日曜日の夜、布団に入ってスマホを開いたとき、ふと「GMOインターネット 年収低い」と検索窓に打ち込んでいた
そんな経験はありませんか
給与明細を見たとき、あるいは4月の昇給通知を見たとき、「あれ、これだけ……?」と感じてしまった
同年代の友人と年収の話になるたびに、なんとなく自分の数字を言いそびれてしまう
ネットで「GMOインターネットの平均年収は約690万円台」と見かけて、「いやいや、自分の手取りと全然違うんだけど」とモヤモヤした
その違和感、放っておくとずっと心の隅に残り続けます
実際に、口コミサイトにはこんな声が投稿されています
「とにかく給与が低いです。評価で給与は上がりますが…」事務系 / 新卒入社 / 在籍3年未満 / 退社済み / 女性
引用元:OpenWork「GMOインターネットグループ株式会社 年収・給与制度」より
こういう声を見ると、「やっぱり自分だけじゃなかったんだ」と少しホッとする一方で、「じゃあ自分はどうすればいいの?」という不安も大きくなってしまいますよね
この記事は、その不安に「答え」を出すために書いています
- 「平均年収は約690万円台」なのに手取りの実感とズレる、その数字のカラクリ
- 「年収が低い」と言われる本当の理由=給与制度の“構造”
- GMOインターネットに残るべきか、転職を検討すべきかを決める4つの判断軸
- 後悔しないための第一歩=自分の「市場価値」を社外のものさしで測る方法
読み終わるころには、年収のモヤモヤの正体がスッキリ整理できて、「自分はこう動けばいい」という具体的な一歩が見えているはずです
先に結論をお伝えすると、答えのカギは「今すぐ辞める」でも「黙って残る」でもありません
残るにしても辞めるにしても、その前に「自分の本当の価値」を知ること、これがすべての出発点になります

正直、GMOって有名な会社だし、年収もそこそこあるイメージでした。でも自分の給料を見ると「低くない?」って思っちゃうんですよね。これって気のせいですか?



気のせいではありませんよ。その感覚にはちゃんと理由があります。これから一つずつ、その正体を解きほぐしていきましょう。
それでは、さっそく始めていきましょう
「GMOインターネットの年収は低い」と感じるあなたは間違っていない


まず、いちばん最初にお伝えしたいことがあります
「GMOインターネット 年収低い」と検索したあなたの感覚は、間違っていません
検索窓に自分から「低い」という言葉を付け足したということは、心のどこかで「自分の年収は低いのでは」という仮説を、すでに持っているということです
そして、その仮説を「気のせいだよ」と誰かに否定してほしいのか、それとも「やっぱりそうだよ」と確認したいのか、自分でもよくわからない
そんな宙ぶらりんな状態で、この記事にたどり着いたのではないでしょうか
その気持ち、痛いほどわかります
だからこの章では、まず「あなたが感じているモヤモヤの正体」を、できるだけ具体的に言葉にしていきます
モヤモヤは、正体がわかるだけで半分は軽くなるものですから
検索する人の多くが抱えている「3つのモヤモヤ」


「GMOインターネットの年収が低い」と感じる人の悩みは、よく見ると3つのパターンに分かれます
あなたのモヤモヤも、おそらくこのどれかに当てはまるはずです
- ①数字のズレ:ネットで見る「平均年収約690万円台」と、自分の手取りの実感がまったく合わない
- ②昇給の実感のなさ:頑張って評価されたはずなのに、給料がほとんど変わった気がしない
- ③将来の見えなさ:このまま働き続けて、5年後・10年後に年収がどうなるのか見通せない
①は「比べる相手の数字」がそもそもおかしいのでは、という違和感です
②は「自分の頑張りが反映されない」という、努力が報われない感覚です
③は「金額そのもの」よりも「未来が描けないこと」への不安です
面白いのは、この3つはどれも「あなたの能力が低いから」起きているわけではない、ということです
①は数字の見せ方の問題、②と③は給与制度の仕組みの問題
つまり、3つとも「あなた個人」ではなく「構造」の話なんです
この記事では、この3つのモヤモヤを順番に、ひとつずつ解きほぐしていきます
まずは、いちばん多くの人が引っかかっている「①数字のズレ」から見ていきましょう……の前に、もう一つだけ大事な話をさせてください
その違和感、あなたの能力のせいではありません


年収が低いと感じたとき、多くの人が無意識にこう考えてしまいます
「年収が低い=自分の評価が低い=自分の能力が足りない」
この思考の流れ、すごく自然に見えますよね
でも、ここでいったん立ち止まってほしいんです
年収というのは、「あなたの能力」だけで決まる数字ではありません
「あなたの能力」×「会社の給与制度」×「その会社の業績や方針」、この掛け算で決まります
つまり、同じ能力の人でも、所属する会社の給与制度しだいで年収は100万円単位で変わってしまう
これから詳しく説明しますが、GMOインターネットの「年収が低い」と言われる理由の大半は、給与制度の“構造”にあります
あなたの能力の問題ではなく、「上がりにくい仕組み」の中にいる、という話なんです



でも、私の年収が低いのって、結局は私のスキルがまだ足りないからじゃないんですか?



その考え方こそ、いったん横に置いてください。スキルが足りないかどうかは「市場」が決めることで、社内の評価テーブルが決めることではないんです。原因を自分の中だけに探すと、出口が見えなくなりますよ。
「自分が悪いのかもしれない」と思い続けるのは、本当につらいことです
だからまず、その自己否定を一度わきに置いて、冷静に「仕組み」を見ていきましょう
GMOインターネットの平均年収は本当に低いのか?数字の「見え方」を解明する


それでは、3つのモヤモヤのうち「①数字のズレ」から解いていきます
「平均年収は約690万円台と書いてあるのに、自分の実感と全然合わない」
この違和感の正体を、先に結論からお伝えします
「どちらが本当の数字なの?」という問いの立て方が、そもそもズレているんです
正しくは「どちらの数字も、条件付きで本当」です
その「条件」を理解すると、ズレの正体が一気にスッキリします
有価証券報告書では約690万円台。なのに体感とズレる理由


まず、ネットでよく見る「平均年収」の数字について
GMOインターネットグループ株式会社は上場企業なので、「有価証券報告書」という公式の資料で平均年収を公開しています
その数字を引用した年収まとめサイトを見ると、平均年収はおよそ690万円台とされています(サイトによって660万円〜694万円ほどの幅があります)
「ほら、やっぱり高いじゃないか」と思うかもしれません
でも、ここで知っておいてほしい大事なことが2つあります
- これは「グループの持株会社」の数字で、管理職や役員クラスも含んだ全職種まぜこぜの平均
- 「平均値」は、一部の高年収の人がいると、その人たちに引っ張られて高く出る性質がある
たとえば10人の部署で、9人が年収500万円、1人だけ役員で年収2,400万円だったとします
このとき「平均年収」は690万円になります
でも、その部署にいる9人にとっての「リアルな年収」は500万円ですよね
これが「平均年収は高いのに、自分の実感と合わない」のいちばん基本的なカラクリです
ちなみに、有価証券報告書ベースのデータでは、平均年齢は37.9歳、平均勤続年数は8.2年とされています
「自分はまだ20代だから、平均より低くて当然」という年齢差の要素も、ここには含まれています
なお、GMOインターネットグループは企業の形が少し複雑で、グループ全体と持株会社は別物です
細かい話は読み飛ばしても問題ありませんが、気になる人は下のボックスを開いてみてください
【もっと知りたい人向け】GMOインターネットの会社の形について
GMOインターネットグループは2025年1月1日に「持株会社体制」へ移行しました。「GMOインターネットグループ株式会社」がグループ全体をまとめる持株会社で、有価証券報告書の平均年収はこの持株会社の数字です。同じタイミングで、グループ会社だったGMOアドパートナーズが「GMOインターネット株式会社」へ社名変更しています。さらにGMOグループは「梁山泊(りょうざんぱく)経営」と呼ばれる方針で、グループ各社にかなり大きな裁量を与えています。そのため、給与制度の細かい運用は会社や部署によって差がある可能性があります。「グループ=全部同じ給料体系」ではない、と覚えておくと混乱しません。
口コミサイトの平均年収は約490〜510万円というギャップ


では、もう一方の数字を見てみましょう
社員や元社員が口コミを投稿するサイトでは、平均年収はずいぶん違う数字になっています
- OpenWork:約511万円(正社員112人の回答/平均年齢32歳)
- エン カイシャの評判:約488万円(正社員67人の回答/平均年齢34.6歳)
有価証券報告書ベースの約690万円台と、口コミサイトの約488〜511万円
同じ会社なのに、180万円〜200万円もの差があります
この差にこそ、あなたの「実感」が隠れているんです
口コミサイトの数字は、回答している人の年齢が若め(32歳前後)で、役員や上級管理職はあまり投稿しません
つまり「現場で働く一般社員のリアルな年収」に近い数字が出やすいんです
社内の年収のばらつきについて、こんな声もあります
「一部の人だけがどんどん上がっているように思える。30代中堅で500万以下の人もいれば、新卒3年目で800万みたいな人もいる」エンジニア / 男性 / 新卒入社 / 在籍3年未満
引用元:エン カイシャの評判「GMOインターネットグループの年収・給与」より
「30代中堅で500万以下」と「新卒3年目で800万」が同じ会社に同居している
これだけ社内格差が大きいと、「平均」という1つの数字では、誰のリアルも表せなくなります
ここまでの話を、1枚の図にまとめてみましょう


引用元:エン カイシャの評判「GMOインターネットグループの年収・給与」、OpenWork「GMOインターネットグループ株式会社 年収・給与制度」より
この図で大事なのは、「どれが正解か」ではありません
3つの数字は、集計の出どころが違うので、そもそも単純には比べられない、ということです
有価証券報告書ベースは「持株会社の全職種・管理職込みの平均」、口コミサイトは「回答者の職種や年代に偏りがある自己申告の集計」、土俵がまったく違うんです
だから、「平均年収690万円」を見て落ち込む必要も、「口コミの488万円」を見て絶望する必要もありません
どちらも、あなた自身のリアルな年収を表した数字ではないからです
「①数字のズレ」のモヤモヤ、少し晴れてきたでしょうか
職種別に見るとどうなのか(管理職・エンジニア・マーケ・営業)


もう少し解像度を上げて、職種別の年収も見ておきましょう
OpenWorkの口コミ集計では、職種ごとの平均年収はこのようになっています


引用元:OpenWork「GMOインターネットグループ株式会社 年収・給与制度」より
この図を見て、気づくことはありませんか
管理職だけが601万円と頭ひとつ抜けていて、エンジニア・SE、マーケティング、営業は、だいたい496万円〜511万円のあたりに固まっています
管理職と、それ以外の職種で、約100万円の差があるんです
エンジニア・SEは、非管理職の中では比較的高めではあります
でも、管理職との間にははっきりとした壁がある
これはつまり、「役職に就くかどうか」が、年収を大きく分けているということです
ちなみに、これらの数字はあくまで口コミサイトの集計値であって、会社が公式に発表した数字ではありません
参考のひとつとして見てください
もうひとつ、外の世界の数字も並べておきます
厚生労働省の令和6年賃金構造基本統計調査では、ソフトウェアを作る技術者全体の平均年収は、およそ655万円とされています
もちろん、この国の統計とGMOの口コミ集計は、調べ方も対象もまったく違うので、単純に「だから低い」とは言えません
ただ、「自分が今いる場所の数字」と「業界全体の数字」を並べてみると、自分の現在地がぼんやり見えてくる、というのは確かです
さて、ここまでで「役職に就くかどうかで年収が変わる」という構造が見えてきました
次の章では、この「上がりにくさ」の正体を、給与制度の中身までしっかり踏み込んで解説していきます
「年収が低い」と言われる本当の理由は給与制度の“構造”にある


ここからは、3つのモヤモヤのうち「②昇給の実感のなさ」と「③将来の見えなさ」をまとめて解いていきます
結論からお伝えすると、GMOインターネットの「年収が低い」と感じる正体は、次の3つの仕組みにあります
- ボーナスがほぼなく、基本給に組み込む仕組みになっている
- 昇給の刻みが1,000円単位で細かく、上がった実感が湧きにくい
- 役職に就かないと、年収が頭打ちになりやすい
どれも「あなたが頑張っていないから」ではありません
仕組みがそうなっている、というだけの話です
ひとつずつ、見ていきましょう
ボーナスがほぼない。基本給に組み込む仕組み


まず、1つ目の仕組みです
GMOインターネットの給与は、「ボーナス(賞与)」という形でまとまったお金が出るのではなく、その分を毎月の基本給に組み込む、という考え方になっています
口コミでも、こうした声が複数見られます
「正直IT企業にしては年収は低い部類になると思います。ボーナスがない代わりに、基本給が上げられているという体ですが、高いわけでもない」GMOインターネットグループ 社員
引用元:OpenWork「GMOインターネットグループ株式会社 年収・給与制度」より
「昇給は年4回。賞与はほぼない」システムエンジニア / 男性 / 中途入社 / 在籍3年未満
引用元:エン カイシャの評判「GMOインターネットグループの年収・給与」より
この「ボーナスを基本給に組み込む」という方式、理屈の上では悪いものではありません
毎月の給料が安定するし、業績が悪い年にボーナスがガクッと減る、という不安もないからです
ただ、ここに2つの「落とし穴」があります
1つ目は、口コミにもあるとおり「その基本給自体が、特別高いわけではない」こと
「ボーナスがない代わりに基本給が高い」のなら納得できますが、「ボーナスもない、基本給も普通」だと、合計の年収はどうしても伸び悩みます
2つ目は、心理的な面です
夏と冬に、ドンとまとまったお金が振り込まれる瞬間、ありますよね
あの「頑張ったご褒美」のような実感が、毎月の給料に薄く溶けてしまうと、たとえ年収の合計は同じでも「もらえている感」がどうしても弱くなります
これも、「年収が低い」と感じてしまう小さな、でも無視できない理由のひとつなんです
昇給は1,000円単位。「上がった実感がない」のカラクリ


2つ目の仕組みは、昇給のやり方です
これが「②昇給の実感のなさ」の正体に、まっすぐ関わってきます
口コミの傾向を、まとめて見てみましょう
「目標を達成しても月給の上がり方が5,000円程度に留まる。毎年4月の昇給評価テーブルは1,000円単位で詳細に設定されていて、ランクが上がっても昇給額は微々たるもの。給料を大きく上げるには役職を上げるしかない」GMOインターネットグループ 社員(複数の口コミの傾向を要約)
引用元:OpenWork「GMOインターネットグループ株式会社 年収・給与制度」、転職会議「GMOインターネットグループ 昇給」から傾向を要約
「目標を達成しても月給5,000円アップ」
これを年収に直すと、ボーナスがない前提で年6万円ほど
もちろんゼロよりはいいのですが、「1年間頑張って目標を達成した」結果としては、少しさみしい数字に感じる人が多いはずです



えっ、目標を達成しても月5,000円ですか!? それだとランチ何回かで消えちゃいますよ……



刻みが細かいこと自体は、悪いことではないんですよ。1,000円単位で評価を分けるのは、それだけ丁寧に見ようとしている裏返しでもあります。ただ、実額のインパクトが小さいと、頑張りが「見える化」されにくい。そこが問題なんです。
タクミさんの言うとおり、昇給テーブルが1,000円単位で細かいこと自体は、むしろ「ちゃんと評価しよう」という姿勢の表れとも言えます
でも、受け取る側からすると、「ランクが1つ上がった」という事実の割に、財布の中身がほとんど変わらない
この「事実」と「実感」のギャップが、じわじわとモチベーションを削っていくんです
そして、口コミの最後の一文が、いちばん重要です
「給料を大きく上げるには役職を上げるしかない」
これが、3つ目の仕組みの話につながっていきます
役職に就かないと頭打ち。長期で見た年収の伸びしろ


3つ目の仕組みは、「役職に就かないと年収が頭打ちになりやすい」という構造です
さきほどの職種別の図を思い出してください
管理職601万円に対して、エンジニア・SEは511万円、その差は約100万円でした
毎月の昇給が5,000円ずつだとすると、年収を100万円上げるには、単純計算で気が遠くなるほどの年数がかかります
でも、役職に1つ就けば、そのジャンプを一気に飛び越えられる
裏を返せば、「役職に就けなければ、その100万円の壁の手前で、ずっと足踏みすることになる」ということです
この構造を、現職・元社員はちゃんと見抜いています
「ボーナスも低い。若いうちはいいですが、長期で考えると役職につかないかぎり長くは働けない会社だと感じている」GMOインターネットグループ 社員
引用元:OpenWork「GMOインターネットグループ株式会社 年収・給与制度」より
「若いうちはいい」「長期で考えると厳しい」
これこそが、3つ目のモヤモヤ「③将来の見えなさ」の正体です
不安なのは「今月の給料」そのものよりも、「このまま5年、10年いても、自分の年収が大きく動く未来が想像できない」ことなんですよね
ここまでの「3つの仕組み」を、いったん1枚に整理しておきましょう
大事なのは、悪い面だけでなく、良い面も同じ目線で並べることです


引用元:OpenWork「GMOインターネットグループ株式会社 年収・給与制度」、エン カイシャの評判「GMOインターネットグループの年収・給与」より
こうして並べてみると、GMOインターネットの給与制度は「ダメな制度」ではなく、「合う人と合わない人がはっきり分かれる制度」だとわかります
福利厚生の手厚さや、評価面談の機会を重視する人にとっては、悪くない環境です
一方で、「短中期で年収をしっかり上げたい」人にとっては、構造的に向かい風になる、ということなんです
なお、先ほどのアコーディオンでも触れたとおり、GMOグループは各社の裁量が大きい「梁山泊経営」です
そのため、ここで紹介した制度の運用も、会社や部署によって多少の差がある可能性は、頭の片隅に置いておいてください
それでもGMOインターネットに残る価値はあるのか?正直に検討する


ここまで給与制度の「向かい風」になる部分を中心に説明してきました
でも、この記事は「GMOを辞めよう」とあなたの背中を押すための記事ではありません
むしろ逆で、「いい面も悪い面も両方フェアに見たうえで、自分で決めてほしい」という記事です
年収の話だけを聞いて、勢いで「もう辞める」と決めてしまうのは、実はとても危険です
だからこの章では、あえて「GMOに残る価値」を、正直に検討してみます
GMOの「いい面」も無視しない(福利厚生・評価制度)


口コミサイトには、ネガティブな声だけでなく、こんなポジティブな声も投稿されています
「昇給はしやすく、福利厚生はかなり手厚い」事務職 / 女性 / 中途入社 / 在籍3〜5年 / 契約社員
引用元:エン カイシャの評判「GMOインターネットグループの年収・給与」より
「年に1回360度評価があり、多方面から評価を受けられる。四半期ごとに決めた目標について上長と面談する場があり、風通しは良い」GMOインターネットグループ 社員
引用元:OpenWork「GMOインターネットグループ 社員クチコミ」より
「360度評価」というのは、上司だけでなく、同僚や後輩など、いろいろな立場の人から評価してもらう仕組みのことです
上司一人の好き嫌いで評価が決まりにくい、という点では、けっこう公平な仕組みだと言えます
四半期ごとに目標を上司とすり合わせる面談があるのも、「自分が何を期待されているか」が見えやすい環境です
そして、GMOグループといえば、福利厚生の手厚さは昔から知られています
こうした「年収以外の満足度」が高いと感じているなら、それは立派な「残る理由」です
年収という1つのものさしだけで、会社の価値のすべてが決まるわけではありませんから
GMOに残るのが向いている人/合わない人


ここまでの話をふまえて、「GMOに残るのが向いている人」と「合わない人」を整理してみます
大事なのは、どちらが「正しい」という話ではない、ということです
あなたが、どちらのタイプに近いかを知ることが目的です
- 残るのが向いている人:福利厚生や働きやすさ、職場の人間関係を重視している
- 腰を据えて、じっくり役職を目指していくキャリアに納得できる
- 今の生活が安定していて、急いで年収を上げる必要がない
- 合わない可能性がある人:これから数年で、年収をしっかり上げたいと考えている
- 年収は「自分の市場価値の証明」だと考えていて、そこにこだわりがある
- 頑張った分が、実額としてしっかり反映される実感がほしい
どうでしょうか
もし「合わない可能性がある人」のほうに、強くうなずいてしまったとしても、慌てて「じゃあ転職だ」と結論を出さないでください
次の章で、その「決め方」そのものに落とし穴があることを、お話しします
「残るべきか、転職すべきか」を年収だけで決めてはいけない


「年収が低い。だから転職する」
この一直線の考え方には、大きな落とし穴があります
この章では、その落とし穴と、転職か残留かを決める前にそろえておきたい「判断軸」をお伝えします
判断を狂わせる「年収だけ」の落とし穴


「年収だけ」で会社を決めるのが危ないのは、こういう理由です
たとえるなら、引っ越し先を「家賃の安さ」だけで決めるようなものです
家賃は安くなったけれど、通勤に2時間かかる、近所にスーパーがない、日当たりが最悪、これでは結局、暮らしの満足度は下がってしまいますよね
転職も同じで、年収という1つの数字だけを追いかけると、仕事内容・働き方・職場の雰囲気といった「他の大事なもの」を見落としやすくなります
その結果、「年収は上がったけれど、前の会社のほうが良かった」というミスマッチが起きてしまう
実際、GMOを離れた人たちの退職理由を見ても、「年収だけ」ではないことがわかります
「キャリア成長に限界を感じる。若いうちはモチベーションが保てるが、年齢が上がると動機が減少していく」GMOインターネットグループ 元社員(複数の退職理由の口コミの傾向を要約)
引用元:就活会議「GMOインターネットグループの退職理由・離職率」から傾向を要約
「キャリア成長に限界を感じる」という言葉に注目してください
辞めた人たちも、お金そのものというより、「成長」や「将来の見通し」といった、もっと大きなものに引っかかっていたんです
だから、判断するときは「年収」を1つの軸にしつつ、他の軸も一緒に並べる必要があります
残る・辞めるを決める前にそろえたい4つの判断軸


残るか、辞めるか
その答えを出す前に、次の4つの軸で、いまの自分の状況を棚卸ししてみてください
- ①仕事内容:いまの仕事そのものに、納得感や面白さを感じられているか
- ②将来の見通し:3〜5年後に、自分の役職や年収がどう変わるかイメージできるか
- ③市場価値:いま転職市場に出たら、自分はいくらと評価されるのか
- ④ライフプラン:今の働き方や収入が、自分の人生設計と合っているか
①②④は、自分の頭の中だけでも、ある程度は考えられます
でも、③の「市場価値」だけは、自分一人ではどうやっても正確にわからないんです
そして、やっかいなことに、この③が抜けていると、①②④の判断まで全部ぼやけてしまいます
なぜなら、「いまの年収が低いのかどうか」を判断する基準そのものが、③だからです
市場価値がわからないままだと、「将来の見通し」が良いのか悪いのかも、本当は判断できません
だから次の章では、この「いちばん欠けやすくて、いちばん大事な③」を、どうやって手に入れるかをお話しします
答えを出すカギは「自分の市場価値」を社外のものさしで測ること


ここまで読んでくださったあなたなら、もう気づいているかもしれません
「GMOの年収が低いかどうか」をずっと判断できなかったのは、比べるための“ものさし”を持っていなかったからです
その、ずっと足りなかったものさしの正体が「自分の市場価値」なんです
なぜ社内の評価テーブルだけ見ていると判断を誤るのか


社内の昇給テーブルや評価ランクは、とても大事なものです
でも、それは「その会社の中だけで通用する順位表」でしかありません
学校のクラス内の順位と、全国模試の順位が、まったく別物なのと同じです
クラスで真ん中くらいの順位でも、全国模試では上位、ということは普通にあります
逆に、クラスで上位でも、全国では平均的、ということもあります
あなたがGMOの評価テーブルで「真ん中くらい」だったとしても、転職市場という“全国模試”では、もっと高く評価される人材かもしれないんです



たしかに私、ずっと社内の評価ランクばかり気にしていました。外の世界で自分がどう見られるかなんて、考えたこともなかったです……



多くの人がそうなんですよ。社内のものさししか持っていないと、「低い」と感じても、それが正しいのか確かめようがない。だから、いつまでもモヤモヤが晴れないんです。
社内のものさしだけを見ていると、年収が「低い」と感じても、その感覚が当たっているのか外れているのか、永遠に確かめられません
だから、社外のものさし、つまり「市場価値」を一度きちんと測る必要があるんです
市場価値を測る一番現実的な方法


では、その「市場価値」は、どうやって測ればいいのでしょうか
転職サイトの求人を眺めるだけでは、正直、よくわかりません
「年収600万円〜」と書いてあっても、その「〜」のどこに自分がはまるのかは、求人票には書いていないからです
いちばん現実的な方法は、ITエンジニアの転職を専門にしているエージェントに登録して、「あなたの経験なら、だいたいこのレンジです」と見積もりを出してもらうことです
IT業界を専門にしているエージェントの担当者は、エンジニアの職種や使っている技術を理解しているので、年収レンジの目安をかなり具体的に教えてくれます
逆に、ITに詳しくない総合型のエージェントだと、技術の話が通じにくく、年収相場の説明も浅くなりがちです
ここで、いちばん大事なことをお伝えします
エージェントに登録することは、「転職を決めること」ではありません
あくまで「自分の現在地を確認する」ための行動で、登録したからといって、辞めなければいけないわけでも、何かを売りつけられるわけでもありません



でもエージェントって、登録したら「早く転職しましょう」ってグイグイ来られるんじゃ……ちょっと怖いです。



それは私も誤解していました。「今の年収が妥当なのか知りたいだけです」と最初に伝えていい、と聞いてから、すごく気が楽になったんです。情報をもらうだけ、で全然いいんですよ。
ミサキさんの言うとおりです
「転職するかどうかは、市場価値を知ってから、自分のペースで考えたい」と最初に伝えておけば、エージェントはそれに合わせて情報を出してくれます
つまり、これは「残る人」にとっても「辞める人」にとっても、同じくらい役に立つ行動なんです
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「まずは、自分が市場でいくらと評価されるのか、それだけでも知っておきたい」
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ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています
入社してから3ヶ月間の実践的な研修を受けられるので、現場で役立つスキルをじっくり学べます
- 未経験採用が95%
- 3ヶ月の実践研修
- 選考結果は当日に連絡
研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね
選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
ここで紹介したサービスは、いずれも「ITエンジニア経験者」の市場価値を測ることに長けています
1社だけだと担当者の得意分野に偏った話になりがちなので、2〜3社に登録して、出てきた年収レンジを見比べるのがおすすめです
後悔しないために、今日からできる具体的なステップ


ここまでの内容を、実際の「行動」に落とし込んでいきましょう
情報を知って終わり、では、あなたのモヤモヤは結局なくなりませんから
ステップで整理する「市場価値の確認」から「判断」まで


やることは、たった4ステップです
どれも、今日や今週から、無理なく始められる粒度にしてあります
この記事で読んだ「平均年収のカラクリ」と「3つの仕組み」を、もう一度ざっと振り返ります。「自分の能力ではなく構造の話」と切り分けるのが目的です
「①仕事内容 ②将来の見通し ③市場価値 ④ライフプラン」の4軸で、いまの自分の状態をメモに書き出します。この時点では③は「?」のままで構いません
ITエンジニア経験者向けの転職エージェントに2〜3社登録し、「今の市場価値を知りたい」と伝えて、年収レンジの見積もりを出してもらいます。これで③の「?」が数字で埋まります
埋まった4軸を見渡して、「残る」「もう少し様子を見る」「転職活動を始める」のどれを選ぶか、自分で決めます。どれを選んでも、それは“納得できる判断”になっています
ポイントは、STEP3まで進んで初めて、STEP4の判断ができる、ということです
③の市場価値という数字が埋まらないうちは、どれだけ悩んでも「材料不足の判断」にしかなりません
逆に言えば、STEP3さえ終われば、答えは自然と見えてきます
「今すぐ転職」ではない。情報を持ってから決めればいい


最後に、いちばん伝えたいことを書きます
この記事は、あなたに「今すぐ転職しろ」と急かすものではありません
むしろ、その逆です
焦って勢いで動くのが、いちばん後悔しやすいパターンです
やってほしいのは、「判断するための材料を、先にそろえる」こと
材料さえそろえば、あとは自分のタイミングで、落ち着いて決めればいいんです



いいですか、大事なのは「動くこと」そのものじゃありません。「納得して選べる状態」になることです。そのための材料は、今日からノーリスクで集められます。残るという結論だって、材料がそろったうえでの選択なら、立派な“前進”なんですよ。
市場価値を知ったうえで「やっぱりGMOに残ろう」と決めたなら、それはもう「なんとなく残っている」のとは、まったく違います
「自分で選んで、ここにいる」
その状態になることこそが、年収のモヤモヤから抜け出す、本当のゴールなんです
まとめ:GMOインターネットの年収に悩むあなたへ


長い記事を、ここまで読んでくださってありがとうございました
最後に、いちばん大事なポイントを振り返っておきます
- 「平均年収約690万円台」と「体感の約490〜510万円」のズレは、集計の出どころが違うだけ。どちらもあなた自身の数字ではない
- 「年収が低い」と感じる正体は、給与制度の構造(賞与ほぼなし・昇給1,000円単位・役職連動)。あなたの能力の問題ではない
- 福利厚生や評価制度など、GMOにはちゃんと「いい面」もある。年収だけで会社の価値は決まらない
- 残る・辞めるは「①仕事内容 ②将来の見通し ③市場価値 ④ライフプラン」の4軸で判断する
- 4軸の中で自分一人では埋められない「③市場価値」を、社外のものさしで測ることが、すべての出発点
もう一度、はっきりお伝えします
あなたの年収が思うように上がらないのは、あなたの能力が低いからではありません
「上がりにくい仕組み」の中にいる、というだけのことです
そして、その仕組みの中で「低い」と感じ続けるのか、それとも一度、社外のものさしで自分を測り直してみるのか
その選択肢は、いつでもあなたの手の中にあります
最後に、よくある質問にも答えておきます
- GMOインターネットの年収は、結局「低い」と言えるのですか?
-
「低い/高い」を一言で断定することはできません。有価証券報告書ベースでは約690万円台ですが、これは管理職を含む持株会社の平均です。一方で社員口コミの集計は約490〜510万円。集計条件がまったく違うので、単純比較はできません。本当に知るべきは「会社の平均」ではなく「市場で見たあなた自身の価値」です。
- 転職エージェントに登録したら、転職しないといけませんか?
-
いいえ。登録は「転職の決定」ではなく「現在地の確認」です。「今の市場価値を知りたいだけ」と最初に伝えれば大丈夫です。情報をもらったうえで「やっぱり残る」と決めても、まったく問題ありません。
- 今すぐ転職活動を始めるべきですか?
-
焦る必要はありません。先にやるべきは「判断材料をそろえる」ことです。給与制度の構造を理解し、4つの判断軸で現状を棚卸しし、市場価値を見積もってもらう。そのうえで、残るか動くかを自分のタイミングで決めれば、後悔のない選択になります。
まず“現在地”を知ることから始めよう|IT特化型転職エージェント
残るにしても、辞めるにしても、最初の一歩は同じです
「自分が市場でいくらと評価されるのか」を、無料で、リスクなく確かめてみてください
そのモヤモヤに、今日、ひとつの区切りをつけましょう
ITエンジニア経験者向け


ITエンジニア経験者のみなさんが、転職で年収をあげるなら「ITに特化した転職エージェントを利用する」のが成功への近道ですよ
求人の数やサポートの質で選ばれている、人気の高い3つのサービスから確認しましょう
- 1位 TechGo(テックゴー)
- 2位 Geekly(ギークリー)
- 3位 レバテックキャリア
それぞれのサービスがもつ強みについて、ここからはくわしく見ていくことにしましょう
1位 TechGo(テックゴー)
年収800万円以上をめざすなら
「TechGO(テックゴー)」がおすすめ
年収アップに特化した
IT転職エージェント
TechGo(テックゴー)は、年収アップの交渉力に強みがあります。たとえば20代の年収だと、前職にくらべて「平均120万円」も上がっています
30代の年収では「平均160万円」も上がっており、今の給料に満足していない人に最適ですよ
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アドバイザーを選考官に見立てた模擬面接を何度も行うので、本番で力を発揮しやすくなります
独占ルートの求人や、面接が確約された求人など、TechGoだけの特別なチャンスも豊富ですよ



完全無料となっているので、リスク無しで「プロの交渉力」に頼ることができます
2位 Geekly(ギークリー)
業界最大級のIT求人数なら
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Geekly(ギークリー)は、45,000件以上の求人をもつ、大手のIT専門転職エージェントです
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企業ごとの選考ポイントをしっかりおさえているので、効率よく内定を目指したい人に向いています
3位 レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITとWebに特化した求人が「55,489件」もあり、毎日更新されています
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職務経歴書の添削や模擬面接もしてくれるので、今の仕事を続けながらでも効率よく準備できます
自分の年収を予測できる機能など、納得して意思決定ができる仕組みが整っているのが魅力です



アドバイザーによって提案に差が出ないよう、最初の面談で自分の戦略を伝えておくと安心ですよ
ITエンジニア未経験向け


ITエンジニア未経験の人は、研修や相談体制がしっかりしている転職エージェントを選びましょう
初心者の不安を解消してくれる、サポートが手厚いランキングTOP3を紹介していきます
- 1位 @PRO人
- 2位 キャリアカンパニー
- 3位 ラクスパートナーズ
ひとつずつ中身を確認していきましょう
1位 @PRO人(アットプロジン)
手厚いサポートなら
「@PRO人(アットプロジン)」がおすすめ
エンジニアデビューを徹底サポートする
IT転職エージェント
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キャリア相談には平均で2時間もかけてくれるので、自分の将来についてじっくり話し合えますね
カウンセラー1人あたりが担当する人数は、10名に制限しており、手厚いフォローが約束されています



情報が多すぎて何をえらべばいいか迷ってしまう人に、寄り添ってくれる "心強い味方" になりますよ
2位 キャリアカンパニー
勉強もしたいなら
「キャリアカンパニー」がおすすめ
無料ITスクールで勉強もできる
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キャリアカンパニーでは「未経験者」から「実務経験が浅い若手エンジニア」までを対象に、学習支援と転職支援をまとめて受けられます
オリジナルのITスクールを併設しており、転職サポートを受ける人は無料で利用できます
- スキル診断が無料
- スクールを無料で併設
- 5,000人以上の実績あり
今のスキルを客観的に診断してくれるので、次にどのステージを目指すべきかが明確になりますよ
活動の目安は1ヶ月から3ヶ月となっており、スピーディーに新しい環境へ移りたい人に最適です



まだ転職するか決まっていない段階での相談も歓迎しているので、気軽に第一歩を踏み出せますね
3位 ラクスパートナーズ
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