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【現役エンジニア向け】カプコンの年収は低い?正体は4つのギャップ

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日曜日の夜です

スマホを眺めていたら、「カプコン、過去最高益を更新」というニュースが流れてきました

その瞬間、先月の給与明細をふと思い出して、なんとも言えない気持ちになった——もしあなたがそうだとしたら、この記事はあなたのために書いています

「カプコン 年収低い」

この言葉で検索したあなたは、たぶん会社が嫌いなわけではないですよね

むしろ、世界中にファンがいるタイトルを送り出している会社で働けていることに、ちゃんと誇りを持っている

それでも、給与明細を見るたびに「この金額、本当に自分の働きに見合っているのかな」という小さな引っかかりが消えない

同期や友人がWeb系の会社に行って、その年収を聞いたとき、その夜はなんだか落ち着かなかった

その気持ち、私はよくわかります

先に結論をお伝えします

あなたが「年収が低い」と感じているその感覚は、わがままでも勘違いでもありません

ただし、その不満を「会社が悪い」で終わらせても、「我慢するしかない」で終わらせても、状況は1ミリも動かないのもまた事実なんです

この記事では、感情に寄り添いながらも、できるだけ冷静に「カプコンの年収」を一緒に見ていきます

この記事を読むとわかること
  • カプコンの年収が実際にどう変わってきたのか(公式データで確認)
  • 「年収が低い」と感じる気持ちの正体を、4つに分解して言葉にできる
  • ゲーム開発の経験が、IT業界全体でどれだけ価値を持つのか
  • カプコンに「残る」か「動く」か、自分で判断するための軸
  • 後悔しないために、いちばん最初にやるべき具体的な一歩

読み終わるころには、漠然としたモヤモヤが「自分はこう動けばいい」という落ち着いた感覚に変わっているはずです

業績は毎年「過去最高」って聞くのに、自分の給料はそんなに上がってないって、これおかしくないですか?正直、ちょっとモヤモヤしてて……。

その違和感、大事にしてください。でも「おかしい」で止めると、ずっとモヤモヤしたままです。一緒に、その気持ちの正体を見にいきましょう。

目次

「カプコンの年収は低い」と感じるあなたへ——その感覚は、間違っていません

「カプコンの年収は低い」と感じるあなたへ——その感覚は、間違っていません

最初にはっきり言わせてください

この記事は、カプコンを「ダメな会社」として叩くための記事ではありません

カプコンは世界的なヒットタイトルをいくつも抱え、業績も絶好調の、まぎれもない優良企業です

だからこそ、ややこしいんです

「いい会社なのは間違いない。それなのに、自分はなぜこんなにモヤモヤしているんだろう」

この、白でも黒でもない気持ちこそが、あなたを検索窓に向かわせた正体だと思います

「会社の名前は一流なのに」——その違和感の正体

企業のオフィスで給与明細と決算資料を見比べて複雑な表情を浮かべる20代後半から30代のゲーム開発エンジニア1人

転職サイトに登録すると、会社の名前を入力する欄があります

そこに「カプコン」と打ち込むとき、たぶん少しだけ誇らしい気持ちがあるはずです

友人に勤め先を聞かれて「カプコン」と答えれば、たいてい「すごいね」と返ってくる

でも、その「すごいね」と、自分の銀行口座の数字が、どうしても結びつかない

この「外からの評価」と「自分の手取り」のズレこそが、あなたの違和感の出発点です

そして、こう感じているのはあなただけではありません

社員の口コミが集まる転職サイトを見ていくと、実際にこういう声が見つかります

「給与が同業他社に比べて明らかに低かった」企画 / 在籍5〜10年 / 新卒入社 / 女性

引用元:OpenWork「株式会社カプコン 退職検討理由」より

この声を「ぜいたくな悩み」と切り捨てる人もいるかもしれません

でも、私はそうは思わないんです

毎日きちんと手を動かして、納期と品質に向き合っている人が「これで合っているのかな」と疑問を持つのは、むしろ自然な感覚ではないでしょうか

検索しているのは、あなただけじゃない

深夜の自宅のデスクでスマホで年収について検索する30代前半のゲーム開発エンジニア1人

「カプコン 年収低い」というキーワードが検索され続けているという事実そのものが、ひとつの答えだと思います

同じ言葉を、同じ気持ちで打ち込んでいる人が、たくさんいるということだからです

口コミサイトを丁寧に読んでいくと、その温度感がもっとはっきり見えてきます

「給与が同業他社に比べて低い」「基本給がほとんどを占めていて昇給は少ない」といった声が、複数の社員クチコミの中に繰り返し出てくる

引用元:OpenWork「株式会社カプコン 年収・給与制度」OpenWork「株式会社カプコン 退職検討理由」から傾向を要約

もちろん、口コミには書いた人の主観が混ざります

不満を持った人ほど声を上げやすい、という偏りもあります

それでも、同じ趣旨の声がこれだけ重なっているなら、そこには無視できない「実体」があると考えるのが自然です

あなたが感じているモヤモヤは、SNSのどこかにいる「誰か」の声と、たしかにつながっています

まずはそのことに、少しだけ安心してください

そのうえで、ここからは「ではなぜ、そう感じるのか」を一段深く掘っていきます

よかった……モヤモヤしてるの自分だけかと思ってました。でも、なんで「低い」って感じるのか、自分でもうまく説明できないんですよね。

そこが大事なポイントです。「低い」という言葉、実は中身がぼんやりしているんですよ。まずは事実を確認してから、その正体を分解していきましょう。

【事実確認】カプコンの平均年収は、実はこう変わってきた

【事実確認】カプコンの平均年収は、実はこう変わってきた

気持ちに寄り添ったところで、いったん頭を冷やしましょう

感情の話をする前に、まずは「事実」を正確に押さえておく必要があります

そして、ここで出てくる数字は、あなたが思っているのと少し違うかもしれません

平均年収は、4年で約300万円上昇している

企業のオフィスで上昇していく平均年収のグラフ資料を見て驚く20代後半から30代のゲーム開発エンジニア1人

上場企業は毎年、有価証券報告書(=会社の経営や財務の状況を国に報告する公式の書類)を公開しています

そこには「平均年間給与」という項目があり、誰でも見ることができます

カプコンのこの数字を、年ごとに並べてみましょう

【折れ線作成】カプコンの平均年収の推移(有価証券報告書ベース)。2018年3月期:562万円 / 2021年3月期:603万円 / 2022年3月期:712万円 / 2025年3月期:918万円

引用元:IRBANK「カプコン(9697)の平均年収」日本経済新聞「カプコンの平均年収」より(各年度のカプコン有価証券報告書をもとに集計)

数字をはっきり書き出すと、こうなります

スクロールできます
決算期平均年収平均年齢従業員数
2018年3月期562万円36.6歳2,426名
2021年3月期603万円37.1歳2,841名
2022年3月期712万円37.3歳2,904名
2025年3月期918万円38.0歳3,379名

2018年から2025年までの7年で、平均年収はおよそ356万円も上がっています

特に2021年から2022年にかけては、たった1年で100万円以上のジャンプアップです

「カプコンは年収が低い」というイメージは、少なくとも会社全体の平均値で見れば、もう過去のものになりつつあるんです

ただし、ここで注意してほしいことがあります

この918万円は、あくまで「平均年齢38歳の社員全体をならした平均値」です

20代の若手や、特定の職種の人にとっては、「いやいや、自分はそんなにもらってない」というのが正直なところだと思います

「平均年収」を見るときの注意点
  • 平均値は、ベテラン層や管理職に引き上げられている
  • 同じ会社でも、職種・年代・役職で実際の額は大きく違う
  • 「会社の平均」と「自分の実感」がズレるのは、当たり前のこと

カプコンが実施してきた、報酬引き上げの取り組み

企業の会議室で報酬制度の改定について説明を受け、資料を手に明るい表情を見せるゲーム業界の社員3人

では、なぜ平均年収がこれほど急に上がったのでしょうか

偶然ではありません

カプコンは、ここ数年で意図的に報酬を引き上げる施策を、何度も打ってきているんです

主な動きを、時系列で並べてみましょう

【縦棒作成】カプコンが近年実施した報酬引き上げ施策。2022年・基本年収:30%増額 / 2024年・在籍社員昇給:5%超 / 2025年・新卒初任給:30万円

引用元:ITmedia NEWS「カプコン、正社員の年収を30%増額 22年度から」株式会社カプコン「新卒初任給引き上げのお知らせ」より
STEP
2022年4月:正社員の平均基本年収を約30%増額

業績の好調を背景に、基本年収のベースそのものを大きく引き上げました

STEP
2024年度:在籍社員へ平均5%超の昇給+一時金

新卒だけでなく、いま働いている社員にも昇給と一時金で還元しています

STEP
2025年度:新卒初任給を月23.5万円→30万円へ

初任給を一気に約6.5万円引き上げ、大手ゲーム企業の中でも高い水準にしました

この流れを見ると、「会社が何もしていないから年収が低い」という単純な構図ではないことがわかります

むしろ、報酬面ではかなり積極的に動いている会社だといえます

……でも、です

ここまで読んで、なんだか胸のあたりがスッキリしないとしたら——それでいいんです

その「スッキリしなさ」こそが、この記事の本題だからです

それでも「低い」と感じるなら、問題は”絶対額”じゃない

企業のオフィスで上昇する年収データを見ても表情が晴れないゲーム開発エンジニア1人

ここに、不思議なねじれがあります

会社の平均年収は上がっている

報酬を上げる施策も打たれている

それなのに、あなたは「カプコン 年収低い」と検索している

この矛盾を、「自分の感覚がおかしいんだ」で片付けないでください

答えはシンプルです

あなたが感じている「低い」は、給与明細に書かれた”絶対額”の話ではないからです

「低い」という一言の中には、本当はまったく性質の違う、4つの不満が混ざり合っています

それを切り分けないまま転職しても、しなくても、どちらにしても後悔します

次の章で、その4つを一つずつ、ていねいに分解していきましょう

上がっているのに「低い」と感じるなんて、私の欲が深いだけなんでしょうか……。

いいえ、欲深さではありません。「低い」という言葉に、性質の違う4つの不満が混ざっているだけなんです。混ざったままだから、苦しいんですよ。

「年収が低い」と感じる正体——4つのギャップに分解する

「年収が低い」と感じる正体——4つのギャップに分解する

ここがこの記事の中心です

あなたが「年収が低い」と感じるとき、その正体は次の4つの「ギャップ(=差・へだたり)」のどれか、あるいは複数の組み合わせです

  • ギャップ①:過去最高益という「業績」とのギャップ
  • ギャップ②:同年代のWeb系エンジニアとの「市場価値」のギャップ
  • ギャップ③:繁忙期・みなし残業という「労働密度」とのギャップ
  • ギャップ④:評価制度への「納得感」のなさ

自分のモヤモヤがどれに当てはまるか、考えながら読んでみてください

正体がわかると、不思議と気持ちが落ち着いてきます

ギャップ①:過去最高益という「業績」とのギャップ

オフィスで過去最高益の決算ニュースを複雑な表情で見つめるゲーム会社のエンジニア1人

カプコンの業績は、信じられないくらい好調です

2025年3月期の決算では、売上高・営業利益ともに過去最高を更新しました

営業利益が前の年より10%以上伸びるのは、なんと10期連続です

これは本来、誇らしいニュースのはずです

でも、現場で働くあなたの心には、こんな声がよぎりませんか

「会社はこんなに儲かっているのに、自分の取り分は、その伸びに見合っているんだろうか」

これが、ギャップ①の正体です

絶対額が低いというより、「会社の成長スピード」と「自分の年収の成長スピード」がかみ合っていない感覚なんです

とくに、賞与(ボーナス)が業績に連動するタイプの場合、この感覚はより複雑になります

「同業他社と比べると低い。賞与は業績連動だが振れ幅が大きい」開発職 / 在籍5〜10年 / 中途入社 / 男性

引用元:OpenWork「株式会社カプコン 年収・給与制度」より

「業績連動」と聞くと、会社が儲かれば自分も潤うように思えます

でも実際には、その配分のルールが自分から見えにくいと、「振れ幅が大きい」という不安だけが残ってしまうんです

会社の数字は見える、けれど自分の取り分の根拠は見えにくい——このちぐはぐさが、ギャップ①をつくっています

ギャップ②:同年代のWeb系エンジニアとの「市場価値」のギャップ

居酒屋で同年代のWeb系エンジニアの友人と年収の話をして言葉を失うゲーム開発エンジニア2人

2つ目は、いちばん心がざわつくギャップかもしれません

大学や専門学校の同期で、Web系の会社に進んだ友人がいるとします

久しぶりに会って、お酒の場でなんとなく年収の話になった

その金額を聞いた瞬間、笑顔は崩さなかったけれど、頭の中が真っ白になった

家に帰る電車で、ずっとその数字が頭から離れなかった

——もし心当たりがあるなら、それがギャップ②です

ここで大事なのは、2つの方向から冷静に見ることです

ひとつは、比較する相手を間違えると、必要以上に落ち込んでしまうということ

もうひとつは、自分の市場価値を知らないまま比較すると、本当に損をしているかどうかすら判断できないということです

友人の年収は、その人の「市場価値」がたまたま見えただけのデータです

でも、あなた自身の市場価値は、まだ誰も測っていません

つまりギャップ②は、「自分の値段を知らない不安」とほぼ同じものなんです

このギャップだけは、悩んでいるだけでは絶対に埋まりません

「自分にいくらの値段がつくのか」を、実際に測ってみる以外に方法がないからです

この話は、記事の後半でもう一度くわしく扱います

ギャップ③:繁忙期・みなし残業という「労働密度」とのギャップ

深夜のゲーム開発スタジオで新作リリース前の繁忙期の残業に追われ、疲れた表情でモニターに向かう複数のエンジニア3人

3つ目は、「金額」ではなく「働き方」とのギャップです

同じ年収400万円でも、定時で帰れる400万円と、深夜まで働く400万円では、まったく価値が違いますよね

ここに、ゲーム業界ならではの事情が関わってきます

開発職は残業を含んだ年俸制(みなし残業)で、残業代は22時以降からしか支給されない。仕事量に波があり、新作リリース前などの繁忙期には残業が集中する

引用元:会社の評判「カプコンがやばいと言われる理由は離職者が多いから?年収が低い?評判を解説」から傾向を要約

「みなし残業」とは、あらかじめ一定の残業代が給料に含まれている仕組みのことです

これ自体は悪い制度ではありません

でも、繁忙期に労働時間がぐっと伸びたとき、額面の年収は変わらないので、時給に換算すると一気に下がったように感じてしまうんです

このギャップが厄介なのは、年収の数字を見ているだけでは気づきにくいことです

「年収は上がったはずなのに、なぜか満たされない」

その正体は、額面ではなく「時間あたりの価値」が下がっている感覚かもしれません

「年俸制」「みなし残業」をもう少しくわしく

年俸制は、1年間の給料をあらかじめ決めておく仕組みです。多くの場合、一定時間ぶんの残業代が「みなし」として年俸に組み込まれています。そのため、その時間の範囲内で残業が増減しても、月々の支給額は変わりません。繁忙期と閑散期で労働時間に大きな波がある仕事だと、「忙しい時期は実質的に時給が下がる」という体感が生まれやすくなります。自分の年収を考えるときは、額面だけでなく「年間の総労働時間で割るといくらか」という視点も持っておくと、判断がぶれにくくなります。

ギャップ④:評価制度への「納得感」のなさ

企業の面談スペースで評価面談の結果に納得できない表情を見せるゲーム開発エンジニア1人

4つ目は、もしかしたら、いちばん根が深いギャップです

それは、お金の「額」そのものではなく、その額が決まる「プロセス」への不満です

口コミの中に、こんな声があります

「給与面の査定基準が不透明で、納得のいかない」開発・プランナー / 在籍3〜5年 / 中途入社 / 男性

引用元:OpenWork「株式会社カプコン 退職検討理由」より

人は、金額が低いことよりも、「なぜその金額なのか説明されないこと」のほうに、ずっと深く傷つきます

頑張った年も、そうでもなかった年も、評価の理由がはっきり見えない

昇給のタイミングは年に1回で、その1回でどう決まったのかもよくわからない

さらに、ゲーム開発には「配属の運」という要素もついて回ります

大ヒットしたタイトルのチームにいたか、そうでないチームにいたか

同じ実力、同じ役職でも、関わった作品によって体感が変わってしまうのは、実力だけではどうにもならない部分です

ギャップ④は、「自分の頑張りが、正しく値段に変換されている実感がない」という不満です

これは、年収の数字を少し上げてもらっても、根本的には解消しません

「納得感」という、お金とは別の何かが足りていないからです

ここまで、4つのギャップを見てきました

あなたのモヤモヤは、どれに近かったでしょうか

たいていの場合、ひとつではなく、いくつかが重なっているはずです

「低い」の正体が4つに分かれた今、次に考えるべきはこれです。「この4つは、転職で解決するものなのか?それとも、転職しても変わらないものなのか?」——そこを見極めるために、まずは自分の”武器”を確認しましょう。

「ゲーム業界しか経験がない自分」は、本当に潰しが効かないのか

「ゲーム業界しか経験がない自分」は、本当に潰しが効かないのか

転職を少しでも考えたとき、多くの人の足を止める言葉があります

「自分はゲーム業界しか知らないから、外に出ても通用しないんじゃないか」

この思い込みは、本当に多くのエンジニアを縛りつけています

でも、結論から言います

それは、かなりの部分が「誤解」です

なぜそう言えるのか、ここでしっかり解いていきます

C++・最適化・大規模開発——あなたのスキルは希少資産

Web系スタートアップのオフィスで自分のスキルの価値に気づき前向きな表情になるゲーム開発出身のエンジニア1人

カプコンのようなゲーム会社で開発をしていると、自分では「当たり前」だと思っているスキルがあります

でも、その「当たり前」は、IT業界全体で見るとぜんぜん当たり前ではありません

むしろ、希少な「資産」です

たとえば、こんなスキルです

  • C++での開発経験(処理速度が求められる場面で重宝される言語)
  • 限られたメモリやCPUの中で性能を出す「最適化」の感覚
  • 低レイヤー(=コンピュータの基礎に近い部分)への理解
  • 何十人、何百人という大規模チームでの開発経験
  • 厳しい品質基準と、絶対に動かせない発売日に向き合ってきた経験

このうち、C++というプログラミング言語は、人気のゲーム開発ツール「Unreal Engine」でも使われる言語です

そして、グラフィックスの最適化やネットワークの同期といった専門領域を深く極めた人は、年収800万円以上を狙えるとも言われています

つまり、あなたが毎日触れている技術は、市場でちゃんと「高く評価される対象」なんです

「ゲーム業界しか経験がない」という言い方を、少し変えてみてください

「ゲーム業界経験がある」

たったこれだけで、自分の見え方がずいぶん変わってきませんか

ゲーム開発の経験が活きる、IT業界の意外な広がり

IT企業の明るいオフィスでゲーム開発の経験を活かし、生き生きとした表情でWebサービス開発に取り組む複数のエンジニア3人

ゲーム開発の経験は、ゲーム業界の中だけで通用するものではありません

たとえば、サーバーやインフラまわりで「負荷分散」(=アクセスが集中しても落ちないように処理を振り分けること)を扱ってきた人は、その知識が他の業界でも高く評価されます

SaaS(=インターネット経由で使うソフトウェアのサービス)やWebサービスの開発も、ゲーム開発と地続きの分野です

では、職種ごとの年収の目安は、世の中でどのくらいなのでしょうか

いくつかの転職メディアが公開している数字を、ざっくり並べてみます

【横棒比較作成】職種・スキル別の年収目安(各転職メディアの集計値)。Webプログラマー:439万円 / Webエンジニア:574万円 / 専門領域を極めたゲーム系エンジニア:800万円以上。800万円以上を強調

引用元:求人ボックス 給料ナビ「プログラマーの年収・時給」PE-BANK「Webエンジニアの平均年収」より

この図の読み方には、注意が必要です

これは「会社別」の比較ではなく、あくまで「職種・スキル別のおおまかな目安」です

しかも、数字を出している調査の主体や対象がそれぞれ違うので、きっちり横並びで比べられるものではありません

それでも、この図からはっきり言えることがひとつあります

それは、「ゲーム業界=低い」とも「ゲーム業界=高い」とも、単純には言えないということです

年収を決めているのは「業界」ではなく、「職種」と「どんなスキルをどこまで深めたか」なんです

だから、「カプコンを出たら年収が下がる」と決めつけるのも、「外に出れば必ず上がる」と思い込むのも、どちらも危険です

正解は、「自分のスキルが、どの職種で、いくらに評価されるのか」を実際に確かめることです

えっ、じゃあ俺、明日にでも転職できるってことですよね!?

……リョウさん、落ち着いて。「できるかどうか」と「するべきかどうか」は、まったく別の話ですよ。スキルに価値があるとわかったから、こそ、次は冷静に判断する番です。

カプコンに「残る」べきか「動く」べきか——後悔しない判断軸

カプコンに「残る」べきか「動く」べきか——後悔しない判断軸

ここで、はっきりさせておきたいことがあります

この記事は、「今すぐ転職しろ」と背中を蹴る記事ではありません

同時に、「我慢して残れ」と説教する記事でもありません

「残る」も「動く」も、どちらも正解になりえます

大事なのは、どちらを選ぶかではなく、「ちゃんと情報を持って、自分で選んだかどうか」です

判断の軸を、一緒に整理していきましょう

「残る」が正解になるのは、こんな人

SIerの開発現場で落ち着いて自分のキャリアを見つめ直すゲーム開発エンジニア1人

まず、カプコンに残るという選択が前向きな正解になるケースを見てみましょう

「残る」が正解になりやすい人
  • 関わりたいタイトルやチームに、手が届きそうな位置にいる
  • 4つのギャップのうち、不満の中心が「業績」や「労働密度」で、評価制度自体には納得できている
  • 会社の報酬引き上げの流れに乗れば、数年で状況が改善する見込みがある
  • ライフプラン上、いま大きく動くリスクのほうが大きい

さきほど見たように、カプコンは報酬を引き上げる方向に動いている会社です

だから、「あと数年でこのポジションに行けそう」「この流れなら待つ価値がある」と思えるなら、残るのは立派な戦略です

「動かないこと」も、ちゃんと考えて選べば、それは決断です

「動く」を検討すべきなのは、こんな人

自宅のデスクで夜にノートパソコンを開き、転職情報を集め始めて真剣な表情を見せる30代前半のゲーム開発エンジニア1人

一方で、転職を「検討」したほうがいいケースもあります

ここで「検討」と書いているのは、「すぐ辞めろ」という意味ではないからです

選択肢として、ちゃんとテーブルに乗せたほうがいい、という意味です

「動く」を検討したほうがいい人
  • 不満の中心が「市場価値のギャップ」や「評価制度への納得感のなさ」にある
  • 年1回の昇給を、あと何年も待ち続けられる気がしない
  • 新規開発の機会が回ってこず、成長が頭打ちだと感じている
  • 「このままここにいる自分」を想像すると、気持ちが沈む

実は、この「成長の頭打ち感」は、口コミの中でもよく出てくるテーマです

「中堅になると皆転職していく。成長を感じるより窮屈さのほうが高い」「新規開発の機会に縁が全くないと感じる」といった、キャリアの停滞感に関する声が見られる

引用元:会社の評判「カプコンがやばいと言われる理由は離職者が多いから?年収が低い?評判を解説」OpenWork「株式会社カプコン 退職検討理由」から傾向を要約

これを読んで、「お金の話じゃなかったのか」と思った人もいるかもしれません

そうなんです

「年収が低い」という言葉の裏には、しばしば「このまま成長できるのか」という、お金とは別の不安が隠れています

どちらにせよ、”知らないまま”が一番もったいない

企業の会議室で残るか動くかの選択肢を書いた紙を前に考え込むゲーム開発エンジニア1人

ここまで「残る人」「動く人」を分けて書いてきましたが、最後にいちばん伝えたいことがあります

残るにしても、動くにしても、「自分の市場価値を知らないまま決める」のが、いちばんもったいないということです

考えてみてください

自分の値段を知らずに「残る」のは、ただ動かなかっただけです

自分の値段を知ったうえで「残る」のは、選んで残ったということです

この2つは、来年も再来年も、まったく違う心持ちで仕事に向かわせてくれます

動く場合も同じです

市場価値を知らないまま転職活動を始めると、本来もらえるはずの金額を、自分から低く見積もってしまいます

つまり、どちらの道を選ぶにしても、最初にやるべきことは1つに絞られるんです

まず最初にやるべきは「自分の市場価値を正確に知る」こと

まず最初にやるべきは「自分の市場価値を正確に知る」こと

「転職するかどうか」を考える前に、やるべきことがあります

それが、「自分の市場価値を正確に知る」ことです

順番を間違えないでください

なぜ「市場価値の把握」が最初なのか

企業の会議室で自分の市場価値の説明を受けて表情が明るくなるゲーム開発エンジニア1人

理由はシンプルです

自分の市場価値を知らないと、いまの年収が「妥当」なのか「安く買い叩かれている」のか、判定できないからです

判定できなければ、残るも動くも、ただの「なんとなく」になってしまいます

市場価値を知る過程では、もうひとつ大きな副産物があります

それは、「職務経歴書の棚卸し」です

自分がこれまで何をやってきたのかを、ただ業務内容として並べるのではなく、「どんな課題を、どう解決してきたか」という形で言葉にしていく作業です

これをやると、不思議なことが起きます

「自分なんて大したことない」と思っていた経験が、言葉にしてみると、想像以上に価値のある実績だったと気づくんです

ここで、ひとつ強調しておきたいことがあります

市場価値を知ることや、転職エージェントに登録することは、「転職すること」とイコールではありません

それは、健康診断を受けるのと同じで、「今の自分の状態を正確に知る」ための手段です

結果を見て、どう動くかは、そのあとゆっくり決めればいいんです

市場価値を無料で知る——IT特化型エージェントという選択肢

IT特化型転職エージェントのオフィスで担当者から市場価値の説明を受け、希望を感じた表情を見せるゲーム開発エンジニア1人

では、自分の市場価値は、どうやって知ればいいのでしょうか

もっとも現実的なのは、IT・ゲーム業界に特化した転職エージェントの無料相談を使うことです

ここでいう「IT特化型」というのは、IT・Web・ゲーム業界の求人を専門に扱っているエージェントのことです

なぜ「IT特化型」がいいのか

それは、担当者の技術理解の深さが、まったく違うからです

IT以外の求人も幅広く扱う「総合型」のエージェントだと、担当者によってはゲーム開発の技術が正しく伝わらず、専門性が安く見積もられてしまうこともあります

IT特化型のエージェントには、こんな特徴を持つところがあります

  • 担当者がIT・ゲーム業界出身で、C++や開発の話がそのまま通じる
  • 職務経歴書の添削が手厚く、自分の経験を「実績」の形に翻訳してくれる
  • 年収予測の機能があり、自分の市場価値の目安がわかる
  • 求人数が数万件規模で、ゲーム業界内からWeb系・自社開発まで幅広く比較できる
  • 年収交渉を代行してくれるところもあり、20代で平均120万円、30代で平均160万円の年収アップ実績を持つサービスもある

大事なのは、エージェントは1社だけでなく、複数を比較して使うことです

1社だけだと、そのエージェントが得意な分野の求人に視野が偏ってしまうからです

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ITエンジニア未経験向け

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ひとつずつ中身を確認していきましょう

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2位 キャリアカンパニー

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キャリアカンパニーでは「未経験者」から「実務経験が浅い若手エンジニア」までを対象に、学習支援と転職支援をまとめて受けられます

オリジナルのITスクールを併設しており、転職サポートを受ける人は無料で利用できます

ポイント
  • スキル診断が無料
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今のスキルを客観的に診断してくれるので、次にどのステージを目指すべきかが明確になりますよ

活動の目安は1ヶ月から3ヶ月となっており、スピーディーに新しい環境へ移りたい人に最適です

まだ転職するか決まっていない段階での相談も歓迎しているので、気軽に第一歩を踏み出せますね

3位 ラクスパートナーズ

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【実践向け】
3か月の研修で土台がつくれる
IT転職エージェント

  • 元ITスクールのノウハウを活かした
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ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています

入社してから3ヶ月間の実践的な研修を受けられるので、現場で役立つスキルをじっくり学べます

ポイント
  • 未経験採用が95%
  • 3ヶ月の実践研修
  • 選考結果は当日に連絡

研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね

選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです

正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます

「いきなり3社は多いな」と感じたら、まずは気になった1社から相談してみるだけでも十分です

最初の一歩は、思っているよりずっと小さくていいんです

まとめ:カプコンの年収に納得できないあなたへ

まとめ:カプコンの年収に納得できないあなたへ

最後に、この記事の要点を振り返ります

この記事のまとめ
  • カプコンの平均年収は上昇傾向にあり、2025年3月期で918万円。会社は報酬を上げる方向に動いている
  • それでも「低い」と感じるのは、「絶対額」ではなく4つのギャップ(業績・市場価値・労働密度・納得感)が原因
  • ゲーム開発のC++・最適化・大規模開発の経験は、IT業界全体で見れば希少な資産
  • 「残る」も「動く」も正解になりうる。大事なのは情報を持って自分で選ぶこと
  • どちらを選ぶにせよ、最初の一歩は「自分の市場価値を正確に知る」こと

「カプコンの年収が低い」と感じたあなたの感覚は、間違っていません

過去最高益を更新し続ける会社で働きながら、「自分の取り分は、これで本当に適正なんだろうか」と立ち止まるのは、むしろ誠実な感覚です

その感覚を、どうか押し殺さないでください

でも、その感覚を「会社が悪い」で終わらせても、「我慢するしかない」で飲み込んでも、来年のあなたは今と同じ場所に立っています

変えられるのは、「正体を知ること」と「自分の値段を知ること」だけです

そして、その2つは、今日からでも始められます

よくある質問も、最後にまとめておきます

カプコンの年収は、結局「低い」のですか?

会社全体の平均値で見ると、2025年3月期で918万円まで上がっており、「絶対額が低い」とは言いにくくなっています。ただし、これは平均年齢38歳の平均値です。若手や特定の職種では実感とズレることがあり、「業績との比較」「他業界との比較」「労働密度」「評価の納得感」という4つのギャップから「低い」と感じる人が多いのが実情です。

ゲーム業界しか経験がなくても、転職できますか?

C++や最適化、大規模チーム開発の経験は、IT業界全体で見れば希少な資産です。サーバー・インフラ系の知識や、SaaS・Webサービス開発に近い経験は、他業界でも評価されます。「できるかどうか」より「自分のスキルがいくらに評価されるか」を、まず確かめることをおすすめします。

転職エージェントに登録したら、転職しないといけませんか?

いいえ、そんなことはありません。登録や無料相談は、健康診断のように「今の自分の市場価値を知る」ための手段です。結果を見たうえで「やっぱり残る」と決めるのも、立派な選択です。むしろ、知らないまま判断しないことのほうが大切です。

残るにしても、動くにしても、出発点は同じです

「自分の市場価値を正確に知る」こと——ここからすべてが始まります

下のサービスは、どれも無料で相談でき、ITエンジニア経験者の市場価値を測るのに向いています

「転職するかどうか」はいったん横に置いて、まずは”自分の値段”を知る一歩として、のぞいてみてください

※ITエンジニア未経験者の方は「【未経験向け】IT特化型の転職エージェントおすすめランキングTOP3」から見てください


ITエンジニア経験者向け

IT転職エージェントおすすめ経験者

ITエンジニア経験者のみなさんが、転職で年収をあげるなら「ITに特化した転職エージェントを利用する」のが成功への近道ですよ

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  • 1位 TechGo(テックゴー)
  • 2位 Geekly(ギークリー)
  • 3位 レバテックキャリア

それぞれのサービスがもつ強みについて、ここからはくわしく見ていくことにしましょう

1位 TechGo(テックゴー)

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開発現場の裏側選考情報が手に入る

TechGo(テックゴー)は、年収アップの交渉力に強みがあります。たとえば20代の年収だと、前職にくらべて「平均120万円」も上がっています

30代の年収では「平均160万円」も上がっており、今の給料に満足していない人に最適ですよ

ポイント
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アドバイザーを選考官に見立てた模擬面接を何度も行うので、本番で力を発揮しやすくなります

独占ルートの求人や、面接が確約された求人など、TechGoだけの特別なチャンスも豊富ですよ

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2位 Geekly(ギークリー)

業界最大級のIT求人数なら
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IT・Web・ゲーム業界に特化した
IT転職エージェント

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ポイント
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3位 ラクスパートナーズ

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IT転職エージェント

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