日曜の夜、給与明細をぼんやり眺めながら「この年収って、もしかして低いんじゃないか」とモヤッとしたこと、ありませんか
NTT西日本といえば、誰もが名前を知っている大企業です
安定していて、福利厚生も手厚くて、まわりからは「いい会社に入ったね」と言われる
それなのに、自分の口座に振り込まれた金額を見ると、なぜか胸の奥がスッとしない
「恵まれているはずなのに不満を持つなんて、自分はわがままなんだろうか」
そう思って、その気持ちにフタをしてきた人も多いはずです
でも、はっきりお伝えします
「NTT西日本の年収は低いかもしれない」というあなたの感覚は、気のせいではありません
それは、データと会社の仕組みでちゃんと説明できる、根拠のある感覚なんです

でも、年収が低いって愚痴ってるだけじゃダメですよね…?結局、転職する勇気もないし。



愚痴で終わらせるならダメですが、「なぜ低く感じるのか」を分解できれば、それは立派な戦略の入口です。今日はその”入口”まで、一緒に歩きましょう。
この記事は、NTT西日本に勤めながら年収にモヤモヤを抱えるあなたのために書きました
「今すぐ転職しろ」と煽る記事ではありません
むしろ逆で、焦って辞める前に知っておいてほしいことを、転職経験のある先輩エンジニアの目線で、本音でお話しします
- 「NTT西日本の年収が低い」と感じる、その正体(3つの不満に分解)
- 年収が上がりにくいのは「あなたの能力」ではなく「会社の仕組み」の問題だということ
- あなたが本当に比べるべき相手は「世間平均」ではないという気づき
- それでもNTT西日本に「残る価値」があること(公平に解説)
- 残る・動くを焦って決める前に踏み出せる、リスクゼロの第一歩
読み終わるころには、ぼんやりした不安が「整理された、前向きな課題」に変わっているはずです
そして、自分のペースで次の一歩を選べる状態になっています
では、始めましょう
「NTT西日本は年収が低い」と感じるのは、あなたの気のせいではありません


まず、いちばん大事なことから伝えさせてください
あなたが感じている「年収が低いかも」という違和感は、わがままでも、ぜいたくでもありません
その違和感には、ちゃんとした理由があります
転職サイトのスカウトメールが届くたびに、「本当にこの年収が自分の価値なのかな」と画面を閉じたこと、ありませんか
同期と飲んだ帰り道、誰かの「ボーナス」の話題でなぜか少し胸がざわついたこと、ありませんか
その小さな引っかかりは、放っておくと数年単位でじわじわ効いてきます
だからこそ、まずは「事実」をちゃんと見て、その違和感の正体をはっきりさせましょう
まず事実確認|NTT西日本の平均年収と年代別の実態


感情の話に入る前に、数字をフラットに確認しておきます
NTT西日本が公表しているサステナビリティレポートをもとにした集計では、平均年収はおおむね次のように推移しています
- 2022年度:約796万円(平均年齢44.3歳)
- 2023年度:約836万円(平均年齢43.8歳)
- 2024年度:約872万円(平均年齢43.0歳)
この数字だけ見ると、「平均872万円って、全然低くないじゃないか」と思いますよね
その感想は、半分正しくて、半分が落とし穴です
なぜなら、この872万円は「平均年齢43歳」の平均値だからです
つまり、管理職に近い世代まで含めて、ならした数字なんです
では、年代ごとに見るとどうなるのか
新卒で入社して順調に昇進したモデルケースの推定値ですが、年齢別の年収カーブはこんなイメージになります
順調に昇進した場合の「推定値」であり、確定した金額ではない点は、先にお断りしておきます


引用元:talentsquare「【独自】NTT西日本の年収は平均836万円!役職別給与・偏差値も解説」より(サステナビリティレポートを基に集計)
この図を見て、何か気づきませんか
20代後半から30歳あたりまでは、年収のバーがゆるやかにしか伸びていません
そこから35歳、40歳と進むにつれて、急にカーブが立ち上がっていきます
これが、NTT西日本の年収の「形」です
つまり、若いうちはゆるやか、年齢を重ねてから一気に上がる、典型的な「右肩上がりのカーブ」なんです
「低い」と感じる正体は、20代〜30代前半の”上がりにくさ”にある


さきほどのカーブを、もう一度あなた自身に当てはめてみてください
もしあなたが20代、あるいは30代前半なら、今いる場所は「カーブが立ち上がる前の、ゆるやかなゾーン」です
会社全体の平均は872万円
でも、20代の実額は400万円台から、人によって600万円台にとどまることも珍しくありません
ここで多くの人がやってしまうのが、「平均年齢43歳の平均年収」と「今の自分の年収」を、無意識に比べてしまうことです
872万円という会社の看板の数字と、自分の手取りを並べてしまう
そりゃあ、苦しくなりますよね
でも、それは比べる相手が違うだけなんです
実際に、NTT西日本を辞めた人や現職の人の口コミを見ても、若手期の「上がりにくさ」を語る声は本当に多いんです
たとえば、Xや口コミサイトを見ていると、こんな声が見つかります
「給料改悪。経験もスキルも得られない、給料も安い」
引用元:就活会議「西日本電信電話(NTT西日本)の退職理由・離職率に関する評判・口コミ」より(20代後半・販促企画/営業企画・退職者)
この声、ちょっとキツい言い方に聞こえるかもしれません
でも、若手のうちに「停滞しているような感覚」を持つこと自体は、決しておかしいことではないんです
あなたが感じている「低い」は、会社全体が低いという意味ではありません
「今の自分の年代」が、構造的に上がりにくいゾーンにいる、という意味なんです
ここを切り分けて理解できると、ムダに自分を責めなくて済みます
なぜNTT西日本の年収は「低い」と感じてしまうのか【3つの理由】


ここからは、いよいよ核心です
「年収が低い」という、たった一語のモヤモヤ
実はその中身は、ぐちゃっと混ざった3つの不満でできています
これを分けずに「年収が低い」とひとくくりにしているから、モヤモヤが晴れないんです
逆に言えば、3つに分解できた瞬間に、「自分が本当に何に不満なのか」が見えてきます
- 理由①:年功序列で、若手のうちは”年次”で給与が決まる
- 理由②:頑張っても・激務でも、給与に”差がつきにくい”
- 理由③:転勤・配属・キャリアパスが不透明で「人生設計」がしにくい
ひとつずつ、ていねいに見ていきましょう
理由①|年功序列で、若手のうちは”実力”より”年次”で給与が決まる


1つ目は、年功序列(=年齢や勤続年数に応じて給与や役職が上がっていく仕組み)です
NTT西日本は、昇給や昇進が「ある程度まで横並びで進む」傾向が強いと言われています
2〜3年ごとに昇進試験のような節目があり、それを通過していくことで、少しずつ等級(=社内のランク)が上がっていく
逆に言うと、その節目を越えるまでは、給与は大きくは動きにくいということです
これは、いい面と悪い面の両方があります
いい面は、急に給与が下がる心配が少なく、長く勤めれば着実に上がっていく安心感があること
悪い面は、どれだけ成果を出しても、若手のうちは「年次」という見えない天井に頭を抑えられてしまうこと
口コミの中には、「40歳前後で基本給の昇給が頭打ちになり、そこから先は一定の役職まで昇進しないと伸びにくい」という声もあります
つまり、20代〜30代前半のあなたは「上がりにくいゾーン」に、30代後半〜40代は「役職で差がつくゾーン」にいる、というイメージです
【もっと知りたい人向け】NTT西日本の等級と年収レンジの目安
転職メディアの集計によると、NTT西日本の等級と年収レンジの目安は、おおむね次のように紹介されています(あくまで推定のモデルケースです)。G6(1〜2年目)で400〜450万円、G5(3〜5年目)で450〜550万円、G4〜G3(主任クラス・6〜9年目)で550〜750万円、G2〜G1(担当課長代理クラス・10〜15年目)で750〜1,000万円、JG6以上(担当課長クラス以上)で1,000万円超。若手期に給与が「ゆるやか」なのは、この等級の刻みと昇進ペースが背景にあります。
ここで覚えておいてほしいのは、ひとつだけです
あなたの今の年収は、あなたの実力をそのまま映した数字ではありません
それは「年次という仕組みを通したら、たまたまその金額になっている」だけなんです
理由②|頑張っても・激務でも、給与に”差がつきにくい”


2つ目は、努力や激務が、給与に反映されにくいという不満です
これは、1つ目の年功序列とセットで起きる現象です
同じ等級の中では、評価による給与の差が比較的小さい
その結果、「できる人ほど仕事が集まってくるのに、給与はそんなに変わらない」という状況が生まれやすいんです
実際に、退職者の口コミにも、この「差がつかない感覚」を語る声があります
「やれる人に仕事が集中するが、あまり給与に差がつかない」
引用元:就活会議「西日本電信電話(NTT西日本)の退職理由・離職率に関する評判・口コミ」より(30代前半・ネットワーク設計/構築・退職者)
この悔しさ、痛いほどわかります
誰よりも手を動かして、トラブルが起きれば真っ先に呼ばれて、それでも給与明細はとなりの席の人とほとんど同じ
でも、ここで絶対に勘違いしないでください
あなたの働きが足りないわけではありません
「頑張りを給与に変換する仕組み」が、もともと年次ベースで設計されていた、というだけの話なんです



つまり、頑張りが評価されていないんじゃなくて、”給与に変換する仕組み”そのものが年次ベースってことですか?



その通りです。だから「自分の評価が低いんだ」と落ち込む必要はありません。問題は評価ではなく、賃金テーブル(=給与の決まり方を定めた表)の設計なんです。
この切り分けができると、心がずいぶん軽くなります
「自分がダメだから上がらない」ではなく、「仕組みがそういう設計だから上がらない」
同じ現実でも、受け止め方がまったく変わってきますよね
理由③|転勤・配属・キャリアパスが不透明で「人生設計」がしにくい


3つ目は、お金そのものではなく「人生の見通しの立てにくさ」です
これは見落とされがちですが、実は「年収が低い」という言葉に化けやすい不満なんです
NTT西日本のような大きな会社では、3〜5年ごとに人事異動があり、転勤を伴うことも少なくないと言われています
配属がどこになるか、次にどんな仕事をするのか、自分でコントロールしきれない部分が大きい
たとえば、こんな声があります
「転勤を伴う異動が多く、人生のプランを立てられない」
引用元:就活会議「西日本電信電話(NTT西日本)の退職理由・離職率に関する評判・口コミ」より(20代後半・法人営業・退職者)
結婚、住宅の購入、家族の事情、自分のスキルをどの方向に伸ばすか
人生の大事な選択は、どれも「数年後の自分がどこで何をしているか」とつながっています
その見通しが立てにくいと、たとえ年収の数字が悪くなくても、「割に合わない」と感じてしまうんです
さらに、口コミサイトのOpenWorkを見ても、退職を検討する理由として似た傾向が並びます
「配属リスクの大きさとキャリアプランの不透明さ」「3〜5年ごとの人事異動による配属地の変更に疲れた」「課長クラスで年収850万円程度で、その先の伸びしろが見えにくい」
引用元:OpenWork「NTT西日本(旧:西日本電信電話株式会社)の退職検討理由」から傾向を要約
こうして並べてみると、見えてくることがあります
「年収が低い」と言っている人の多くは、純粋にお金の額だけを問題にしているわけではないんです
本当に引っかかっているのは、「自分の頑張りや人生が、ちゃんと見える形で報われているのか」という納得感のほうなんです
この3つの不満を、ひとまず分けて言葉にできただけでも、もう大きな前進です
「年収が低い」の本当の正体は、”比較対象の間違い”かもしれません


3つの不満を整理したところで、もう一歩だけ踏み込みます
「年収が低い」と感じるとき、その感覚は「何かと比べた結果」として生まれています
では、あなたは無意識のうちに、いったい「何」と比べているのでしょうか
ここがズレていると、悩みの答えも永遠にズレ続けます
NTT西日本の年収は「世間一般」と比べれば、むしろ高い


まず、ひとつの事実をはっきりさせておきます
国の調査によると、日本の民間企業で働く人の平均年収は、おおむね460万円前後とされています
一方、NTT西日本の平均年収は、さきほど見たとおり800万円台
つまり、「世間一般」というモノサシで測れば、NTT西日本の水準は明確に高いんです
これを聞いて、「じゃあ、やっぱり自分が贅沢を言っているだけなのか」と思ったかもしれません
違います
ここで言いたいのは、その逆です
あなたが「低い」と感じているのなら、それは「世間一般」とは別のものと比べているという証拠なんです
では、その「別のもの」とは何なのか
あなたが本当に比べているのは「同じスキルのエンジニアの市場価値」


答えを言います
あなたが本当に比べているのは、「世間平均」ではありません
おそらく、「自分と同じくらいのスキルを持ったITエンジニアが、外の世界でいくら稼いでいるか」です
先に転職していった同期の年収
SNSで流れてくる、メガベンチャーや外資系に移った人の話
そういう「同じ職種・近いスキルの人たち」と、無意識のうちに自分を並べているんです
そして、その感覚は決して的外れではありません
参考までに、ITエンジニア全体の年代別の平均年収を、市場の「相場観」として見てみましょう
これはNTT西日本と優劣を比べるための数字ではなく、あくまで「外の世界の地図」として眺めてください


引用元:doda「ITエンジニアの平均年収はいくら?給料アップを目指す方法や転職事例も解説」より
この図の読み方には、注意が必要です
これは「平均値」であって、NTT西日本の年収と単純に並べて「どっちが高い・低い」と言える数字ではありません
母集団も、平均年齢も、職種の幅もまったく違うからです
ここで見てほしいのは、別のことです
市場には「平均」があると同時に、その何倍もの「幅」があるということです
同じ20代でも、年収300万円台の人もいれば、1,000万円を超える人もいる
その差を分けているのが、「市場価値」(=あなたのスキルや経験が、転職市場でいくらの値段をつけられるか)です
そして、その市場価値は、今いる会社の給与明細には書かれていません
年収が上がらないのは「あなたの能力」ではなく「賃金構造」の問題


ここまで読んで、こう感じている人がいるはずです
「結局、市場価値が低いのは自分の能力のせいなんじゃないか」
その考えに、もう一度ストップをかけさせてください
年収が上がりにくいのは、あなたの能力の問題ではありません
くり返しになりますが、それは「賃金構造」、つまり給与の決まり方の仕組みの問題なんです
その何よりの証拠が、実はNTTグループ自身の動きにあります
同じグループのNTTデータでは、専門性の高い技術者を高く処遇するための制度を、数年前から導入しています
「NTTデータは2018年12月に『アドバンスド・プロフェッショナル制度』を新設。AI・IoTなど専門性の高い技術者に年収2000万〜3000万円で処遇し、米国企業と戦える報酬制度を導入した。2023年4月からは20代でも課長級に抜てき可能な制度を導入し、年功序列の見直しを進めている」
引用元:エンジニアtype「『GAFA流出への危機感』NTTデータ 高額報酬の人事制度を投入へ」から要約
ここに、とても大事なメッセージが隠れています
同じグループの会社ですら、「従来の年功序列のままでは、優秀な技術者に見合った給与を払えない」と認めて、仕組みそのものを作り変えにいっているんです
つまり、「年功序列だと、技術者の市場価値と給与がズレる」というのは、あなたの思い込みではなく、会社側も認識している構造的な事実だということです
あなたが感じてきたモヤモヤは、ずっと正しかったんです



年収はあなたの価値そのものではありません。「今いる仕組みが、あなたの価値をいくらに換算しているか」という、一面の数字にすぎないんです。仕組みが変われば、同じあなたでも数字は変わります。
だから、自分を責めるのは、もうやめましょう
責めるべき相手がいるとすれば、それはあなたではなく「仕組み」のほうです
そして仕組みの話なら、対処のしようがあります
それでもNTT西日本に「残る価値」は、確かにあります


ここまで、年収にまつわる不満を、かなり正直に掘り下げてきました
でも、誤解しないでください
この記事は、「だから今すぐ辞めましょう」と言いたいわけではありません
むしろ、ここからは公平に、NTT西日本に「残る価値」のほうをきちんと見ていきます
不満だけを見て飛び出すのは、不満を見ないフリをして残るのと同じくらい危険だからです
雇用の安定と、手厚い福利厚生という「見えにくい年収」


NTT西日本に残る価値の1つ目は、「額面の年収には出てこない、隠れた価値」です
これは意外と軽視されがちですが、実はとても大きいんです
代表的なものを、並べてみます
- 雇用の安定(離職率は2%台と低水準で、急に職を失うリスクが小さい)
- 家賃補助・社宅制度(月3.5万円程度の家賃補助や、格安で入居できる社宅があるとされる)
- 休みの取りやすさ(年間休日126日、有給休暇の取得率も高水準)
- 退職金・企業年金などの長期的な備え
たとえば家賃補助です
毎月3.5万円の補助があるということは、年間でおよそ42万円
これは「税金が引かれる前の額面年収」に換算すると、もっと大きなインパクトになります
つまり、給与明細の数字には出てこないけれど、実際の暮らしの余裕(=可処分所得)を、しっかり押し上げてくれているんです
転職を考えるとき、人はどうしても「提示された額面の年収」だけを見てしまいます
でも本当に比べるべきなのは、「額面 + 福利厚生 + 働きやすさ」をぜんぶ含めた、トータルの価値です
ここを忘れると、転職後に「あれ、額面は上がったのに、生活は前より苦しい」ということが起こります
管理職まで昇進すれば、年収1,000万円台も視野に入る


残る価値の2つ目は、年功序列の「裏側」にあります
年功序列は、若手にとっては「上がりにくい」仕組みでした
でも、それは裏を返せば「一定のところまで進めば、しっかり上がっていく」設計でもあるということです
さきほどの年収カーブを思い出してください
40歳前後で立ち上がり、管理職クラスに到達すれば、年収1,000万円台も十分に視野に入ってきます
ここで、残るか動くかを考えるための「判断材料」を、いったん表に整理しておきましょう
メリットとデメリット、その両方を同じ目線で並べてみます


引用元:OpenWork「NTT西日本(旧:西日本電信電話株式会社)の社員クチコミ」、careerup-media「NTT西日本の年収は?年齢・役職別にわかる実態と全注意点」から整理
この表を見て、「結局どっちなんだ」と思ったかもしれません
でも、それでいいんです
NTT西日本には、手放すべきではない価値と、見過ごせない不満が、両方ともちゃんと存在している
どちらか一方だけを見て「最高の会社」とも「ダメな会社」とも言えない、というのが誠実な結論なんです
もうひとつ、冷静にお伝えしておきたいことがあります
ネット上には「NTT退職エントリ」と呼ばれる退職体験記がたくさんあり、「みんな辞めている」ような印象を受けるかもしれません
でも、実際の離職率は2%台と、かなり低い水準です
つまり、声が大きく見えるだけで、現実には多くの人が残って働き続けているということです
「退職エントリが流れてきたから、自分も乗り遅れる前に」という焦りだけで動くのは、いちばん危険な動き方です
残るのも、動くのも、どちらも立派な選択肢
大事なのは、空気ではなく「自分の判断材料」で決めることなんです
「残るべきか、動くべきか」を焦って決める前に、やるべきこと


ここまでで、不満の正体も、残る価値も、両方そろいました
そうなると、多くの人はこう考え始めます
「で、結局、残るの?辞めるの?どっちなんだ」
実は、その問いの立て方そのものが、あなたを動けなくさせている原因なんです
いきなり「転職」を考えるから、動けなくなる


「残るか、辞めるか」
この二択は、一見シンプルに見えて、実はものすごく重い問いです
なぜなら、どちらを選んでも「人生の大きな決断」になってしまうからです
安定を捨てる怖さ、家族への説明、失敗したらどうしようという不安
その重さに押しつぶされて、結局「また今度考えよう」と画面を閉じる
そして、半年後にまた同じ給与明細を見て、同じモヤモヤをくり返す
この無限ループから抜け出す方法は、ひとつだけです
「決断」と「情報収集」を、はっきり分けることです
今のあなたに必要なのは、「残るか辞めるか」を今日決めることではありません
必要なのは、その決断をいつかするための「判断材料」を、先に集めておくことなんです
順番は「集める→決める」であって、その逆ではありません
在籍したままできる、リスクゼロの第一歩=「自分の市場価値を知る」


では、その「判断材料」とは具体的に何か
いちばん大事で、いちばん見えていないのが、「今の自分の市場価値」です
あなたのスキルと経験は、外の世界では「いくらの値段」がつくのか
これを知らないまま「残るか辞めるか」を考えるのは、値段を見ずに買い物の判断をするようなものです
そして、ここがいちばん伝えたいところです
市場価値を知ることは、NTT西日本に在籍したまま、転職を決めずにできます
登録すること=辞めること、ではありません
それは「健康診断を受けること=入院すること」ではないのと、まったく同じです
実際に、NTTグループを辞めたある元社員の方は、退職エントリの中でこんなことを書いています
「転職活動を通じて、外資系や儲かっているベンチャー企業から提示された年収を見て、心が動いた」
引用元:Zenn「百番煎じのNTT退職エントリ」より(31歳・元NTT研究員)
この一文、よく読んでみてください
この方は、最初から「辞めてやる」と決めていたわけではありません
「提示された具体的な数字」を見て、はじめて心が動いた、と書いているんです
つまり、判断は「数字を知ったあと」にやってきた
これがまさに、「集める→決める」の順番です



でも、市場価値を調べたりしたら、会社にバレたりしませんか…?それがいちばん怖いんですけど。



在籍したまま情報収集するだけなら、会社に知られることはありません。むしろ、自分の市場価値を知らないまま10年過ごすことのほうが、ずっと大きなリスクですよ。
知ったうえで「やっぱり残ろう」と決めるなら、それは立派な前向きな選択です
知ったうえで「動こう」と決めるなら、それも納得感のある選択です
どちらに転んでも、「知っている自分」のほうが強いんです
あなたのエンジニア経験は、社外で想像以上に求められている


「とはいえ、自分のスキルなんて外で通用するんだろうか」
そう不安に思う気持ちも、よくわかります
でも、ここでひとつ、視野を広げる事実をお伝えします
IT人材は、これから先、社会全体で足りなくなっていくと予測されています


引用元:スキルアップ研究所(Gakken)「ITエンジニアの平均年収は?転職して給料アップする方法も公開」が紹介する経済産業省「IT人材需給に関する調査」の試算より
これは経済産業省が示した「試算」であり、確定した未来ではありません
それでも、IT人材の不足が「拡大していく方向」にあるという見立ては、はっきり示されています
そして、NTT西日本で積んできたあなたの経験は、この市場ではしっかり評価される素材です
通信ネットワークの設計や構築、大規模なインフラの運用、社内システムの企画や改善、関係者を巻き込んでプロジェクトを前に進める力
こうした経験は、自社開発企業(=自社のサービスを作っている会社)でも、ITコンサルでも、ベンチャーでも、形を変えて求められています
「大企業の中の、当たり前の仕事」だと思っていたことが、外から見ると「希少な経験」だった、というのはよくある話です
ただし、ここで正直に注意も添えておきます
「経験がある=自動的に高く評価される」わけではありません
その経験を、職務経歴書(=これまでの仕事内容と成果をまとめた書類)できちんと言葉にできなければ、本来の市場価値より低く見られてしまいます
だからこそ、「自分の経験を、外の言葉に翻訳してくれる人」と一緒に棚卸しすることが、とても効いてくるんです
自分の市場価値を知るなら、ITエンジニア専門の転職エージェントが近道です


では、その「自分の経験を外の言葉に翻訳してくれる人」を、どこで見つければいいのか
いちばん現実的で、しかも無料でできる方法が、ITエンジニアに特化した転職エージェントに相談することです
「エージェント」と聞くと身構えるかもしれませんが、使い方を知れば、これほど心強い味方はいません
転職エージェントは「転職する場所」ではなく「市場価値を診断する場所」


多くの人が、転職エージェントに対して、こんなイメージを持っています
「登録したら、転職をゴリゴリ勧められるんじゃないか」
でも、発想を切り替えてみてください
転職エージェントは、「転職する場所」ではなく、「自分の市場価値を、無料で診断してもらう場所」として使えるんです
たとえるなら、市場価値の「健康診断」です
在籍したまま使える機能は、想像以上にたくさんあります
- これまでの経験のヒアリングと、スキルの棚卸し(自分では気づかない強みの発見)
- 職務経歴書の添削(経験を「外の言葉」に翻訳してもらえる)
- 想定年収の提示(自分のスキルが、今いくらで評価されるかの目安)
- 業界や職種ごとの、リアルな年収相場や働き方の情報収集
これらは、転職を決めていなくても、ぜんぶ無料で受けられます
たとえば、IT特化型の転職エージェントの中には、年収予測の機能を持つところや、エンジニア出身のアドバイザーが技術の話を深く理解してくれるところもあります
「Javaの経験があるなら、こういう現場も狙えますよ」と、自分では思いつかなかった選択肢を見せてくれる
それだけでも、自分の市場価値の「輪郭」がぐっとはっきりしてきます
1社だけでなく、IT特化型を”複数”比較するのが鉄則


市場価値を知るためにエージェントを使うなら、ひとつだけ守ってほしい鉄則があります
それは、「1社だけで判断しない」ということです
エージェントは、それぞれ得意な業界や、抱えている求人の傾向が違います
1社だけだと、そのエージェントの「得意分野」というレンズを通した市場しか見えません
複数のIT特化型エージェントに話を聞いて、はじめて「自分の市場価値の本当の輪郭」が立体的に見えてくるんです
とはいえ、「IT特化型って言われても、どこを見ればいいのか分からない」というのが本音だと思います
そこで、ITエンジニア経験者から評価の高い転職エージェントを、求人数やサポートの質といった観点でまとめたランキングを、下に用意しました
まずは「どんなサービスがあるのか」を眺めるところから始めてみてください
ITエンジニア経験者向け


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ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています
入社してから3ヶ月間の実践的な研修を受けられるので、現場で役立つスキルをじっくり学べます
- 未経験採用が95%
- 3ヶ月の実践研修
- 選考結果は当日に連絡
研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね
選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
気になったところが2〜3社あれば、それで十分です
「転職するため」ではなく、「自分の市場価値という、見えていない数字を知るため」に、まず話を聞いてみる
それが、今のあなたにとって、いちばんリスクが低くて、いちばん効果の大きい一歩です
まとめ|NTT西日本の年収が低いと感じた、あなたへ


長い記事を、最後まで読んでくださってありがとうございます
最後に、今日の話をぎゅっと整理しておきましょう
- 「年収が低い」という感覚は気のせいではなく、年功序列の賃金カーブから来る根拠のある感覚
- その正体は3つの不満(年功序列の上がりにくさ/差がつかない不公平感/キャリアの不透明さ)に分解できる
- 上がりにくいのは「あなたの能力」ではなく「賃金構造」の問題。グループ会社も仕組みの見直しに動いている
- 比べるべき相手は「世間平均」ではなく「同じスキルのエンジニアの市場価値」
- それでも安定や福利厚生という「残る価値」は本物。二択で焦って決めるのは危険
- 今やるべきは決断ではなく、在籍したまま「自分の市場価値を知る」こと
NTT西日本に残るのも、外に出るのも、どちらも間違いではありません
本当に大事なのは、「自分の市場価値を知ったうえで、自分のタイミングで選ぶこと」です
知らないまま残れば「飼い殺しかも」という不安が消えません
知らないまま辞めれば「もっといい選択があったかも」と後悔します
でも、知ったうえで選べば、その選択はどちらに転んでも「納得できる選択」になるんです



答えを、今すぐ出さなくていいんです。でも「自分の市場価値を知らないまま」でいるのだけは、もうやめましょう。それを知ることが、すべての判断のスタートラインなんです。
あの日曜の夜、給与明細を見て感じたモヤモヤ
それは、あなたが自分のキャリアと真剣に向き合っている証拠です
その気持ちに、ちゃんと「答え合わせ」をしてあげてください
まずは無料で、自分の市場価値を知るところから
ITエンジニア経験者から選ばれている転職エージェントを、もう一度ここにまとめておきます
「相談するだけ」「情報を集めるだけ」で大丈夫です
ITエンジニア経験者向け


ITエンジニア経験者のみなさんが、転職で年収をあげるなら「ITに特化した転職エージェントを利用する」のが成功への近道ですよ
求人の数やサポートの質で選ばれている、人気の高い3つのサービスから確認しましょう
- 1位 TechGo(テックゴー)
- 2位 Geekly(ギークリー)
- 3位 レバテックキャリア
それぞれのサービスがもつ強みについて、ここからはくわしく見ていくことにしましょう
1位 TechGo(テックゴー)
年収800万円以上をめざすなら
「TechGO(テックゴー)」がおすすめ
年収アップに特化した
IT転職エージェント
TechGo(テックゴー)は、年収アップの交渉力に強みがあります。たとえば20代の年収だと、前職にくらべて「平均120万円」も上がっています
30代の年収では「平均160万円」も上がっており、今の給料に満足していない人に最適ですよ
- IT求人10,000件
- 年収160万円アップも
- 面接対策を何度も実施
アドバイザーを選考官に見立てた模擬面接を何度も行うので、本番で力を発揮しやすくなります
独占ルートの求人や、面接が確約された求人など、TechGoだけの特別なチャンスも豊富ですよ



完全無料となっているので、リスク無しで「プロの交渉力」に頼ることができます
2位 Geekly(ギークリー)
業界最大級のIT求人数なら
「ギークリー」がおすすめ
IT・Web・ゲーム業界に特化した
IT転職エージェント
Geekly(ギークリー)は、45,000件以上の求人をもつ、大手のIT専門転職エージェントです
IT業界のさまざまな職種を理解している「専門アドバイザー」が、100名以上も在籍しています
- 求人45,000件以上
- 専門家100名以上が在籍
- 支援実績22,000人以上※2026年2月時点
自分のスキルを正しく棚卸しできるため、今まで気づかなかった自分の市場価値が見つかりますよ
リモートワークや未経験歓迎など、こだわりの条件から自分にぴったりの職場もかんたんに探せます



企業ごとの選考ポイントをしっかりおさえているので、効率よく内定を目指したい人に向いています
3位 レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITとWebに特化した求人が「55,489件」もあり、毎日更新されています
専門のアドバイザーによるヒアリングが手厚く、希望する企業への転職成功率は "96%" を誇ります
- 55,489件の求人
- 成功率96%の支援
- 年収予測の機能あり
職務経歴書の添削や模擬面接もしてくれるので、今の仕事を続けながらでも効率よく準備できます
自分の年収を予測できる機能など、納得して意思決定ができる仕組みが整っているのが魅力です



アドバイザーによって提案に差が出ないよう、最初の面談で自分の戦略を伝えておくと安心ですよ
ITエンジニア未経験向け


ITエンジニア未経験の人は、研修や相談体制がしっかりしている転職エージェントを選びましょう
初心者の不安を解消してくれる、サポートが手厚いランキングTOP3を紹介していきます
- 1位 @PRO人
- 2位 キャリアカンパニー
- 3位 ラクスパートナーズ
ひとつずつ中身を確認していきましょう
1位 @PRO人(アットプロジン)
手厚いサポートなら
「@PRO人(アットプロジン)」がおすすめ
エンジニアデビューを徹底サポートする
IT転職エージェント
@PRO人(アットプロジン)は、年収アップした人の割合が「82%」と高く、ユーザー満足度が「90%」と高い評価を得ています
たくさんの求人を無理にすすめることはせず、1人あたり10社程度に絞って丁寧に支援します
- ユーザー満足度90%
- 面談時間は平均2時間
- 担当1人につき10名
キャリア相談には平均で2時間もかけてくれるので、自分の将来についてじっくり話し合えますね
カウンセラー1人あたりが担当する人数は、10名に制限しており、手厚いフォローが約束されています



情報が多すぎて何をえらべばいいか迷ってしまう人に、寄り添ってくれる "心強い味方" になりますよ
2位 キャリアカンパニー
勉強もしたいなら
「キャリアカンパニー」がおすすめ
無料ITスクールで勉強もできる
IT転職エージェント
キャリアカンパニーでは「未経験者」から「実務経験が浅い若手エンジニア」までを対象に、学習支援と転職支援をまとめて受けられます
オリジナルのITスクールを併設しており、転職サポートを受ける人は無料で利用できます
- スキル診断が無料
- スクールを無料で併設
- 5,000人以上の実績あり
今のスキルを客観的に診断してくれるので、次にどのステージを目指すべきかが明確になりますよ
活動の目安は1ヶ月から3ヶ月となっており、スピーディーに新しい環境へ移りたい人に最適です



まだ転職するか決まっていない段階での相談も歓迎しているので、気軽に第一歩を踏み出せますね
3位 ラクスパートナーズ
働きながら学ぶなら
「ラクスパートナーズ」がおすすめ
3か月の研修で土台がつくれる
IT転職エージェント
ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています
入社してから3ヶ月間の実践的な研修を受けられるので、現場で役立つスキルをじっくり学べます
- 未経験採用が95%
- 3ヶ月の実践研修
- 選考結果は当日に連絡
研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね
選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
あなたのキャリアの主導権は、会社の賃金テーブルではなく、あなた自身が握っています
その第一歩を、今日、踏み出してみませんか