
「小学校・中学校・高校・大学それぞれの時期について、3つのキーワードを挙げてエピソードを説明するよう求められることがあります」
引用元:落ちた.com「東京海上日動に落ちた原因」より
各時期について「なぜ」「どうして」と何段階も掘り下げられるため、表面的に準備した回答だと途中で破綻します
「幼少期からの自己分析が浅く、深掘りに対応できなかった」
引用元:落ちた.com「東京海上日動に落ちた原因」より
これ、本当に多いんです
エントリーシートを書く時点で「一通り答えられる」状態になっていても、面接で「なぜそう思ったのか」「その時どう感じたのか」と3段4段と深掘りされると、自分でも何が本当だったか分からなくなります
さらに厳しいのは、エピソード間の一貫性まで見られている点です
「各時期のエピソードが互いに矛盾していると、『この人の本質が見えない』と判断される傾向があります」
引用元:落ちた.com「東京海上日動に落ちた原因」より
つまり、「小学校時代はリーダー気質、中学校時代は内向的、大学時代は再びリーダー、就職してからまた内向的」という形で人格像がブレてしまうと、「この人の核がどこにあるのか分からない」と評価されてしまうんです



これ怖いですね…。私、たぶん自己分析浅いまま面接行ったタイプです。エピソードの一貫性なんて、考えたこともなかったです。



大丈夫です。むしろ気づけた今がチャンスなんです。自己分析は一人で完成させるより、第三者と対話しながら作るほうが圧倒的に深くなりますよ。
パターン④「コードを書きたいタイプで、上流工程中心の業務とミスマッチを起こした」


4つ目は、能力でも準備でもなく、タイプの違いで落ちるケースです
ITエンジニアの中には、コードを書いている時間が一番楽しい、という強い開発志向の人がいます
こうしたタイプの応募者は、技術を語らせると目が輝き、自分が作ったポートフォリオの話になると止まらなくなるはずです
面接官は、この熱意を否定しません
ただし、心の中で同時にこう考えています
「この人、入社後5年たって上流工程・マネジメントに移行する頃に、必ずモヤモヤするだろうな」と
ユーザー系SIerは、若手のうちは多少コーディング業務もありますが、年次が上がると業務理解・要件定義・ベンダー管理が中心になります
「いつかコードから離れる前提のキャリア」を受け入れられるかどうかが、選考通過の隠れた基準なんです
このタイプで落ちた人は、能力が低かったわけではなく、企業との「向き不向き」で見送られただけです
つまり、コードを書きたい志向が強いなら、独立系SIerや自社開発の会社のほうが圧倒的に活躍できる可能性が高い、ということでもあります
再挑戦する場合に押さえておきたい3つの修正ポイント


もし、東京海上日動システムズに再挑戦したい気持ちがあるなら、不採用後の時間を「ただ落ち込む期間」ではなく「次に向けた修正期間」に変えていきましょう
ここでは、特に効果が大きい3つの修正ポイントに絞って解説します
どれも、地道で泥臭い作業ですが、確実に通過率を引き上げてくれる内容です
志望動機を「なぜこの会社か」まで因数分解する


1つ目は、すでに触れた「志望動機の3段絞り込み」を、今度こそ完成させることです
注意点は、エントリーシートに書く400字程度の整った文章とは別に、面接で口頭で深掘りされても破綻しない「素材ストック」を作っておくこと
たとえば、こんな質問の応酬を耐えられるかを試してみてください
- なぜIT業界? → そのきっかけになった具体的な出来事は?
- なぜSIer? → 事業会社の社内SEではなくSIerを選ぶ理由は?
- なぜユーザー系? → 独立系の自由度の高さよりユーザー系の安定を選ぶ理由は?
- なぜ東京海上日動システムズ? → 損保ジャパン系・SOMPOシステムズと何が違うと感じたか?
- あなたが入社したら、3年後・5年後にどんな貢献をする想像をしているか?
この連鎖に対して、淀みなく自分の言葉で語れるようになっていれば、志望動機ブロックでの離脱はほぼ起こりません
逆に、どこかで「あれ、この質問の答え用意してなかった」と詰まる瞬間が出ると、面接官は静かにメモにチェックを入れます
コンピテンシー面接のために「人生の年表」を作る


2つ目の修正ポイントは、過去の自己分析を「年表」というフォーマットで物理的に紙に書き出すことです
頭の中だけで考えていると、必ずどこかで矛盾が生じます
「表面的な回答しか用意していないと、途中で答えに詰まったり矛盾が生じたりしてしまいます」
引用元:落ちた.com「東京海上日動に落ちた原因」より
具体的な作り方を、ステップで紹介します
小学校/中学校/高校/大学/社会人それぞれに、3つのキーワードを当てはめます
例:「部活:チームで全国大会」→なぜ続けられた?→なぜそこを目指した?→なぜそれを大切に感じた?
「チームで成果を出すことに喜びを感じる」「論理的に考える癖がついた」など、3〜4個の核となる価値観を言語化
「ITを通じて、業務改善で組織全体に影響を与えたい」という志望動機を、過去の価値観で裏付けられる状態に整える
この年表を作っておくと、面接で「なぜ大学で○○を選んだのか」と聞かれた瞬間、迷いなく回答できます
大事なのは、紙に書き出すことで、自分でも気づかなかった「人生の通奏低音」が見えてくることです
継続学習の姿勢を「具体的な学習履歴」で示す


3つ目の修正ポイントは、エンジニアらしさを「具体的な学習履歴」で証明することです
キャリアブレインも、選考対策としてこう指摘しています
「入社直後のみならず、目まぐるしく変わるITルールや新言語を身に付けるため、常に新しい情報を吸収する姿勢が大事」
引用元:キャリアブレイン「東京海上日動システムズの選考に落ちた」より
注意したいのは、「常に新しい技術を学んでいます」とだけ伝える人が、面接で一番浮きやすいことです
面接官は、口頭の宣言ではなく、「直近6ヶ月で具体的に何を学んだか」を見ています
こんな粒度で答えられる準備をしておきましょう
- 読んだ技術書3冊と、それぞれから得た学び
- 取得した、または今学習中の資格(基本情報、応用情報、AWS認定など)
- 趣味で動かしているサイドプロジェクト(GitHubのリポジトリ名・使った技術)
- 業務とは別に参加した勉強会・カンファレンス
これらを「点」ではなく「線」で語れると、「この人は本当に学び続ける人だ」と面接官に伝わります



正直に告白すると、私も20代の頃は「勉強してます」と口で言うだけで、具体例が出てこないタイプでした。あの時の自分は、面接官から見ると「うすい応募者」だったと思います(笑)
方向転換する場合の4つの選択肢


「再挑戦する気力は、正直もうそんなに残っていない」
「東京海上日動システムズに固執するより、もっと自分に合う場所を探したい」
そう感じている人もいるはずですし、その気持ちは決して「逃げ」ではありません
ここでは、方向転換するときに知っておきたい4つの選択肢を、フラットな目線で並べます
同じユーザー系SIerに視野を広げる


1つ目の選択肢は、東京海上日動システムズと似た立ち位置の「他のユーザー系SIer」に視野を広げることです
金融系だけでも、損保ジャパン系のSOMPOシステムズ、三井住友海上系、生保各社のシステム子会社など、選択肢は意外に多くあります
さらに、金融以外にも、商社・メーカー・通信・物流など、あらゆる業界の事業会社が独自のシステム子会社を抱えています
東京海上日動システムズで培おうとしていた「業務理解+上流工程」のキャリア像は、他のユーザー系SIerでも十分に実現可能です
ただし、注意点もあります
ユーザー系SIer全般に共通する弱み、つまり「技術力そのものを尖らせるには向かない」というデメリットは、どこに行ってもついて回るという点です
独立系SIerで案件の幅を広げる


2つ目は、独立系SIerに方向転換するルートです
独立系SIerは、親会社を持たないため、特定の業界に縛られず、多様な顧客・多様な案件に触れられる強みがあります
1年目は流通系のシステム、2年目は医療系、3年目は製造業、というように、業界横断で経験を積めるのが特徴です
一方で、独立系SIerの弱みは「案件の質に大きなばらつきがある」ことです
上流から関わる魅力的なプロジェクトもあれば、二次請け三次請けで保守運用しかさせてもらえない案件もあります
就職先として独立系を選ぶときは、「具体的にどんな案件に、どのフェーズから関われるか」を、応募前に必ず確認してください
事業会社(自社開発)でプロダクトに深く関わる


3つ目は、SaaSやWebサービスを自社で開発・運営している事業会社(自社開発)に方向転換するルートです
このルートの大きな魅力は、自分が書いたコードがそのままユーザーに届くスピード感と、プロダクトに対する当事者意識が育つことです
もし、あなたが「コードを書く時間が一番楽しい」「自分のアイデアでプロダクトを改善したい」というタイプなら、ユーザー系SIerより自社開発のほうがはまる可能性が高いです
ただし、ここでも安易な憧れは危険です
自社開発企業の中には、深夜のオンコール対応や障害対応が頻繁な現場もあり、「自社開発=ホワイト」とは限りません
事業フェーズ(シード期、グロース期、成熟期)、エンジニア組織の規模、技術スタックを、応募前に1社1社確認していく必要があります



自社開発に転職すれば、もう客先常駐から解放されて、年収もガッと上がるんじゃないですか!?



その気持ち分かりますが、それはSNSにありがちな成功バイアスです。自社開発でも、人手が足りない現場では深夜デプロイ対応が当たり前というケースもあります。下調べが本当に大事なんです。
SES・受託からキャリアの足場を作り直す


4つ目は、いったんSESや受託開発の会社で足場を作り直す選択肢です
SESや受託というと、ネット上では「やめておけ」と一刀両断されることも多いですが、現実はそんなに単純ではありません
キャリアの初期段階で「複数の現場・複数の業界・複数の技術スタック」に触れられる、というのは大きなメリットです
もし、いまの自分に決定的に欠けているのが「実務経験の幅」だと感じるなら、SES経由で2〜3年経験を積み、その後にユーザー系SIerや事業会社にステップアップする、という戦略も十分に成立します
- どんな業界・どんな案件の現場に入れるか(できれば応募前に確認)
- 客先常駐中でも、自社内研修・勉強会などのスキル支援はあるか
- 本人の意向(スキル方向性)を尊重したアサインをしてくれるか
- 2〜3年後にステップアップを応援してくれる文化があるか
SESを「終着点」ではなく「次のステップへの踏み台」として割り切れるなら、有効な選択肢になります
自分一人で判断できない時の最短ルートは「IT専門のエージェント」に無料相談すること


ここまで、再挑戦と方向転換、2つの道を並列で見てきました
ただし、正直に言いますね
記事を読んだだけで「よし、自分はこっちにする」と即決できる人は、おそらくほとんどいません
そもそも、不採用直後は感情がまだ整理しきれていません
市場の動向も、求人の質も、自分のスキルの市場での評価も、一人で正確に把握するのは不可能に近い領域です
そんなときに、最も時間対効果が高いのが、ITエンジニア経験者向けの転職エージェントに無料相談することなんです
背景となるマクロデータを、もう一度確認しておきましょう
経済産業省「IT人材需給に関する調査」では、2030年時点でIT人材は中位シナリオで約45万人、高位シナリオで最大約79万人不足すると試算されています


引用元:日本経済新聞「IT業界の人材不足とは 2030年に最大79万人」より
もちろん、これは試算値であって実績ではありませんし、職種・スキル領域によって需給の濃淡もあります
それでも、構造的にIT人材が足りないという状況は変わっていません
同じく、日経新聞は厚生労働省の「一般職業紹介状況」を引用してこう報じています
「2025年11月の『情報処理・通信技術者』の有効求人倍率(常用、パート含む)は1.43倍で全体を示す『職業計』は1.12倍だった」
引用元:日本経済新聞「IT業界の人材不足とは 2030年に最大79万人」より
つまり、全職業平均と比較しても、ITエンジニアの求人倍率は依然として高い水準にあります
東京海上日動システムズ1社で不採用になったからといって、IT市場全体があなたを必要としていない、ということには決してならないのです
エージェントに相談すると何が変わるか


IT特化型エージェントに無料相談すると、独力で動くときと何が違うのか
主な違いは、4つに整理できます
- 市場価値の客観視(自分の年収レンジ・スキルレンジを第三者目線で評価してもらえる)
- 職務経歴書(or エントリーシート)の添削(自分では気づけない構成の弱点を指摘してもらえる)
- 模擬面接(深掘りに耐える練習を、第三者を相手にできる)
- 年収交渉の代行(自分の口から年収を切り出さずに済む)
例えば、IT特化型の転職エージェントには、平均で年収160万円アップを実現している実績や、求人数45,000件以上を抱えているところもあります
登録から面談まで、ほぼ全工程が無料で進められますので、まずは「情報収集として登録だけしてみる」というスタンスで十分です
複数のIT特化型エージェントを比較利用するのが鉄則


エージェントを使うときに、もっとも避けたいのが「1社だけに頼ること」です
理由は3つあります
- 各社が独占的に持つ求人があるので、1社だけだと選択肢が偏る
- 担当アドバイザーとの相性は、実際に話してみないと判断できない
- 1社の「年収レンジ評価」は鵜呑みにしないほうが安全(複数社で照らし合わせる)
最低でも2〜3社に登録し、それぞれの担当者に同じ自分の話をしてみてください
同じ「あなたの市場価値」に対して、複数の評価軸が返ってきた時点で、自分の立ち位置が立体的に見えてきます



1社だけだと、その担当の判断に流されちゃうから、ちゃんと複数社で照らし合わせるってことですね。



その通りです。エージェントを使うとき、自分の中に「複数の意見を聞いてから決める」という主導権を残しておくことが、本当に大事なんですよ。
年収アップを狙えるIT専門の転職エージェント3社はこちらです


ここまで読んでくださったあなたなら、もう次の一手が見えているはずです
東京海上日動システムズ1社で不採用になったとしても、ITエンジニア経験者を求めている会社は、想像以上に多く存在しています
そこに最短で接続するために、まずはIT専門の転職エージェントから情報収集を始めましょう
ITエンジニア経験者向け


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ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています
入社してから3ヶ月間の実践的な研修を受けられるので、現場で役立つスキルをじっくり学べます
- 未経験採用が95%
- 3ヶ月の実践研修
- 選考結果は当日に連絡
研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね
選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
不採用通知を受け取った日からやるべき7つのアクション


ここからは、不採用通知を受け取ったあと、具体的に何をいつまでにやるかを時系列で整理します
動き出しが早ければ早いほど、感情の落ち込みは短く済みますし、次の選考機会に間に合う確率も高くなります
今日〜3日以内にやること(感情のクールダウン)


まず、最初の3日間は「何もしない」と決めてしまいましょう
不採用直後にすぐ次の応募書類を書こうとすると、感情が冷えていない分だけ文章に焦りが滲みます
その焦りは、面接官にも面接の場でも、なぜか必ず伝わってしまいます
- 不採用通知を1回だけ読み返して、メーラーのフォルダにアーカイブする
- 仲のいい友人や家族に話さなくてOK(整理できる前に話すと、その人の主観が入りやすい)
- 普段より睡眠を1時間だけ多く取る
- SNSの転職アカウント、内定報告ポストは一旦ミュート
3日後、自分の感情が「悔しい」から「で、次どうしようか」に変わったタイミングが、動き出すサインです
1週間以内にやること(原因の言語化)


気持ちが少し落ち着いてきたら、不採用の原因を「自分の言葉」で書き出します
この記事の前半で紹介した4つの共通パターンを、紙のノートでもメモアプリでもいいので、自分用に書き写してみてください
そして、それぞれに「自分はこのパターンに何%当てはまっていたか」を、感覚値で書き込みます
- 4つの共通パターンを書き出し、自分への当てはまり度合いを%で記入
- 面接で「答えに詰まった質問」「噛み合わなかった会話」を箇条書きにする
- 志望動機について、「他社でも通用していなかったか」セルフチェックする
- 自分のキャリアの「現時点での仮の方向性」(再挑戦 or 方向転換)を、暫定で決める
この段階の「仮決め」は、あくまで暫定です
後の段階で、エージェントとの面談やリサーチを通じて変わってOKなので、まずは雑にでも「自分の現時点の答え」を持っておくことが大切です
2週間以内にやること(選択肢の整理と相談予約)


1週間で自分なりの仮決めができたら、次は第三者の意見を取り入れる段階に進みます
ここでようやく、IT特化型のエージェントへの登録・面談予約を入れていきます
大事なのは、1社で完結させないことです
登録自体は5分程度で完了します。求人を即受ける必要はないので「情報収集として登録」と割り切ってOK
オンラインで30〜60分。自分の経歴・希望・落ちた経緯までざっくばらんに話す
「市場価値」「適した業界」「狙うべき年収帯」が会社ごとに微妙に違うはず。そのズレを自分の判断材料にする
東京海上日動システムズに再挑戦するか、別ルートに進むか、複数のエージェントの意見も踏まえて、自分の頭で決める
この4ステップを2週間で回せれば、不採用通知から3週間後には、自分のキャリアの次の章が見えている状態に到達できます
よくある質問


東京海上日動システムズに落ちた人から、特によく聞かれる質問をまとめておきます
- 東京海上日動システムズに学歴フィルターはあるのですか?
-
公式には学歴フィルターは設定されていないとされており、産近甲龍・日東駒専クラスからの内定実績もあります。ただし、難関大からの応募者数が多いことは事実なので、結果的に学歴の高い層が通過しやすく見える側面はあります。
- 不採用後、すぐ再応募できますか?
-
新卒採用の場合、同年度の再応募は基本的にできません。次年度の通年採用・第二新卒採用などのタイミングを待つ形になります。中途採用については、原則として一定期間(半年〜1年)を空けてからの再応募になるのが一般的です。
- 不採用の理由は教えてもらえますか?
-
個別の不採用理由は、原則として開示されません。これは東京海上日動システムズに限った話ではなく、ほとんどの企業で同じです。理由は「自分で4つの共通パターンに照らして仮説立てる」「エージェントに面接の振り返りをしてもらう」のどちらかで補強するのが現実的です。
- 中途エンジニアでも、IT特化型エージェントを使う意味はありますか?
-
あります。むしろ中途エンジニアこそ、市場の年収相場・スキルの希少性・職務経歴書の書き方など、独力では正確に把握しにくい領域でメリットを得られます。新卒就活サイトしか使ったことがない人ほど、最初の差分にびっくりするはずです。
東京海上日動システムズに落ちたからこそ、見えてくる景色があります


ここまで読み終えてくれたあなたは、もう不採用直後のあなたではないはずです
落ちた原因はおおむね4つのパターンに整理でき、いずれも「能力否定」ではなく「相性とマッチング」の領域でした
そして、東京海上日動システムズ以外にも、ユーザー系SIer、独立系SIer、自社開発、SES経由のステップアップという複数の選択肢があることも見えました
記事の最後に、もう一度だけ大切なことを置いておきますね
落ちた事実はあなたの市場価値を否定しない


30〜40倍の倍率で行われる選考で、29人〜39人が落ちる中の1人になっただけです
マクロデータを見ても、ITエンジニアの有効求人倍率は1.43倍と、全職業平均の1.12倍を上回っています
2030年時点で最大約79万人のIT人材不足が試算されている中、あなたを必要としている会社は、いまも、これからも、無数に存在しています
次の一歩を「一人で」抱え込まないでください


不採用直後の自分一人で、「再挑戦か方向転換か」「どの会社が自分に合うか」「自分の市場価値はいくらか」をすべて判断するのは、想像以上に難しい作業です
IT特化型エージェントへの無料相談は、求人応募の場ではなく、まずは「情報収集」「市場価値の客観視」のためのツールとして使ってもらえれば十分です
登録したからといって、合わない求人を無理に受ける必要は1ミリもありません



大丈夫です。私もいまの仕事に行き着くまでに、何度も「落ちた」「方向転換するか迷う」を繰り返してきました。落ちた1社で人生は決まりません。むしろ、ここで一度立ち止まったあなたは、すでに次の一歩を歩み出しています。
まずは無料相談から始められる、IT専門の転職エージェント3社


ここまで読んでくださって、ありがとうございました
最後に、もう一歩だけ踏み出すための入口を置いておきます
あなたの市場価値を客観視できる、IT専門の転職エージェント3社です
ITエンジニア経験者向け


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- 2位 Geekly(ギークリー)
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それぞれのサービスがもつ強みについて、ここからはくわしく見ていくことにしましょう
1位 TechGo(テックゴー)
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アドバイザーによって提案に差が出ないよう、最初の面談で自分の戦略を伝えておくと安心ですよ
ITエンジニア未経験向け


ITエンジニア未経験の人は、研修や相談体制がしっかりしている転職エージェントを選びましょう
初心者の不安を解消してくれる、サポートが手厚いランキングTOP3を紹介していきます
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- 2位 キャリアカンパニー
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ひとつずつ中身を確認していきましょう
1位 @PRO人(アットプロジン)
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- 担当1人につき10名
キャリア相談には平均で2時間もかけてくれるので、自分の将来についてじっくり話し合えますね
カウンセラー1人あたりが担当する人数は、10名に制限しており、手厚いフォローが約束されています



情報が多すぎて何をえらべばいいか迷ってしまう人に、寄り添ってくれる "心強い味方" になりますよ
2位 キャリアカンパニー
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「キャリアカンパニー」がおすすめ
無料ITスクールで勉強もできる
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キャリアカンパニーでは「未経験者」から「実務経験が浅い若手エンジニア」までを対象に、学習支援と転職支援をまとめて受けられます
オリジナルのITスクールを併設しており、転職サポートを受ける人は無料で利用できます
- スキル診断が無料
- スクールを無料で併設
- 5,000人以上の実績あり
今のスキルを客観的に診断してくれるので、次にどのステージを目指すべきかが明確になりますよ
活動の目安は1ヶ月から3ヶ月となっており、スピーディーに新しい環境へ移りたい人に最適です



まだ転職するか決まっていない段階での相談も歓迎しているので、気軽に第一歩を踏み出せますね
3位 ラクスパートナーズ
働きながら学ぶなら
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3か月の研修で土台がつくれる
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ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています
入社してから3ヶ月間の実践的な研修を受けられるので、現場で役立つスキルをじっくり学べます
- 未経験採用が95%
- 3ヶ月の実践研修
- 選考結果は当日に連絡
研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね
選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます