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メルカリの年収が低いと感じる4つの正体|残るか辞めるか判断する方法

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日曜日の夜、ふと給与明細を開いて、思わず画面をそっと閉じた経験はありませんか

「メルカリに入れば、年収はもっと上がると思っていたのに」

そんなモヤモヤを抱えて、あなたは今「メルカリ 年収低い」と検索したのだと思います

でも、その不満は誰にも言いづらいですよね

「メルカリで年収が低いなんて、贅沢な悩みだよ」と笑われそうで、本音を飲み込んでしまう

その気持ち、痛いほどわかります

最初にはっきりお伝えします

メルカリの年収を「低い」と感じるのは、あなたの甘えでも勘違いでもありません

そう感じてしまうのには、メルカリという会社の給与の仕組みに、はっきりとした「構造的な理由」があるんです

この記事では、その「低いと感じる正体」をひとつひとつ分解していきます

そして読み終わるころには、メルカリに残るべきか、それとも転職を検討すべきかを、感情ではなく「データ」で判断できるようになっているはずです

メルカリって世間では「高給」って言われてますよね。なのに、なんで「低い」って検索する人がいるんですか?

いい質問ですね。答えは「金額そのもの」ではなく「上がり方」や「実感」にあるんです。これからその正体を、データと一緒に4つに分けて見ていきましょう。最後には、後悔しない判断の手順までお見せします。

この記事でわかること
  • メルカリの年収は客観的なデータで見ると本当はどうなのか
  • 「高いはずなのに低い」と感じてしまう4つの構造的な理由
  • あなたは「年収が低い」のか「上がり方が止まっている」のか、その見分け方
  • メルカリに残る価値と、外に出る価値を公平に比べる方法
  • 後悔しないために、今すぐできる「リスクの低い一歩」
目次

メルカリの年収は本当に「低い」のか?まず数字で確かめよう

メルカリの年収は本当に「低い」のか?まず数字で確かめよう

「低い」と感じる気持ちを大切にする前に、まずは事実を冷静に確認させてください

結論からお伝えすると、統計上のメルカリの年収は、日本のITエンジニアの平均を大きく上回っています

ただ、ここで「ほら、高いじゃないか」とあなたを言い負かしたいわけではありません

大事なのは「数字は高い。なのに、低く感じる」という、このズレそのものなんです

このズレには、ちゃんと理由があります

まずは客観的な数字を一緒に見て、それから「なぜ低く感じるのか」へ進んでいきましょう

メルカリの平均年収は1,176万円(有価証券報告書ベース)

メルカリの平均年収1176万円を確認する。IT企業のオフィスで男女2人の社員が給与明細の資料を見て目を見開く

メルカリは東京証券取引所に上場している会社なので、毎年「有価証券報告書(=会社の成績や従業員の状況を公式に開示する書類)」で平均年収を公開しています

そのデータによると、2025年6月期の平均年収は1,176万円でした

平均年齢は36.3歳、平均勤続年数は3.8年というデータも出ています

しかも、この数字は年々上がり続けています

過去の推移を、グラフで見てみましょう

【縦棒作成】メルカリの平均年収の推移。2020年6月期:820万円 / 2022年6月期:968万円 / 2024年6月期:1166万円 / 2025年6月期:1176万円
引用元:IRBANK「4385 メルカリ 平均年収の推移」より(各年度の有価証券報告書ベース)

2020年6月期は820万円だった平均年収が、5年で1,176万円まで伸びています

会社全体で見れば、メルカリの給与水準は「低い」どころか、しっかり右肩上がりなんです

ただし、ひとつ正直に補足させてください

これはあくまで「会社全体の平均」であって、あなた一人の年収がこの通りに上がるとは限りません

平均年齢も同じ期間に上がっているので、「勤続による自然な増加」もこの数字には含まれています

つまり「会社の平均は高い」と「自分の年収が伸びている」は、まったく別の話なんです

日本のITエンジニア平均と比べると、むしろ高い

日本のITエンジニア平均と比べる。SIerの開発現場で3人のエンジニアが年収比較グラフを指さし驚く

では、メルカリの年収を「日本のITエンジニア全体」と比べると、どうなるでしょうか

厚生労働省の調査をもとにした各種の解説では、日本のITエンジニア(ソフトウェア作成者)の平均年収は、おおよそ560万円前後とされています

一方、メルカリの全社平均は1,176万円、エンジニア職にしぼった年収の中央値も、目安でおよそ1,100万円と言われています

3つの数字を、横に並べて見てみましょう

【横棒比較作成】メルカリの年収と日本のITエンジニア平均の比較。メルカリ全社平均:1176万円 / メルカリのエンジニア中央値:1100万円 / 日本のITエンジニア平均:560万円。メルカリ全社平均を強調
引用元:IRBANK「4385 メルカリ 平均年収の推移」doda「ITエンジニアの平均年収」OpenSalary「メルカリ ソフトウェアエンジニアの年収」より

こうして並べると、メルカリの年収は日本のITエンジニア平均の倍近くあることがわかります

なお、メルカリのエンジニア中央値「約1,100万円」は、社員の回答をもとにした「目安の数字」です

ITエンジニア平均の「約560万円」も、調査によって幅がある代表値として見てください

それでも、大きな傾向ははっきりしています

数字の世界で見れば、メルカリの年収は「低い」とは言えないんです

それでも「低い」と感じるあなたの感覚は、おかしくない

低いと感じる感覚はおかしくない。自宅のデスクで在宅勤務の男性社員が胸に手を当て安堵の表情

ここまで読んで、「やっぱり自分の感覚がおかしいのかな」と思った方もいるかもしれません

でも、待ってください

面白いことに、メルカリの社員の口コミを見ると、まったく正反対の声が同時に存在しているんです

たとえば、こんな声があります

「給与はなかなか上がらない。ベースアップが限定的」(カスタマーサービス職/中途入社/在籍5〜10年/男性/現職)

引用元:OpenWork「株式会社メルカリ 年収・給与制度」より

その一方で、同じメルカリについて、こういう声もあります

「給与は日系のこの業界ではトップクラス」(ソフトウェアエンジニア/中途入社/在籍6〜10年)

引用元:エン カイシャの評判「メルカリの年収・給与」より

「上がらない」と感じる人と、「トップクラス」と感じる人

同じ会社にいるのに、これだけ感じ方が割れているんです

つまり、メルカリの年収問題は「いくらか」ではなく「どう感じるか」で割れている、ということなんです

「高い」って声と「上がらない」って声、両方あるのはどうしてなんですか?

同じ給与でも、入った時期や立場、何と比べているかで実感がまったく変わるからです。だからこそ「低いと感じる正体」を分解する必要があるんです。あなたのモヤモヤは、決して気のせいではありませんよ。

「高いはずなのに低い」と感じる4つの正体

「高いはずなのに低い」と感じる4つの正体

ここからが、この記事の心臓部です

あなたが感じている、ぼんやりとした「低い」という感覚

その正体を、4つの具体的な要因に分解していきます

結論を先にお伝えすると、メルカリで「低い」と感じる正体は、次の4つです

  • 正体①:基本給が上がりにくい構造になっている
  • 正体②:グレード(等級)が上がらないと、年収が頭打ちになる
  • 正体③:株式報酬が、株価の下落で目減りした
  • 正体④:まわりがハイレベルすぎて、比較対象が高くなっている

ひとつずつ、あなたの状況に当てはめながら読んでみてください

正体①:基本給が上がりにくい構造

基本給が上がりにくい構造。Web系企業のオフィスで男性社員が昇給額の少なさに肩を落とす

まず1つ目の正体は、基本給の「上がりにくさ」です

メルカリは、入社する時点での年収はかなり高めに設定されます

ところが、その後の基本給の伸びは、ゆるやかになりやすいんです

実際の社員の声を見てみましょう

「基本給は上がりにくいらしい。ただ、ベースがエンジニアは高いので、あまり課題感は持っていない」(メルカリ社員/給与制度に関する回答)

引用元:OpenMoney「メルカリの年収・給与制度」より

「低い状態から入ると、なかなか上がらない状態が続く」(新規事業開発/40代前半男性/正社員)

引用元:JobTalk「メルカリの年収・給料・ボーナス・評価制度の口コミ」より

この2つの声、読み比べると面白いですよね

「上がりにくいけど、もともと高いから気にならない」という人もいれば、「低めで入ると、そこからが本当に苦しい」という人もいる

同じ会社の同じ仕組みでも、入口の年収によって、その後の体感がまるで違ってくるんです

メルカリは「無制限昇給制(=年齢や役職に関係なく、成果しだいで給与が決まる仕組み)」を採用しています

これは聞こえはいいのですが、裏を返せば「評価されなければ、上がらない」という、とてもシビアな実力主義でもあります

入口の年収が高いぶん、その先の伸びしろは、すべて評価しだい

「がんばっているのに基本給が動かない」と感じているなら、それはあなたの努力不足ではなく、この仕組みの特性なんです

正体②:グレード(MG1〜MG8)が上がらないと頭打ちになる

グレードが上がらないと頭打ち。IT企業の会議室で4人の社員が等級表を前に険しい表情で議論

2つ目の正体は、メルカリの「グレード制度」です

グレードとは、社内の「等級(=あなたの役割の大きさを示すランク)」のことです

メルカリのグレードは、MG1からMG8までの階層で構成されていると言われています

その階層を、図で見てみましょう

【ピラミッド作成】メルカリのグレード制度(MG1〜MG8)。上から:MG8 SVP / MG7 VP / MG6 ディレクター / MG1〜MG5 一般社員
引用元:talentsquare「メルカリの年収」などメルカリの給与制度解説より

MG5以下が一般社員、MG6がディレクター、MG7がVP、MG8がSVPに位置づけられるとされています

ここで大事なのは、年収がこのグレードに強く連動しているという点です

つまり、グレードが上がらなければ、年収の伸びもそこで鈍くなりやすいんです

なお、各グレードがいくらの年収になるのかは、公式には公開されていません

ですので、ここで具体的な金額を推測することは控えますが、「グレード=年収の天井」という構造そのものは押さえておいてください

この制度について、社員からはこんな声も上がっています

「各職種にグレードシステムが存在するが、柔軟性に欠ける」(マーケティング職/中途入社/在籍3〜5年/男性/退社済み)

引用元:OpenWork「株式会社メルカリ 年収・給与制度」より

「柔軟性に欠ける」という言葉、なんとなく心当たりがある方も多いのではないでしょうか

仕事の成果は出しているつもりなのに、グレードという1段の階段がなかなか上がらない

その1段が上がらない限り、年収の景色も変わらない――これが、2つ目の正体です

「無制限昇給制」をもう少し詳しく

メルカリの「無制限昇給制」は、年齢や勤続年数に関係なく、成果しだいで給与が決まる仕組みです。半年ごとに給与の見直しがあり、評価は四半期(3か月)ごとに行われると言われています。評価は他人と比べる相対評価ではなく、決められた基準で判定する「絶対評価」が採用されているとされます。上限がないので大きく上がる可能性がある一方、評価が伴わなければ動かない、という両面を持った制度です。

正体③:株式報酬(RSU)が株価下落で目減りした

株式報酬が株価下落で目減り。証券アプリを見るIT企業の男性社員が下落チャートに頭を抱える

3つ目の正体は、少し見えにくいところに隠れています

それが「株式報酬」です

メルカリには、賞与の一部を現金ではなく株式(RSU=譲渡制限付株式ユニット。一定期間が過ぎると自分のものになる株のこと)で受け取る設計があるとされています

このRSUは2018年12月に導入された制度です

つまり、あなたの年収の一部は「メルカリの株価」に連動している、ということなんです

そして、ここが重要なポイントです

メルカリの株価は、上場してからの最高値から、大きく下がっているんです

その落差を、グラフで見てみましょう

【縦棒作成】メルカリの株価の推移。2021年11月 上場来高値:7390円 / 2025年1月 安値圏:1631円
引用元:日本経済新聞「メルカリ(4385)過去の株価」より

2021年11月には、上場してからの最高値である約7,390円をつけました

ところが2025年1月時点では、ほぼ上場来の安値に近い約1,631円まで下がっています

最高値からの下落率は、なんと75〜78%にもなります

では、メルカリのエンジニアの年収は、どんな内訳になっているのでしょうか

社員の回答をもとにした「目安の数字」ですが、構成比を見てみましょう

【ドーナツ作成】メルカリのエンジニア年収内訳の目安(OpenSalary回答ベース)。基本給:81% / 賞与:16% / 株式報酬:3%
引用元:OpenSalary「メルカリ ソフトウェアエンジニアの年収」より(回答ベースの目安値)

この内訳はあくまで「目安」で、グレードや年度によって人それぞれ大きく変わります

それでも、年収の一部が「賞与」や「株式報酬」という変動する部分でできていることは、はっきりわかります

賞与も現金と株式で構成される設計があるので、株価が下がれば「実感としての年収」も一緒に下がってしまうんです

入社した時に「これくらいの年収になるはず」と計算していた金額

その計算に株式が含まれていたなら、株価の下落で、想定より目減りしていても不思議ではありません

基本給は高いのに、なぜか実感がともなわない――その正体は、あなたのせいではなく、株式報酬という仕組みの宿命なんです

ただし、誤解しないでいただきたいのは、これは「全員が損をした」という話ではないということです

株をいつ受け取り、いつ売るかによって、得した人も損した人もいます

だからこそ「自分の場合はどうなのか」を、一度冷静に確認しておく価値があるんです

正体④:比較対象がハイレベルすぎる

比較対象がハイレベルすぎる。Web系スタートアップのオフィスで若手社員が優秀な同僚3人を見て萎縮

4つ目の正体は、お金の話ではありません

「誰と比べているか」という、心理の話です

メルカリには、国内でもトップクラスに優秀な人材が集まっています

外資系のテック企業からの転職者、すごい実績を持つエンジニア、年収の高い同僚

そんな人たちに囲まれていると、自分の年収がどうしても「低い」ように見えてきます

でも、それは当たり前のことなんです

あなたが比べている相手は「日本のITエンジニアの平均」ではなく「日本でもトップクラスの人たち」だからです

転職サイトのスカウトメールに書かれた想定年収を見て、「自分の市場価値ってこんなものか」と落ち込んだこと、ありませんか

その落ち込みの半分くらいは、比較対象が高すぎることから来ているのかもしれません

まわりがすごすぎて、自分だけ低い気がして、毎日ちょっとしんどいんですよね……。

それ、比べている相手が日本一クラスなだけかもしれませんよ。社内の景色だけで自分の価値を決めると、実際より低く見積もってしまいがちなんです。

あなたは「年収が低い」のか、「上がり方が止まっている」のか

あなたは「年収が低い」のか、「上がり方が止まっている」のか

4つの正体を見てきましたが、ここで一度、考え方を整理しましょう

ひとくちに「年収が低い」と言っても、実は2つのまったく違うパターンがあります

それは「年収が低い」のか、それとも「上がり方が止まっている」のか、という違いです

この2つは、似ているようで、まったくの別物です

そして、どちらなのかによって、取るべき行動も変わってきます

あなたがどちらのタイプか、ここで一緒に見極めていきましょう

「年収が低い」タイプ——市場価値より明確に下回っている

年収が低いタイプの特徴。IT企業の自席で男性エンジニアが他社の求人年収を見て愕然とする

1つ目は「年収が低い」タイプです

これは、あなたのスキルや経験に対して、今の年収が市場の水準より明確に下回っている状態を指します

入社する時のグレードが低めに設定されてしまい、同じ実力でも他社のほうが高く評価してくれる、というケースです

次のような特徴に当てはまるなら、このタイプの可能性があります

  • 入社時に「とりあえずこの条件で」と提示された年収のまま、ほぼ変わっていない
  • 同じスキル・同じ経験年数の知人より、明らかに年収が低い
  • 転職サイトのスカウトで、今より高い想定年収が頻繁に届く
  • そもそも入社時の交渉をほとんどせず、提示額をそのまま受け入れた

このタイプの場合、社内でいくらがんばっても、スタート地点の低さを取り戻すのは時間がかかります

転職によって「適正な評価」を取りに行く価値が、とても高いタイプだと言えます

「上がり方が止まっている」タイプ——額は悪くないが伸びが鈍い

上がり方が止まっているタイプ。SIerのオフィスで女性エンジニアが横ばいの年収推移メモを見つめる

2つ目は「上がり方が止まっている」タイプです

年収の絶対額そのものは、市場で見ても決して悪くない

でも、ここ数年グレードが上がらず、年収が横ばいのまま――そんな状態です

次のような特徴に当てはまるなら、このタイプかもしれません

  • 年収の額自体は、転職サイトで見る相場と大きくは変わらない
  • ただし、ここ2年ほどグレードも年収もほとんど動いていない
  • 仕事の成果は出している実感があるのに、評価に反映されていない気がする
  • 次のグレードに上がるために何が足りないのか、明確になっていない

このタイプの場合、実は社内に伸びしろが残っていることもあります

こんな声もあります

「事業インパクトを生む成果や、周囲に良い影響を与えるアクションは、正当に評価される印象」(エンジニア/20代後半男性/正社員)

引用元:JobTalk「メルカリの年収・給料・ボーナス・評価制度の口コミ」より

つまり、成果の「出し方」や「見せ方」を変えることで、社内でグレードを上げられる余地が残っているかもしれない、ということです

このタイプは、すぐ転職という結論に飛びつく前に、社内でのグレードアップ交渉という選択肢も現実的なんです

タイプによって「残る/動く」の最適解は変わる

タイプ別に最適解は変わる。IT企業の会議室で2人の社員が分岐する道のホワイトボードを前に考える

2つのタイプを、打ち手と一緒に表で整理してみましょう

スクロールできます
タイプ状態取るべき打ち手の方向性
年収が低いタイプ市場価値より明確に下回っている転職で適正な評価を取りに行く価値が高い
上がり方が止まっているタイプ額は悪くないが伸びが鈍い社内でのグレードアップ交渉も現実的。比較したうえで判断

ここで、ひとつ大きな問題が出てきます

「自分がどっちのタイプなのか、自分ではよくわからない」という問題です

実はこれ、メルカリの社員にとっては、特に難しい問題なんです

なぜなら、社内の評価制度そのものが「わかりにくい」という声が、複数のサイトで多く見られるからです

「評価制度が曖昧。それが嫌で辞める人が多そう」「昇給基準が不明瞭」

引用元:JobTalk「メルカリの年収・給料・ボーナス・評価制度の口コミ」エン カイシャの評判「メルカリの年収・給与」から傾向を要約

社内の物差し自体が曖昧だと、自分が「低い」のか「止まっている」のか、正確に判定するのは難しいですよね

自分がどっちのタイプか、どうやって見分ければいいんですか?

正直に言うと、自己診断には限界があります。社内の物差しが曖昧なら、外の物差しを使うしかありません。その話は後半でしますね。その前に、辞める判断を急がないために大事なことをお伝えします。

勢いで辞める前に。メルカリに「残る価値」も天秤にかけよう

勢いで辞める前に。メルカリに「残る価値」も天秤にかけよう

ここまで読んで、「もう転職しかないのかな」と気持ちが傾いている方もいるかもしれません

でも、少しだけ待ってください

不満があるのは事実です。でも、メルカリには年収以外の「残る価値」も、確かに存在します

それを無視して勢いだけで辞めてしまうと、転職先で「メルカリのほうが良かった」と後悔しやすいんです

残る価値と出る価値、その両方を同じ天秤に乗せて、公平に比べてみましょう

メルカリに残るメリット(裁量・技術環境・働き方)

メルカリに残るメリット。フルリモートの自宅デスクで男性エンジニアが快適な開発環境に笑顔

まず、メルカリに残るメリットを正直に並べてみます

  • 規模の大きいサービスを動かせる、技術的な裁量の大きさ
  • モダンな開発環境と、優秀な同僚から学べる刺激
  • フルリモートなど、柔軟な働き方
  • Sick Leave(傷病休暇)や好きなPCの支給など、充実した福利厚生
  • そもそも、日系IT企業の中ではトップクラスの年収水準

これらは、決して当たり前のものではありません

転職した先が、これらをすべて同じレベルで備えているとは限らないんです

「年収」という1点だけを見て会社を選ぶと、こうした見えにくい価値を失って、初めてその大きさに気づくことになります

それでも「動いた方がいい人」の条件

それでも動いた方がいい人の条件。IT企業のオフィスで女性社員がチェックリストを真剣に確認

とはいえ、残る価値があっても、動いたほうがいいケースもあります

これも正直にお伝えします

次のような条件に当てはまるなら、転職を本格的に検討する価値があります

  • グレードが2年以上動かず、上司に相談しても打ち手が見えない
  • 転職市場での想定年収と、社内での評価に大きな開きがある
  • そもそも、今の事業や職種そのものへの興味が薄れている
  • 働き方や福利厚生より、年収アップの優先度が明確に高い

ここで強調したいのは、「残る」も「出る」も、どちらも正解になりうるということです

大事なのは、正しい情報をそろえたうえで、自分で選ぶこと

勢いでも、我慢でもなく、納得して選ぶことなんです

退職した人のデータが教えてくれること

退職データが教えてくれること。カフェで元同僚2人がキャリアについて穏やかに語り合う

実は、メルカリを辞めた人たちのデータには、大きなヒントが隠れています

メルカリを数年で退職したエンジニアたちの声を見てみましょう

「退職理由は『年収への不満』だけではなく、『エンジニアとしてのキャリアパス』や『技術環境・裁量の変化』を挙げる人が多い。一方で、フルリモートや福利厚生など働きやすさは高く評価され、キャリアアップ目的で数年で辞める人が多く、出戻りも歓迎される文化がある」

引用元:エンジニアの退職エントリ・転職メディアのメルカリ退職エントリまとめなどから傾向を要約

ここで気づいてほしいことがあります

メルカリを辞めた人たちも、「年収だけ」を理由に辞めたわけではないんです

キャリアの方向性、技術環境、自分のやりたいこと――いろいろな要素を天秤にかけて、納得して動いている

だからこそ、あなたにも「年収だけ」で判断してほしくないんです

そして、出戻りが歓迎される文化があるということは、「一度外を見てから戻る」という選択肢すら残されている、ということでもあります

残るか出るかを決める前に、やるべきことがあります。それは「自分の本当の値段」を知ることです。社内の評価でも、今の年収でもなく、転職市場で他社がいくら出すか。それがわかって初めて、天秤が正しく動き始めるんです。

残るか出るかを決める物差しは「社内評価」ではなく「市場価値」

残るか出るかを決める物差しは「社内評価」ではなく「市場価値」

ここまでで、あなたの中にはたくさんの判断材料がそろってきたはずです

でも、最後にどうしても必要なものが、ひとつだけ足りていません

それが「自分の市場価値」という物差しです

結論からお伝えします

残るか出るかは、「社内の評価」ではなく「転職市場での評価」を知ってから決めるべきなんです

社内のグレードでは、自分の本当の価値はわからない

社内グレードでは本当の価値はわからない。IT企業のオフィスで男性社員が評価シートに首をかしげる

これまで見てきたとおり、メルカリの社内評価は「わかりにくい」という声が多くあります

評価は相対的で、基準も外からは見えにくい

そんな曖昧な物差しだけを見て、「自分は低い」と落ち込むのは、少し早すぎるんです

社内のグレードは、あくまで「メルカリという1つの会社の中での、あなたの位置」でしかありません

それは、あなたという人材の「本当の価値」とは、別のものなんです

社内評価と市場価値は、まったく別物――まずはこの考え方を、頭に入れてください

市場価値は「他社がいくら出すか」で決まる

市場価値は他社がいくら出すかで決まる。転職エージェントの面談室で相談者と担当者が想定年収を見る

では、「市場価値」とは何で決まるのでしょうか

答えはシンプルです

市場価値とは、「今の年収」でも「社内の評価」でもなく、転職市場で他社があなたにいくら出すか、で決まります

ここで、明るい話をひとつ

メルカリで積んだ経験――規模の大きいサービスの開発、モダンな技術環境での実務――は、転職市場ではとても高く評価されやすいんです

あなたが社内で「低い」と感じている間に、外の市場ではあなたの値段が上がっている、ということは十分にありえます

ただ、ここに大きな壁があります

「他社が自分にいくら出すか」は、自分ひとりでは絶対にわからないんです

これを知るには、転職市場をよく知っている専門家の力が必要になります

自分の市場価値を客観的に知る、いちばん確実な方法

市場価値を客観的に知る確実な方法。IT特化型エージェントの面談室で相談者と担当者が笑顔で握手

では、自分の市場価値を客観的に知るには、どうすればいいのでしょうか

いちばん確実な方法は、ITエンジニア経験者向けの転職エージェントに、無料で相談してみることです

「転職エージェント」と聞くと、無理やり転職させられそうで身構えてしまうかもしれません

でも、IT特化型の転職エージェントには、判断材料をそろえるうえで頼れる特徴があります

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こうしたサービスを使えば、「自分は『年収が低い』タイプなのか、『上がり方が止まっている』タイプなのか」という、あの問いにも、客観的な答えが見えてきます

大事なので、もう一度お伝えします――これは「メルカリを辞めるための窓口」ではありません

「残るか出るかを、正しく判断するための材料集め」の窓口です

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カウンセラー1人あたりが担当する人数は、10名に制限しており、手厚いフォローが約束されています

情報が多すぎて何をえらべばいいか迷ってしまう人に、寄り添ってくれる "心強い味方" になりますよ

2位 キャリアカンパニー

勉強もしたいなら
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無料ITスクールで勉強もできる
IT転職エージェント

  • IT知識ゼロでも始めやすい
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定着率98%※入社1年 /

キャリアカンパニーでは「未経験者」から「実務経験が浅い若手エンジニア」までを対象に、学習支援と転職支援をまとめて受けられます

オリジナルのITスクールを併設しており、転職サポートを受ける人は無料で利用できます

ポイント
  • スキル診断が無料
  • スクールを無料で併設
  • 5,000人以上の実績あり

今のスキルを客観的に診断してくれるので、次にどのステージを目指すべきかが明確になりますよ

活動の目安は1ヶ月から3ヶ月となっており、スピーディーに新しい環境へ移りたい人に最適です

まだ転職するか決まっていない段階での相談も歓迎しているので、気軽に第一歩を踏み出せますね

3位 ラクスパートナーズ

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  • 派遣先をしっかり精査し
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  • OpenWork口コミ上位1%に加え
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ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています

入社してから3ヶ月間の実践的な研修を受けられるので、現場で役立つスキルをじっくり学べます

ポイント
  • 未経験採用が95%
  • 3ヶ月の実践研修
  • 選考結果は当日に連絡

研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね

選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです

正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます

メルカリに残るべきか、転職を検討すべきか——後悔しない判断ステップ

メルカリに残るべきか、転職を検討すべきか——後悔しない判断ステップ

ここまでの内容を、具体的な行動の手順に落とし込みましょう

「結局、何から始めればいいの?」という疑問に、はっきり答えます

後悔しない判断は、4つのステップで進めます

後悔しないための4ステップ

後悔しないための4ステップ。IT企業の会議室で男女2人の社員が手順表を見て前向きにうなずく

この順番で進めれば、感情に振り回されずに判断できます

STEP
不満の「正体」を切り分ける

この記事で見た4つの正体――基本給の停滞、グレードの頭打ち、株式報酬の目減り、比較対象の高さ――のうち、自分の不満がどれに当てはまるかを書き出します

STEP
市場価値を客観的に把握する

IT特化型の転職エージェントに無料で相談し、「他社なら自分にいくら出すのか」という想定年収を確認します

STEP
残る価値と出る価値を比べる

裁量・技術環境・働き方といった「残る価値」と、年収アップなどの「出る価値」を、同じ天秤に乗せて並べます

STEP
データがそろった状態で判断する

感情ではなく、3つのステップでそろえたデータをもとに、自分のタイミングで「残る」か「動く」かを決めます

この順番のポイントは、STEP2を飛ばさないことです

市場価値という客観的なデータがないまま判断すると、結局また「なんとなく」で決めることになってしまいます

今すぐ決めなくていい。まず情報を集めるだけでいい

今すぐ決めなくていい。自宅のデスクで在宅勤務の男性社員が肩の力を抜いて穏やかに微笑む

最後に、いちばん大切なことをお伝えします

「辞めるか、残るか」を、今すぐ決める必要はありません

多くの人が、ここで自分を追い込んでしまいます

「決断しなきゃ」と思うほど、足がすくんで動けなくなる

でも、情報収集は「辞める」と同じ意味ではありません

むしろ、「メルカリに残る」と納得して決めるための材料にもなるんです

市場価値を知った結果、「やっぱりメルカリの環境は恵まれている」と気づいて、自信を持って残る人もたくさんいます

大事なのは、選択肢を知ったうえで選ぶこと

無料の相談で情報を集めることは、あなたが取れる中で、いちばんリスクの低い一歩なんです

情報を集めるだけなら、今のままでも気軽にできそうですね。なんだか肩の力が抜けました。

その感覚が大事です。焦って決めると、たいてい後悔します。まず材料をそろえる。判断はそれからで十分間に合いますよ。

メルカリの年収に関するよくある質問

メルカリの年収に関するよくある質問

最後に、メルカリの年収についてよく聞かれる質問に、まとめてお答えします

メルカリの年収は、本当に低いのですか?

統計上は、メルカリの年収は日本のITエンジニア平均(約560万円)を大きく上回り、全社平均で1,176万円です。客観的には「低い」とは言えません。それでも「低い」と感じるのは、基本給の上がりにくさ・グレードの頭打ち・株式報酬の目減り・比較対象の高さ、という構造的な要因が重なっているからです。

メルカリの年収は、基本給とボーナス、株式報酬のどんな割合ですか?

社員の回答をもとにした目安では、ソフトウェアエンジニアの年収はおおよそ「基本給81%・賞与16%・株式報酬3%」程度の構成とされています。賞与も現金と株式(RSU)で構成される設計があるため、年収の一部が株価に連動します。あくまで目安で、グレードや年度によって人それぞれ大きく変わります。

メルカリに残ったまま、年収を上げる方法はありますか?

あります。メルカリの年収はグレードに連動するため、グレードを上げることが基本の道筋です。「事業へのインパクトを生む成果は正当に評価される」という社員の声もあり、成果の出し方・見せ方を見直すことで、社内でグレードアップ交渉ができる余地は残っています。ただし、自分が「低いタイプ」なのか「止まっているタイプ」なのかを見極めることが先決です。

メルカリから転職したら、年収は上がりますか?下がりますか?

これは人によります。入社時のグレードが低めで「市場価値より下回っているタイプ」なら上がる可能性が高く、すでに市場相場どおりの「上がり方が止まっているタイプ」なら、年収だけを見れば横ばいのこともあります。だからこそ、勢いで動く前に、転職エージェントで自分の市場価値(想定年収)を客観的に確認することが重要です。

転職するか迷っている段階で、エージェントに相談してもいいのですか?

むしろ、迷っている段階こそ向いています。エージェントへの相談は「辞める前提」ではなく「判断材料をそろえるための情報収集」です。市場価値を知った結果、「やっぱりメルカリに残ろう」と納得して決める人もたくさんいます。無料で相談できるので、リスクはほとんどありません。

まとめ:メルカリの年収が低いと感じたら、まず「自分の市場価値」を知ることから

まとめ:メルカリの年収が低いと感じたら、まず「自分の市場価値」を知ることから

ここまで読んでくださって、ありがとうございます

最後に、もう一度はっきりお伝えします

メルカリの年収を「低い」と感じるのは、あなたの甘えではなく、構造の問題です

この記事で見てきたことを、振り返ってみましょう

この記事の要点
  • メルカリの年収は、客観的なデータで見れば日本のITエンジニア平均を大きく上回っている
  • それでも「低い」と感じる正体は、基本給の停滞・グレードの頭打ち・株式報酬の目減り・比較対象の高さ、の4つ
  • 「年収が低い」のか「上がり方が止まっている」のかで、取るべき打ち手は変わる
  • メルカリには裁量・技術環境・働き方という「残る価値」もあり、年収だけで判断するのは危険
  • 残るか出るかは「社内評価」ではなく「市場価値」という外の物差しで決める
  • 今すぐ決めなくていい。まず無料の情報収集から始めるのが、いちばんリスクの低い一歩

あなたが感じてきたモヤモヤには、ちゃんと理由がありました

そして、そのモヤモヤは「正体を知り、市場価値という物差しを手に入れる」ことで、初めて前に進む力に変わります

残るのも、動くのも、どちらも立派な選択です

大切なのは、感情ではなくデータで、自分のタイミングで選ぶこと

その第一歩を、ここから踏み出してみてください

迷っているなら、まず無料で「自分の市場価値」を聞いてみよう

迷うならまず無料で市場価値を聞く。IT特化型エージェントの面談室で相談者が安心した表情で相談

「残るか出るか」の判断材料をそろえる、いちばん簡単な方法は、ITエンジニア経験者向けの転職エージェントに無料で相談してみることです

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※ITエンジニア未経験者の方は「【未経験向け】IT特化型の転職エージェントおすすめランキングTOP3」から見てください


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  • 1位 TechGo(テックゴー)
  • 2位 Geekly(ギークリー)
  • 3位 レバテックキャリア

それぞれのサービスがもつ強みについて、ここからはくわしく見ていくことにしましょう

1位 TechGo(テックゴー)

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ITエンジニア未経験の人は、研修や相談体制がしっかりしている転職エージェントを選びましょう

初心者の不安を解消してくれる、サポートが手厚いランキングTOP3を紹介していきます

  • 1位 @PRO人
  • 2位 キャリアカンパニー
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ひとつずつ中身を確認していきましょう

1位 @PRO人(アットプロジン)

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正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます

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