「IIJに転職したいけど、SES企業なの?客先常駐させられるの?」
転職サイトでIIJの求人を見つけて、そんな不安を感じてこのページにたどり着いたのではないでしょうか
結論から言うと、IIJ(インターネットイニシアティブ) 本体は、SES企業ではありません
IIJ本体は自社サービス(クラウド・ネットワーク・MVNO等)を開発・運営する東証プライム上場の独立系IT企業です(参照:IIJ公式サイト 会社概要)
ただし、グループ会社の「IIJエンジニアリング」ではSES型の客先常駐が存在します(参照:OpenWork IIJエンジニアリング)
この「IIJ本体」と「IIJエンジニアリング」の違いを知らずに転職すると、年収差は約350万円、働き方もまったく異なるという”取り返しのつかないミスマッチ”に陥る可能性があります
この記事では、IIJの事業内容・年収データ・社員の口コミを徹底的に調査し、「IIJがSES企業なのかどうか」の答えを根拠付きで完全に解説します
さらに、IIJへの転職で後悔しないための確認ポイントや、SES企業を見極める実用的な方法もお伝えします
読み終わる頃には、IIJへの転職を検討すべきかどうかの判断軸が明確になり、次に取るべきアクションが見えているはずです
IIJはSES(客先常駐)企業なのか?【結論から言います】
まず、最も気になるこの疑問にストレートに答えます
IIJ本体は、SES企業ではありません
IIJ(株式会社インターネットイニシアティブ)は、1992年に日本企業として初めてインターネット接続事業を開始したパイオニア的存在です
自社でネットワークサービス、クラウドサービス、MVNO(格安SIM)、セキュリティサービスなどを開発・運営しており、約16,000社の法人にITサービスを提供しています(参照:3分でわかるIIJ)
つまり、エンジニアを他社に送り込んで利益を得る「SESビジネス」とは、ビジネスモデルの根本がまったく違うんです
ただし、ここで安心するのはまだ早いです
「IIJ」と名前がつく会社は複数あり、その中にはSES型の客先常駐が存在するグループ会社もあるからです
この違いを正しく理解しないまま転職活動を進めると、「IIJに入ったはずなのに、客先常駐で年収が想像の半分だった」という悲劇が起こりかねません

えっ、IIJって1つの会社じゃないんですか!?名前同じなのにそんなに違うんですか?



グループ会社というのは、親会社の傘下にある別会社のことです。名前は似ていても、待遇や業務内容はまるで違うことがあります。ここは絶対に確認すべきポイントですよ
IIJ本体の事業内容|自社サービスを持つ東証プライム上場企業
IIJ本体がどんな会社なのか、具体的に見ていきましょう
IIJは自らを「トータル・ネットワーク・ソリューション・プロバイダー」と位置づけています(参照:IIJ IR FAQ)
主力事業を整理すると、以下のようになります
- ネットワークサービス:国内最大級のバックボーンを自社運営、官公庁のネットワーク管理も受託
- クラウドサービス(IIJ GIO):IaaS〜SaaSまで自社開発のクラウド基盤を提供
- MVNO(IIJmio):格安SIMブランドとして個人・法人に展開
- セキュリティ:ゼロトラスト、SASE等の最先端セキュリティソリューション
- システムインテグレーション(SI):自社サービスを軸にした企業向けシステム構築
注目すべきは、すべて自社で開発・運営しているサービスだという点です
SES企業のように「エンジニアの労働力を提供する」ビジネスではなく、「自社の技術力で作ったサービスを売る」ビジネスモデルなんです
競合にはNTTドコモビジネスやKDDI、NTTデータ、さらにはAWSやMicrosoft Azureも含まれます
SES企業がこれらの巨大企業と競合することはまずありません。つまりIIJ本体は「SES企業とは別世界の会社」だと言えます
IIJが使う「SES」の意味は一般的なSESとは違う
実は、IIJのエンジニアブログには「SES」という言葉が登場します(参照:IIJ Engineers Blog)
「やっぱりSESじゃないか!」と思った方、ちょっと待ってください
IIJが言う「SES」はSystem Engineering Service(システムエンジニアリングサービス)の略で、自社サービスの運用・保守を提供するという意味で使われています
一般的にIT業界で問題視される「SES」は、エンジニアを客先に派遣して稼働時間に応じた報酬を得る「準委任契約型の人材ビジネス」のことです
この2つは名前が同じでも、中身はまるで違います
| 比較項目 | IIJのSES | 一般的なSES |
| 意味 | 自社サービスの運用保守サービス | エンジニアの客先常駐(準委任契約) |
| ビジネスモデル | 自社サービスの付加価値として提供 | エンジニアの稼働時間=売上 |
| エンジニアの働き方 | 自社サービスの設計段階から参画 | 客先の指示に従い業務を遂行 |
| キャリアへの影響 | 自社技術の専門性が身につく | 現場ごとにスキルがバラつく |
IIJのエンジニアブログでは、「設計段階から運用チームも参加する」と明記されています
つまり、IIJにとっての「SES」は自社のサービスをより良くするための技術サービスであり、人材を切り売りするビジネスとは根本的に異なるわけです
注意|グループ会社「IIJエンジニアリング」では客先常駐がある
ここからが、この記事で最も重要なパートです
IIJグループには「IIJエンジニアリング」というグループ会社があり、こちらではSES型の客先常駐が存在します
OpenWorkに掲載されている口コミを見てみましょう
「SESで常駐に出ている場合は、常駐先の評価が重要となります。目標設定等は特に意味が無く…」
―OpenWork IIJエンジニアリング 口コミより(元技術職)
さらに、エン カイシャの評判にはこんな声もあります
「神田オフィスと客先常駐があります。客先常駐の場合、社内の情報に疎くなります」
――エン カイシャの評判 IIJエンジニアリングより(2025年2月投稿)
この2つの口コミからわかることは明確です
IIJエンジニアリングでは実際にSES型の客先常駐が行われており、評価制度の不透明さや社内情報からの疎外という、典型的なSESの課題を抱えているということです
「IIJ」という名前を見て「大手IT企業だから安心」と思い込み、よく確認せずに入社すると、実態はSES型の客先常駐だった――こんなケースは決して珍しくないんです



つまり「IIJ」と「IIJエンジニアリング」は名前が似ているだけで、業務内容も待遇もまったく別の会社ということですね?



その通りです。グループ会社は「系列」であって「同じ会社」ではありません。転職する前に必ず確認してください
IIJ本体とIIJエンジニアリングの違い|年収差は約350万円
ここで、IIJ本体とIIJエンジニアリングの違いをデータで明確にしておきましょう
数字を並べてみると、その差は一目瞭然です
| 比較項目 | IIJ本体 | IIJエンジニアリング |
| 上場 | 東証プライム上場 | 非上場(グループ会社) |
| 平均年収 | 726〜738万円 | 約385万円 |
| 平均年齢 | 37.4歳 | 29.4歳 |
| 離職率 | 3〜4%台 | 退職理由の口コミ多数 |
| 主な業務 | 自社サービス開発・SI | ネットワーク運用・客先常駐あり |
| SES的業務 | なし | あり |
(参照:すべらない転職 IIJの年収、エン カイシャの評判 IIJエンジニアリング)
年収差は約350万円。同じ「IIJ」の名前を冠していても、これだけの開きがあります
正直に言うと、この表を作っている時に思い出したことがあります
転職活動をしていた頃、私も「グループ会社」と「本体」の違いを正確に理解していませんでした。
求人票の会社名をよく見ずに応募して、面接で「あ、こっちはグループ会社の方ですよ」と言われた時のあの何とも言えない気まずさ――あの時間、返してほしいです
IIJ本体の年収・働き方|平均年収738万円、離職率3〜4%
IIJ本体の待遇は、IT企業の中でもかなり恵まれた部類に入ります
2024年3月期の有価証券報告書によると、平均年収は738万円(参照:すべらない転職)
IT・通信業界の平均年収が446万円ですから、業界平均を約300万円も上回っている計算になります
- 平均年収738万円(2024年3月期、有価証券報告書)
- 離職率3〜4%台(IT業界では非常に低い水準)
- フレックスタイム制・テレワーク制度が浸透
- 中途採用比率は約70%(多様な経歴を歓迎)
- ボーナス年2回(合計約4ヶ月分)
口コミサイトでも好意的な声が多く見られます
「性格が穏やかで常識的な社員が多く、人間関係で苦労することはあまりない」「自分の意見や提案を採用してくれるので、自由闊達な雰囲気がある」
――OpenWork IIJ 口コミより
「若手でも有名企業のメイン担当として大きな案件ができ、個人に任される裁量も大きくやりがいがある」
――OpenWork IIJ 口コミより
離職率3〜4%台という数字は、「社員が辞めたがらない会社」であることの証明です
一般的なIT企業の離職率が10%を超えることも珍しくない中で、この数字は際立っています
IIJエンジニアリングの年収・働き方|平均年収385万円、退職理由は「給与の低さ」
一方、IIJエンジニアリングの実態はどうでしょうか
エン カイシャの評判によると、正社員32人の回答に基づく平均年収は385万円(年収範囲は240万〜550万円)
IIJ本体の738万円と比べると、約350万円の差があります
退職理由に関する口コミを見ると、その差はさらに生々しく伝わってきます
「給与が低い」「仕事を通してエンジニアとしてもビジネスマンとしても成長の機会が限定的」
――転職会議 IIJエンジニアリングより
さらに就活会議では、退職理由の口コミが49件も掲載されており、「給料が低い」「キャリアアップの機会がない」が繰り返し登場しています
キャリコネのデータでは、給与の満足度が1.8(5点満点中)という厳しい評価です(参照:キャリコネ IIJエンジニアリング)
そしてもう一つ、見逃せない口コミがあります
「求人票では本社勤務または会社拠点勤務の記載だったが、客先常駐であることを平然と話してきた」
――エン カイシャの評判 IIJエンジニアリング 入社前とのギャップより
これは正直、かなりショッキングな内容です
求人票を信じて応募したのに、面接で「実は客先常駐です」と言われたら――面接会場の椅子が少し冷たく感じるはずです
もちろんこれは1人の体験談であり、すべてのケースに当てはまるわけではありません。しかし、「求人票だけを鵜呑みにしてはいけない」という教訓としては十分に重い声です



年収385万円で客先常駐…しかも求人票と違うって、それはさすがにキツくないですか?



だからこそ「求人票を鵜呑みにしない」「面接で具体的に確認する」ことが大事なんですよね。IIJに限らず、どの企業でも同じことが言えます
IIJエンジニアリングにもメリットはある|IT未経験の入り口として
ここまでIIJエンジニアリングの厳しい面を伝えてきましたが、すべてを否定するつもりはありません
実際に、こんなポジティブな口コミもあります
「IT未経験にはおすすめの企業。ITパスポートを取ってない人でもやっていける」
「IIJが提供する大規模なサービスに携われるという点では、貴重な経験を積めた」
IT業界に未経験から飛び込みたい人にとって、IIJエンジニアリングは「入り口」としての価値があるのは確かです
IIJグループの看板があるので社会的信用もありますし、大規模なネットワークやインフラに触れる機会が得られるのは大きなメリットでしょう
ただし、大事なのは「長くいる場所」ではなく「ステップアップの足がかり」として捉えること
1〜3年で基礎を固めて、IIJ本体やより高年収の企業にステップアップする――その戦略を持っているかどうかで、同じ入り口でもキャリアの行き先はまったく変わってきます
IIJへの転職で後悔しないための5つの確認ポイント
IIJへの転職を本気で検討しているなら、入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないための確認ポイントを押さえておきましょう
これはIIJに限らず、IT企業への転職全般に使える実践的なチェックリストです
配属先がIIJ本体かグループ会社かを必ず確認する
最も重要かつ最も見落としやすいポイントがこれです
求人票の「会社名」「雇用主」欄を正確に確認してください
「株式会社インターネットイニシアティブ」なのか、「株式会社IIJエンジニアリング」なのかで、待遇も業務内容もまったく変わります
もし求人票で判断がつかなければ、面接で直接こう聞いてください
「配属先はIIJ本体ですか?それともグループ会社の所属になりますか?」
この質問で曖昧な回答をされた場合は、注意が必要です
「客先常駐あり」の記載がないか求人票を隅々まで読む
求人票で注意すべき表現があります
- 「就業場所:クライアント先」
- 「プロジェクトにより勤務地が異なる」
- 「お客様先での業務」
- 「常駐型のプロジェクトあり」
これらの表現が含まれている場合、客先常駐の可能性が高いです
IIJエンジニアリングの口コミでも「求人票では本社勤務の記載だったが、実態は客先常駐だった」という声がありました
求人票の「就業場所」「勤務地」「備考欄」は特に注意深く読んでください
年収レンジと昇給制度を面接で具体的に聞く
年収は「入社時」だけでなく、「入社後の上がり方」が重要です
IIJエンジニアリングの口コミには「年々5,000円程度しか上がらない」という声がありました
面接では以下の点を具体的に聞くことをおすすめします
- 入社時の年収レンジ(下限〜上限)
- 昇給の頻度と平均的な昇給額
- ボーナスの支給月数(固定か業績連動か)
- 同じポジションの3年後の年収目安
年収交渉をしないまま内定を受ける人は意外と多いですが、ここで遠慮するのは自分の人生に対して失礼です
配属後のキャリアパスを確認する
「入社後にどんなキャリアが描けるか」を面接で確認するのも大切です
IIJエンジニアリングの口コミでは「ゆくゆくは上流工程も経験できると言われたが…」という、期待と現実のギャップを感じた声もありました
以下の質問を面接で投げかけてみてください
「入社3年後に担当できる業務の範囲はどこまで広がりますか?」
「上流工程(設計・要件定義)に携わるエンジニアの割合はどのくらいですか?」
具体的な回答が返ってこない場合は、キャリアパスの設計が曖昧な可能性があります
IT特化型の転職エージェントで内部情報を得る
ここまでの確認ポイントを読んで「自分一人で全部確認するのは大変そう」と感じた方もいるのではないでしょうか
正直に言うと、その感覚は正しいです
求人票だけではわからない企業の内部情報――配属先の実態、実際の業務内容、社風、年収交渉の余地――を効率的に入手する方法があります
それがIT特化型の転職エージェントの活用です
IT特化型のエージェントは企業の採用担当者と直接やり取りしているため、求人票には書かれていない「裏側の情報」を持っています
「この求人、配属先はIIJ本体?グループ会社?」と聞けば、すぐに答えが返ってきます
一人で悩むより、情報を持っているプロに相談する方が圧倒的に効率的ですし、年収交渉も代行してもらえるので、自分の市場価値に見合った待遇を引き出しやすくなります



確かに、IIJ本体とグループ会社の違いなんて、エージェントに聞けば一発でわかりますよね



その通りです。特にIT特化型のエージェントなら技術的な話も通じます。「このポジションで自分のスキルが活かせるか」まで踏み込んで相談できますよ
IIJの年収と待遇で後悔しないために|経験者が使うべきIT転職エージェント
IIJ本体クラスの優良IT企業を本気で目指すなら、IT業界に特化した転職エージェントの活用は必須です
なぜなら、総合型のエージェントではIT企業の内部事情に詳しくない担当者に当たることがあり、「SES企業かどうか」の判断すらできないケースがあるからです
一方、IT特化型のエージェントなら技術スタックの話が通じ、企業ごとの開発体制や配属先の実態まで把握しています
ITエンジニア経験者のみなさんが、IIJ本体のような年収700万円以上の優良IT企業を目指すなら、まずはIT特化型エージェントに無料相談してみることをおすすめします


ITエンジニア経験者のみなさんが、転職で年収をあげるなら「ITに特化した転職エージェントを利用する」のが成功への近道ですよ
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- 1位 TechGo(テックゴー)
- 2位 Geekly(ギークリー)
- 3位 レバテックキャリア
それぞれのサービスがもつ強みについて、ここからはくわしく見ていくことにしましょう
1位 TechGo(テックゴー)
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アドバイザーによって提案に差が出ないよう、最初の面談で自分の戦略を伝えておくと安心ですよ
SES(客先常駐)を見極める方法|IIJ以外の企業にも使える判断基準
ここからは、IIJに限らず「この会社、SES企業なの?」を見抜くための汎用的なチェックポイントをお伝えします
転職活動中に何度も使える知識なので、ぜひ覚えておいてください
自社サービス・自社プロダクトがあるか
最もシンプルで強力な判断基準がこれです
その会社が「自分たちで作ったサービスやプロダクト」を持っているかどうかを確認してください
自社サービスがある=エンジニアの労働力以外に収益源がある、ということです
IIJ本体の場合、IIJ GIO(クラウド)、IIJmio(MVNO)、各種セキュリティサービスなど、明確な自社プロダクトが複数存在します
企業の公式サイトで「サービス」「プロダクト」のページを確認し、そこに具体的なサービス名が並んでいれば、純粋なSES企業ではない可能性が高いです
売上に占めるSES比率を確認する
上場企業であれば、IR情報(投資家向け情報)から売上構成を確認できます
非上場企業でも、会社説明会やエージェント経由で「売上の何割がSES(客先常駐)事業ですか?」と聞くことは可能です
SES比率が売上の大半を占めている場合、「エンジニアの稼働=売上」という構造であり、エンジニアの待遇よりも稼働率を優先する企業文化になりやすい傾向があります
口コミサイトで「客先常駐」のキーワードを検索する
今回のIIJエンジニアリングの調査でも活用しましたが、口コミサイトは企業のリアルな実態を知るための強力なツールです
おすすめの口コミサイトは以下の通りです
- OpenWork:社員・元社員の口コミが充実、総合スコアで比較しやすい
- 転職会議:退職理由の口コミが豊富、ネガティブな情報も多い
- エン カイシャの評判:入社前とのギャップに関する口コミが参考になる
これらのサイトで企業名を検索し、さらに「客先常駐」「SES」「常駐」などのキーワードで絞り込むと、実態が見えてきます
1つのサイトだけでなく、複数のサイトでクロスチェックすることで、情報の偏りを防げます
面接で「エンジニアの勤務場所」を直接聞く
最終的に最も確実なのは、面接で直接確認することです
以下の質問をそのまま使ってください
「エンジニアは基本的に自社オフィスで勤務しますか?それともクライアント先に常駐する場合がありますか?」
この質問に対して「プロジェクトによります」「状況次第です」といった曖昧な回答が返ってきた場合は、客先常駐がある可能性を疑ってください
さらに深掘りするなら、こう聞きます
「現在のエンジニアのうち、何割くらいが自社オフィスで勤務していますか?」
具体的な数字を出せる企業は、自社勤務を前提としている証拠です。数字を出せない企業は、客先常駐がメインの可能性が高いと判断できます
IT業界未経験でIIJグループを目指すなら知っておくべきこと
ここまでの内容を読んで「じゃあIIJ本体に入りたい!」と思った方もいるかもしれません
ただ、正直にお伝えしなければならないことがあります
未経験からIIJ本体への入社は難易度が高い
IIJ本体への転職は、IT業界内でも難易度が高い部類に入ります(参照:movin IIJ転職)
特にエンジニア職では、ネットワークやクラウドの深い技術知識が求められます
IT業界未経験の状態でいきなりIIJ本体を目指すのは、現実的とは言えません
ただし、絶望する必要はまったくないです
IIJの中途採用比率は約70%と高く、「最初からIIJにいた人」よりも「他社で経験を積んでから転職してきた人」の方が多いんです
つまり、正しいステップを踏めば、将来的にIIJ本体クラスの企業に入ることは十分に可能です
IIJエンジニアリングをステップにする戦略もある
もしIT業界未経験で「IIJグループに関わりたい」と考えるなら、IIJエンジニアリングを最初のステップとする戦略も一つの選択肢です
IIJエンジニアリングで1〜3年の実務経験を積みながら、以下のことを並行して進めるイメージです
- 業務で触れるIIJのサービス・インフラの知識を深める
- 資格取得(AWS認定、ネットワークスペシャリスト等)でスキルを証明する
- IT特化型エージェントに登録して市場価値を定期的に確認する
- IIJ本体やより高年収の企業への転職タイミングを見計らう
ただし前提として、「長居しない」「スキルを意識的に磨く」という戦略を持っていることが必須です
口コミにもあった通り、IIJエンジニアリングは「成長の機会が限定的」という声が多いため、漫然と在籍していると気づいた時にはスキルが停滞している可能性があります



じゃあ最初はIIJエンジニアリングに入って、スキル磨いてからIIJ本体に転職すればいいんじゃないですか!



戦略としてはありですが、注意点が一つ。IIJグループ内での異動と、中途採用で外から入るのは別の話です。「グループ会社にいれば自動的に本体に行ける」とは限りません。外部からの転職活動も視野に入れておいてください
未経験者は研修・サポートが手厚いエージェントを使おう
IT業界未経験からの転職では、「どこに入るか」以上に「誰に相談するか」が重要です
IIJグループに固執する必要はまったくありません
大切なのは、未経験からでも着実にスキルを身につけられる環境を見つけることです
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選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
まとめ|IIJはSES企業ではないが、グループ会社には注意が必要
最後に、この記事の要点を整理します
- IIJ本体はSES企業ではない。自社サービス(クラウド、MVNO等)を持つ東証プライム上場の独立系IT企業
- IIJが使う「SES」は自社サービスの運用保守であり、一般的なSES(人材派遣型)とは別物
- グループ会社「IIJエンジニアリング」ではSES型の客先常駐がある。口コミでも確認済み
- IIJ本体の平均年収は738万円、IIJエンジニアリングは385万円。約350万円の差
- 転職で後悔しないためには「配属先がIIJ本体かグループ会社か」を必ず確認すること
- IT特化型の転職エージェントを活用すれば、企業の内部情報を効率的に入手できる
「IIJ=SES」と一括りにするのは誤りですが、「IIJグループだから安心」と油断するのも危険です
大事なのは、正しい情報を得たうえで、自分のタイミングで判断すること
今すぐ転職しなくても構いません。
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「情報を得ること」は「転職すること」ではありません。でも、情報を持っている人だけが、後悔のない選択ができるんです