日曜日の夜、ふとんに入っても、なかなか寝つけない
スマホで給与明細のアプリをひらいて、振り込まれた金額をぼんやり眺めて、そっと閉じる
そんな夜を、何度か過ごしてきたのではないでしょうか
「コムチュア 年収低い」と検索したあなたは、たぶん今、自分の中のモヤモヤをどう扱えばいいのか分からずにいる
転職した方がいいのか、それとも、この不満は自分のわがままなのか
その答え合わせがしたくて、検索窓に「年収低い」と打ち込んだはずです
まず最初に、はっきりお伝えしておきます
その「年収が低い」というモヤモヤは、わがままでも甘えでもありません
ただ、その気持ちを「なんとなく低い」のまま放っておくと、不満だけがじわじわ溜まって、いつか「あきらめ」に変わってしまう
だからこの記事では、まずあなたの気持ちをまるごと受け止めたうえで、その不満を「行動できる、具体的な課題」に変えていきます
- コムチュアの年収は「客観的なデータ」で見て本当に低いのか
- あなたが感じている「低い」の正体を見抜く、4つの物差し
- コムチュアに「残って年収を上げる道」と「転職して上げる道」、両方の地図
- 焦って動く前に、リスクゼロでできる「最初の一歩」
この記事を読み終わるころには、あなたの中の「なんとなく低い」が、「自分は何と比べて、どこに不満があるのか」という、はっきりした言葉に変わっているはずです
そうなれば、もう焦る必要はありません
残るのも、転職するのも、自分のタイミングで、落ち着いて選べるようになります

正直に言うと、年収だけ見たら今すぐ辞めたい気もするんですよね…。でも、いざ転職って考えると怖くて動けなくて。



その気持ち、否定しません。私も同じ夜を何度も過ごしました。ただ、ひとつだけ言わせてください。「なんとなく低い」で動くのが、転職で一番危ないんです。まずは一緒に、事実を整理していきましょう。
それでは、感情の前に、まず「事実」から見ていきましょう
コムチュアの年収は本当に低い?まず客観的なデータで確認しよう


「年収が低い」と感じているとき、人はどうしても感情が先に立ちます
でも、感情のまま転職活動を始めると、たいてい遠回りになります
だからこのセクションでは、あなたの「体感」を、いったん「数字」で受け止め直してみます
見るのは3つだけです
「会社が公式に出している平均年収」「口コミサイトに集まる年収」「年代別の年収の目安」
この3つを並べると、思い込みと事実の境目が、きれいに見えてきます
有価証券報告書で見るコムチュアの平均年収は約600万円


コムチュアは東証プライムに上場している会社です
上場企業には、お金の状況を正直に公開する義務があります
その公開資料が「有価証券報告書(=会社のお金や人の状況をまとめた、国に提出する公式な報告書)」です
その最新版(2024年3月期)によると、コムチュアの平均年収は約600万円です
平均年齢は36.6歳、平均勤続年数は7.0年となっています
「思っていたより高い」と感じた人も、「やっぱりこんなものか」と感じた人も、いると思います
では、この600万円は「ずっと600万円だった」のでしょうか
過去10年の平均年収の動きを、グラフで見てみましょう


引用元:年収ナビ「コムチュア株式会社の年収」、日本経済新聞「コムチュア 年収・給与情報」より
グラフを見ると、10年で約60万円、ゆるやかに上がっています
つまり「下がり続けている会社」ではありません
ただ、見方を変えると「10年いても、平均で60万円しか変わらない」とも読めます
これが、コムチュアの年収の最初の特徴です
急に上がることはないけれど、ゆっくり上がってはいく会社
この「急には上がらない」という部分が、あなたの感じている「低い」とつながっている可能性があります
なお、この600万円はあくまで「全社員の平均」です
管理職もベテランも全部ふくめた数字なので、若手のあなたの実感とはズレて当然なんです
口コミサイトの平均年収は500万円前後|有報との差はなぜ生まれる


会社の公式資料では約600万円
ところが、社員の口コミが集まるサイトを見ると、平均年収はもう少し低く出ます
OpenWorkでは約508万円、エン カイシャの評判では約473万円といった数字が並んでいます
「どっちが本当なの?」と思いますよね
答えは「どちらも本当」です
違うのは「見ている人の層」なんです
- 有価証券報告書=管理職もベテランも全部ふくめた「全社員の平均」
- 口コミサイト=書き込むのは若手や在籍中の人が多く、若手寄りの数字になりやすい
つまり、あなたが「低い」と感じているなら、その感覚は口コミサイト側の数字に近い
そして、その感覚は決しておかしくありません
実際に、社員の声の中にはこんなものがあります
「給与水準は、業界水準では低いです。インセンティブはありません」
引用元:エン カイシャの評判「コムチュア株式会社の口コミ」より
「業界水準では低い」
この一言、実はこの記事のいちばん大事なポイントにつながっています
「何と比べて低いのか」――それが「低い」の正体を見抜くカギになるからです
年代別に見ると「若手のうちは特に低い」と感じやすい


もうひとつ、大事な視点があります
それは「年齢によって、年収の感じ方がまったく違う」ということです
有価証券報告書の数字をもとにした、年代別の年収の目安を見てみましょう


引用元:年収ナビ「コムチュア株式会社の年収」より
はじめに断っておくと、この年代別の数字は「推計値」です
有価証券報告書にそのまま書いてあるわけではなく、公開データから年齢別に推計したものなので、目安として見てください
そのうえで、グラフの形を見てほしいんです
25歳で約372万円、29歳で約466万円
30代前半で約520万円、30代後半で約607万円
つまり、若手のうちは抑えめで、年齢や等級が上がるにつれて、じわじわ伸びていく形になっています
もしあなたが20代から30代前半なら、「低い」と強く感じるのは、ある意味で当然なんです
グラフのいちばん低いところに、今あなたは立っているからです
大事なのは「今の数字=この先ずっとの数字」ではない、ということ



つまり、若手が「低い」と感じるのは気のせいじゃなくて、年収カーブの構造そのものってことですね。



その通りです。だから「低い」と感じること自体は正しい。問題は、その先をどう判断するか。次は、その「低い」の正体を分解していきましょう。
「低い」の正体を見抜く|4つの物差しで切り分ける


ここが、この記事のいちばん大事なセクションです
「年収が低い」と感じているとき、その不満は、たいていぼんやりしています
なぜなら、頭の中で「いろんな比較対象」がごちゃ混ぜになっているからです
世間一般の平均、IT業界の平均、大手SIerの友人の年収、そして「本当はもらえるはずの自分の値段」
これらを混ぜたまま「低い」と言っているから、不満が形にならないんです
だから、ここで4つの物差しに分けます
まずは、いちばんよく使われる「業界平均」と「全業種平均」に対して、コムチュアがどこに立っているのかを見てみましょう


引用元:日本経済新聞「コムチュア 年収・給与情報」、国税庁「民間給与実態統計調査結果(令和5年分)」より
このグラフを頭に置いたまま、4つの物差しを1つずつ見ていきます
物差し①「全業種平均」と比べる → むしろ高い


まず、世の中すべての職業をふくめた「全業種平均」です
国税庁の調査によると、日本の全業種の平均年収は約460万円です
コムチュアの約600万円は、これより約140万円も高い
つまり「世間一般」と比べるなら、コムチュアの年収は決して低くありません
ここはまず、ちゃんと認めておきましょう
「うちの会社、ヤバいくらい安いんだ」と思い込むのは、事実とは違います
でも、たぶんあなたはこう思っているはずです
「いや、自分が比べてるのは“世間一般”じゃない」と
その通りなんです。だから次の物差しに進みます
物差し②「情報通信業の平均」と比べる → 少し低い


次は、あなたが働いているIT業界、正式には「情報通信業」の平均です
国税庁の調査では、情報通信業の平均年収は約649万円
コムチュアの約600万円は、これより約50万円ほど低い
「やっぱり低いじゃないか」と思いましたか
たしかに、IT業界の平均よりは下です。ここはごまかしません
ただ、この50万円の差には、ちょっとした「からくり」があります
情報通信業の平均649万円は、20代から60代まで、すべての年齢をふくんだ数字です
一方、コムチュアは平均年齢が36.6歳と、業界の中ではやや若い会社です
つまり、同じ年齢どうしで比べたら、この50万円の差はもっと縮む可能性があります
ここまでの結論を、いったん整理します
- 世間一般(全業種平均)と比べると、コムチュアの年収はむしろ高い
- IT業界(情報通信業)の平均と比べると、少し低い。ただし年齢構成の差を考えると、見た目ほどの差ではない
ここまでだと「思ったほど低くないのかも」と感じますよね
でも、あなたの中の「低い」は、まだ消えていないはずです
その正体は、次の物差しにあります
物差し③「大手SIer・ハイクラス」と比べる → はっきり低い


3つ目の物差しは、大手SIerや、年収の高いハイクラス求人です
ここに比較対象を置くと、差ははっきり大きくなります
大手SIerには平均年収800万円〜900万円台の会社もあり、コムチュアとの差は200万円、300万円と開いていきます
実は、社員や就活生の口コミを見ていると、この物差しで比べている声がとても多いんです
こんな声があります
「大手SIerと比べると、非常に低い。年収レンジも低い」「東証プライム企業としては、それほど良い給与水準とはいえない」
引用元:就活会議「コムチュアの年収・ボーナス・給与・初任給に関する評判・口コミ」から傾向を要約
この声を見て、わかったことがあります
「コムチュアは年収が低い」と言っている人の多くは、無意識のうちに、この“大手SIer”という物差しで比べているんです
そして、それは悪いことではありません
むしろ、自分の中に「もっと上を目指したい」という基準があるということです
その気持ちは、キャリアを伸ばすうえで、とても大切なエンジンになります
ただ、ここで終わってはいけません。いちばん大事な、4つ目の物差しが残っています
物差し④「自分の市場価値」と比べる → ここが一番大事


ここまでの3つの物差しには、ある共通点があります
全部「他人の物差し」だということです
全業種平均も、業界平均も、大手SIerの友人の年収も、ぜんぶ「自分以外の誰か」の数字なんです
本当に大事なのは、4つ目の物差しです
「自分が、転職市場でいくらと評価される人間なのか」
これが「自分の市場価値」です
「市場価値」って、もう少しくわしく知りたい
市場価値とは、かんたんに言えば「あなたを採用したい会社が、いくらまでなら出すか」という金額のことです。今の会社が出している給料は、あくまで「今の会社の都合で決めた額」であって、市場価値そのものではありません。同じスキル・経験でも、業界や会社が変われば、提示される金額は大きく変わります。だからこそ、今の年収だけを見て「自分はこの程度の人間だ」と決めつけてしまうのは、とても危険なのです。
もし、この4つ目の物差しがズレていると、何と比べても不満は消えません
逆に、ここがはっきり分かると、不満は「行動できる課題」に変わります
「自分の市場価値は◯◯万円、今の年収は△△万円、その差は□□万円」――こう言えるようになった瞬間、モヤモヤは消えるんです
この「自分の市場価値を知る方法」は、記事の後半でくわしくお伝えします
まずは「低いの正体は、比較対象の置き方にある」――これを覚えておいてください
なぜコムチュアの年収は「低い」と感じるのか|4つの構造的な理由


ここまでで「低いの正体は比較対象にある」とお伝えしました
でも、それだけではありません
あなたが「低い」と感じるのには、コムチュアという会社の「構造」に理由があります
つまり、あなたの「低い」という体感は、気のせいでも、心が弱いからでもない
ちゃんと、そう感じるだけの理由があるんです
その理由を、4つに分けて見ていきましょう
理由①社員の平均年齢が若く、昇給カーブがこれから


1つ目の理由は、すでに少し触れました
コムチュアは、社員の平均年齢が36.6歳と、IT業界の中では若めの会社です
会社が成長を続けていて、新しい人がどんどん入ってきているからです
若い社員が多いと、当然、全社の平均年収は低めに出ます
これは「会社が悪い」というより、「年齢構成の話」です
ベテランばかりの会社と、若手が多い会社を、平均年収だけで比べるのはフェアではない、ということですね
ただ、ここで安心しすぎないでください
「若いから低いだけ」なら、年齢を重ねれば自然に解決します
でも、本当の問題は、ここから先の3つの理由にあります
理由②昇給ペースが遅い|「頑張っても数千円」の現実


2つ目の理由は、昇給のペースです
コムチュアは年に1回の昇給ですが、その上がり幅について、社員からはこんな声が出ています
「昇給は、特に大きな成長がなければ数千円程度アップ」
そして、退職を考えた人の理由には、こんな切実な声もあります
「給与が安い。この一言に尽きます。昇給、ボーナスともに期待できない」
引用元:OpenWork「コムチュア株式会社 退職検討理由」より
この声、痛いほどわかります
昇給が「数千円」だと、何がつらいか
それは、来年も、再来年も、その先も、「このペースなのか」と未来まで暗く見えてしまうことです
人は、今の金額そのものより「この先どうなるか」で気持ちが決まります
昇給の「伸び」が見えないと、年収の数字以上に、心が重くなるんです
もしあなたが今そう感じているなら、それは正しい感覚です。決して大げさではありません
ただし、後で触れますが、これには「例外」もあります
等級やポジションが変わったタイミングで、ぐっと上がった人もいるんです
そのあたりは「残って上げる道」の章で、ちゃんとお話しします
理由③評価基準が見えにくい|“頑張りが報われない感”


3つ目の理由は、評価のわかりにくさです
コムチュアには「グレード制度(=L1からL8までの等級で給料の基準が決まるしくみ)」があり、年に2回の評価があります
制度としては、しっかりしているように見えます
ところが、社員の声を見ると、こんな本音が出てきます
「年収が低い。評価が正しく反映されない。頑張っても評価は同じなのが嫌だった」
引用元:OpenWork「コムチュア株式会社 退職検討理由」より
「頑張っても評価は同じ」
これは、年収の数字以上に、人のやる気を削るやつなんです
お金が増えないことよりも、「何を頑張れば報われるのか分からない」ことの方が、先に心を折ってしまう



つまり、お金そのものより、「何を頑張れば報われるのか分からない」のがしんどいってことですね。



そうなんです。評価の納得感は、年収の絶対額と同じくらい大事なんですよ。「報われている実感」がないと、たとえ年収が少し上がっても、不満は消えません。
もちろん、評価基準の感じ方は、上司や配属先によって差があります
「納得できる評価をもらえている」という社員もいます
でも、もしあなたが「報われていない」と感じているなら、その感覚は無視しないでください。それは大事なサインです
理由④案件ガチャ|市場価値が上がっている実感が持てない


4つ目の理由は、いちばん根が深いかもしれません
コムチュアはお客様先に常駐して働く案件も多く、どの案件に入るかで、経験できる仕事の中身が大きく変わります
いわゆる「案件ガチャ」と呼ばれる状態です
若手の社員からは、こんな声が出ています
「若手のキャリアを考えずに、SESのように下請け業務をさせられる」「自社製品を持っていないため、システムベンダーでしか使えないスキルになってしまう」
引用元:OpenWork「コムチュア株式会社 退職検討理由」から傾向を要約
ここに、とても大事なことが隠れています
「年収が低い」という不満の裏に、実はもうひとつの不安がくっついているんです
「このスキルのまま、外に出て通用するんだろうか」という不安です
「SES」って何?という方はこちら
SESとは「システムエンジニアリングサービス」の略で、かんたんに言うと、自分の会社ではなく、お客様の会社に出向いて、その会社のシステム開発を手伝う働き方のことです。お客様先で実務経験を積めるメリットがある一方で、案件によっては「テストや資料作成ばかりで、設計や開発の経験が積めない」「その現場でしか使えない知識ばかりになる」という悩みが生まれやすい働き方でもあります。なお、コムチュアは独立系のシステムインテグレーターであり、SES専門の会社ではありませんが、若手の一部からは「SESのように感じる」という声が出ています。
年収が低い、の本当のつらさは、お金そのものだけじゃない
「自分の市場価値が、ちゃんと上がっている実感がない」――この不安が、年収の数字とセットで効いてくるんです
実はこれ、年収の話よりも大事な論点です。次の章で、もう少し深く掘り下げます
年収不満の“奥”にある本当の悩み|削れているのはお金だけじゃない


ここまで、年収の数字の話をしてきました
でも、あなたの本当の悩みは、たぶん数字だけじゃないはずです
この章では、年収不満の「奥」にある、本当の悩みに踏み込みます
年収の数字以上に「やる気」と「将来への安心感」が減っている


「評価が見えない」「昇給が遅い」「スキルが伸びる実感がない」
これが続くと、減っていくのは、お金だけではありません
いちばん減っていくのは、「前を向く力」です
夜、ベッドに入ってから、なんとなく転職サイトのアプリを開く
スカウトのメールをいくつか眺めて、結局なにもせず、そっとアプリを閉じる
そんな夜を、繰り返していませんか
それは、あなたが怠けているからではありません
「動いた方がいい気はする。でも、動く根拠も、自信もない」――その状態のまま、止まっているだけなんです
この「止まっている時間」こそが、いちばんもったいない
なぜなら、その間も、あなたの市場価値は静かに動いているからです
良い経験を積めば上がるし、同じ作業の繰り返しなら、横ばいのまま時間だけが過ぎていきます
「現職の年収=自分の値段」だと思い込む危険


年収に悩む人が、いちばん陥りやすい落とし穴があります
それは、「今もらっている年収こそが、自分の実力なんだ」と思い込んでしまうことです
これは、本当に危険な思い込みです



でも、今もらってる額が、結局その人の実力なんじゃないんですか?会社が決めてるんだから。



いいえ、違います。今の年収は「今の会社が、今の都合で出している額」でしかありません。市場の評価は、それとは別に存在します。同じあなたでも、評価する会社が変われば、提示される金額は変わるんです。
たとえるなら、こういうことです
あなたが持っているスキルや経験は「商品」です
そして、今の会社がつけている値札は、あくまで「その店での値段」にすぎません
別の店(会社)に持っていけば、もっと高い値札がつくかもしれない
逆に、同じくらいか、少し低い値札になることもある
でも、それは「実際に値札を確かめてみないと、わからない」んです
今の年収だけを見て「自分はこの程度の人間だ」と決めつけるのは、値札を1枚も確認せずに「自分の商品は安い」と思い込むのと同じです
もしかしたら、あなたは本来もらえるはずの額を、大きく下回ったまま、ずっと我慢しているのかもしれません
それを確かめる方法は、記事の後半でお伝えします。まずは「残る道」と「転職する道」、両方の地図を見ていきましょう
選択肢①コムチュアに「残って年収を上げる」道


ここまで読んで、「やっぱり転職か」と思ったかもしれません
でも、ちょっと待ってください
この記事は「転職をあおる記事」ではありません。まず、コムチュアに「残って年収を上げる道」を、ちゃんと見ておきましょう
等級(グレード)を上げる・上流工程やマネジメントに進む


コムチュアには、L1からL8までの等級(グレード)があります
基本給は、この等級で決まります
つまり、年収を上げる王道は「等級を上げること」、そして「PMやコンサルといった上流工程(=設計や全体の取りまとめなど、より責任の大きい仕事)に進むこと」です
「でも、昇給は数千円って話だったじゃないか」と思いますよね
たしかに、毎年の自動的な昇給は、大きくありません
でも、等級やポジションが「変わるタイミング」では、話が違ってきます
実際に、ポジティブな社員の声も、ちゃんとあるんです
「ベースアップに積極的。在籍時には、年収が1年で100万円近く上がったこともあった」「給与水準は年々上がっている」
引用元:就活会議「コムチュアの年収・ボーナス・給与・初任給に関する評判・口コミ」、エン カイシャの評判「コムチュアの年収・給与」から傾向を要約
「1年で100万円近く上がった」という声があるということは、社内でも上がる余地は、ちゃんとあるということです
ただし、それは「自動的に」ではありません
等級を上げる、上流の役割を取りにいく、評価につながる動きを意識的にする――そういう「攻めの姿勢」があってこそ、です
「残る」のが向いている人・残るメリット


では、どんな人なら「残る」のが向いているのでしょうか
いくつかの目安を、整理してみます
- 今の案件で、確実にスキルが伸びている実感がある
- 等級が上がる道筋や、上流に進むルートが具体的に見えている
- 働き方(残業の少なさ・在宅勤務など)の条件が、自分に合っている
- 不満は「年収だけ」で、人間関係や仕事内容には満足している
残るメリットも、ちゃんとあります
転職には、必ずリスクがあります。新しい環境が合うかは、入ってみないとわからない部分があるからです
残るなら、そのリスクを取らずに済みます
今まで積み上げてきた社内の評価、人間関係、仕事の進め方の慣れ――これらは、転職するとゼロからになります
残れば、それを土台にして、年収アップを狙えます
コムチュアは売上も右肩上がりで伸びている会社なので、会社が成長すれば、待遇が改善していく可能性もあります
ただし、ひとつだけ条件があります
「残る」を選ぶ場合でも、自分の市場価値は、知っておくべきです
なぜなら、市場価値を知らないまま残ると、それは「納得して残る」ではなく「他を知らないから残る」になってしまうからです。この違いは、後でくわしくお話しします
選択肢②コムチュアから「転職して年収を上げる」道


次は、もうひとつの道です
コムチュアから「転職して年収を上げる」道を見ていきます
こちらも、あおるためではなく、地図として、フラットにお見せします
エンジニア経験者の市場価値は構造的に高い


まず、知っておいてほしい事実があります
IT業界では、エンジニアの人手不足が、今後も続くと見られています
これは、個人の感覚ではなく、国の機関が試算しているデータがあります
経済産業省が公表した、IT人材の不足数の将来試算を見てみましょう


引用元:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(みずほ情報総研、2019年3月)より
このグラフは「試算値」なので、断定はできません
ただ、2018年の時点で約22万人が不足していて、2030年には、もっとも現実的とされる中位シナリオで約45万人が不足すると見込まれています
つまり、エンジニアの経験者は、構造的に「求められやすい」立場にあるということです
もちろん、職種やスキルの分野によって、濃淡はあります
「エンジニアなら誰でも引く手あまた」というほど、単純な話ではありません
でも、少なくとも「経験者であるあなたを、市場が必要としている」という土台は、たしかにあるんです
転職して年収が上がる人・転職が向いている人


では、転職して年収が上がりやすいのは、どんな人でしょうか
そして、転職が向いているのは、どんな人でしょうか
- 社内で等級が上がる道筋や、上流に進むルートが、どうしても見えない
- 今の案件で、市場価値が伸びている実感がまったく持てない
- 比較対象が「大手SIer水準」で、その差をどうしても埋めたい
- 自分の経験を言語化できていて、何ができるかを説明できる
転職で年収が上がる人の最大の共通点は、「自分の市場価値を、正しく把握している」ことです
逆に、ここがあいまいなまま動くと、年収はあまり上がりません。その理由は、次の章でくわしく説明します
そして、忘れないでほしいことがあります
あなたがコムチュアで積んできた経験――クラウドのシステム開発、お客様との折衝、チームでの開発――これらは、転職市場で「評価される素材」になります
「自分には何もない」と思い込んでいる人ほど、実は語れる経験を持っているものです
その素材が、市場でいくらの値札になるのか。それを知ることが、転職の第一歩になります
要注意|転職で「失敗する人」の共通パターンと避け方


ここまで「残る道」と「転職する道」、両方を見てきました
もしあなたが「転職」に気持ちが傾いているなら、この章は絶対に読んでください
転職で失敗する人には、はっきりした「共通パターン」があるからです
逆に言えば、このパターンさえ避ければ、年収アップ転職の成功率は、ぐっと上がります
4つの失敗パターンを、ひとつずつ見ていきましょう
失敗パターン①自分の市場価値を知らないまま動く


いちばん多い失敗が、これです
自分の市場価値を知らないまま、転職活動を始めてしまう
すると、何が起きるか
「今が500万円だから、希望は550万円くらいで……」と、現職の年収を基準に希望額を決めてしまうんです
でも、もし本当の市場価値が650万円だったら、どうでしょう
100万円も低いオファーを、自分から「希望どおりです」と受け入れてしまうことになります
避け方:転職活動を「始める前」に、自分の市場価値を把握する
順番が逆になると、損をします。まず値札を知ってから、動く。これが鉄則です
失敗パターン②職務経歴書の棚卸しをしない


2つ目は、職務経歴書です
技術力があっても、書類選考で落ちる人がいます
その多くが、職務経歴書を「業務内容の羅列」で書いてしまっているんです
「◯◯システムの保守運用を担当」「△△の開発に参加」――これだけだと、読む側には「で、あなたは何ができる人なの?」が伝わりません
大事なのは「何を担当したか」ではなく、「どんな課題を、どう解決したか」です
同じ経験でも、書き方ひとつで、書類の通過率はまったく変わります
避け方:自分のキャリアを「課題→工夫→結果」のストーリーで棚卸しする
これは1人でやるのが難しい作業でもあります。だからこそ、後で触れる「第三者の力」が役に立ちます
失敗パターン③転職エージェントを1社だけで決める


3つ目は、転職エージェントの使い方です
1社だけに登録して、紹介された求人の中から決めてしまう――これも、よくある失敗です
なぜなら、1社だけだと、そのエージェントが得意な分野の求人しか、目に入らないからです
視野が、最初から狭くなってしまうんです
担当者との相性も、運の要素があります。1社目の担当者が、たまたま自分に合わないこともあります
それで「転職ってこんなものか」と判断してしまうのは、もったいない
避け方:複数のエージェントに登録し、求人の幅と担当者の質を「比較」する
特に、IT業界に特化したエージェントは、技術の話が通じやすく、市場価値の把握にも向いています。比較の軸として、必ず候補に入れておきたいところです
失敗パターン④業界構造を理解せず「なんとなく」で動く


4つ目は、いちばん危ない失敗です
業界の構造を理解しないまま、「なんとなく良さそう」というイメージだけで動いてしまうことです



自社開発の会社に転職すれば、モダンな技術も使えて、年収も上がって、全部解決ですよね!



それは、SNSでよく見る「転職成功バイアス」ですよ。自社開発でも炎上している案件はあるし、ポジションによっては年収が下がるケースもあります。大事なのは「会社の種類」で選ぶことじゃなくて、「なんとなく」で動かないことなんです。
「自社開発に行けば全部解決」「モダンな技術を使えば市場価値が上がる」
こういうイメージだけで動くと、入ってから「思っていたのと違う」というミスマッチが起きます
年収が上がっても、働き方が合わなければ、結局また悩むことになります
避け方:業界の構造を理解し、第三者の客観的な情報も使って判断する
自分1人のイメージだけで判断しない。これが、ミスマッチを防ぐいちばんの方法です
4つの失敗パターンを見てきました
気づいた人もいるかもしれません。この4つは、全部「ある1つのこと」をやっておけば、まとめて避けられるんです
その「1つのこと」を、次の章でお話しします
残るにしても転職するにしても|今すぐできる「リスクゼロの一歩」


ここまで、長い道のりをお疲れさまでした
「残る道」も「転職する道」も見てきました
そして、どちらの道にも、共通して必要なものがあることに、気づいたはずです
それが「自分の市場価値を知ること」です
残るにしても、市場価値を知っていれば「納得して残る」になります
転職するにしても、市場価値を知っていれば「損をしない転職」ができます
「転職する」前に「市場価値を知る」だけでいい


ここで、いちばん大事なことを言います
今すぐ転職を決める必要は、まったくありません
やることは、もっと手前の、小さな一歩でいいんです
それは「自分の市場価値と、求人の相場を、知るだけ」です
知った結果、「思ったより市場価値が高かった。じゃあ転職を本気で考えよう」となってもいい
「意外と今の年収は妥当だった。じゃあ納得して残ろう」となっても、まったく問題ありません
知ること自体には、リスクがありません
むしろ、知らないまま我慢を続けることや、知らないまま勢いで飛び出すことの方が、ずっとリスクが高いんです
「知る」と「動く」は、別のことです。まずは「知る」だけ。それでいいんです
市場価値の把握・年収交渉に強い、IT特化型転職エージェントの使い方


では、自分の市場価値は、どうやって知ればいいのでしょうか
いちばん手軽で、しかも無料なのが、IT業界に特化した転職エージェントに相談することです
IT特化型の転職エージェントには、こんな特徴を持つところがあります
たとえば、年収交渉に強く、20代で前職より平均120万円アップ、30代で平均160万円アップという実績を持つところ
求人を45,000件以上も抱えていて、自分のスキルの棚卸しを手伝ってくれるところ
職務経歴書の添削や、模擬面接、自分の年収を予測してくれる機能を用意しているところもあります
つまり、この章の前半で挙げた「転職で失敗する4つのパターン」を、まとめて避ける手助けをしてくれるんです
市場価値の把握、職務経歴書の棚卸し、複数社の比較、業界構造の理解――全部、第三者の力を借りられます
しかも、相談したからといって、転職を決めなければいけないわけではありません
「今は情報収集だけしたい」と最初に伝えれば、それで大丈夫です
下に、IT経験者向けに人気の高い転職エージェントをまとめました。まずは「自分の市場価値を知る」ための、最初の一歩として見てみてください
ITエンジニア経験者向け


ITエンジニア経験者のみなさんが、転職で年収をあげるなら「ITに特化した転職エージェントを利用する」のが成功への近道ですよ
求人の数やサポートの質で選ばれている、人気の高い3つのサービスから確認しましょう
- 1位 TechGo(テックゴー)
- 2位 Geekly(ギークリー)
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3位 レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITとWebに特化した求人が「55,489件」もあり、毎日更新されています
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職務経歴書の添削や模擬面接もしてくれるので、今の仕事を続けながらでも効率よく準備できます
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ITエンジニア未経験向け


ITエンジニア未経験の人は、研修や相談体制がしっかりしている転職エージェントを選びましょう
初心者の不安を解消してくれる、サポートが手厚いランキングTOP3を紹介していきます
- 1位 @PRO人
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ひとつずつ中身を確認していきましょう
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IT転職エージェント
@PRO人(アットプロジン)は、年収アップした人の割合が「82%」と高く、ユーザー満足度が「90%」と高い評価を得ています
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キャリア相談には平均で2時間もかけてくれるので、自分の将来についてじっくり話し合えますね
カウンセラー1人あたりが担当する人数は、10名に制限しており、手厚いフォローが約束されています



情報が多すぎて何をえらべばいいか迷ってしまう人に、寄り添ってくれる "心強い味方" になりますよ
2位 キャリアカンパニー
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まだ転職するか決まっていない段階での相談も歓迎しているので、気軽に第一歩を踏み出せますね
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選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
コムチュアの年収に関するよくある質問


最後に、コムチュアの年収について、よく聞かれる質問にまとめて答えておきます
- コムチュアの平均年収はいくらですか?
-
2024年3月期の有価証券報告書によると、約600万円です。日本の全業種平均(約460万円)より高く、IT業界(情報通信業)の平均(約649万円)よりはやや低い、という立ち位置になります。ただし、これは全社員の平均なので、若手のうちは実感としてもっと低く感じるのが普通です。
- コムチュアは年収が低いから「やめとけ」ですか?
-
一概には言えません。「世間一般」と比べれば低くなく、「大手SIer」と比べればはっきり低い、というのが事実です。判断のポイントは、あなたの比較対象がどこにあるか、そして社内で等級を上げる道筋が見えているかどうかです。「やめとけ」と決めつける前に、まず自分の市場価値を知ることをおすすめします。
- コムチュアで年収を上げる方法はありますか?
-
あります。コムチュアにはL1〜L8の等級制度があり、基本給は等級で決まります。等級を上げる、PMやコンサルなど上流工程に進む、といった動きで年収は上がります。実際に「1年で100万円近く上がった」という社員の声もあります。ただし自動的には上がらないので、意識的にポジションを取りにいく姿勢が必要です。
- 年収が不満なら、今すぐ転職した方がいいですか?
-
今すぐ決める必要はありません。むしろ、勢いで動くのは失敗のもとです。まずやるべきは「自分の市場価値と、求人の相場を、無料で知ること」です。それを知ったうえで、残るか転職するかを、自分のタイミングで判断すれば大丈夫です。
- コムチュアでの経験は、転職で評価されますか?
-
評価される素材になります。クラウドのシステム開発、お客様との折衝、チーム開発の経験などは、転職市場で武器になります。「自分には何もない」と感じている人ほど、実は語れる経験を持っているものです。それが市場でいくらの値札になるかは、エージェントに相談すれば客観的に教えてもらえます。
まとめ|コムチュアの年収に悩むあなたへ|焦らず、でも「知る」ことから始めよう


長い記事を、ここまで読んでくれて、ありがとうございます
最後に、いちばん大事なことを、もう一度だけまとめます
- コムチュアの年収は、全業種平均より高く、IT業界平均よりはやや低い。「客観的に低い会社」ではない
- 「低い」の正体は、比較対象の置き方と、若手のうちの伸びにくさにある
- 年収不満の奥には、「評価が見えない」「市場価値が上がる実感がない」という、お金以外の悩みがある
- 「残って上げる道」も「転職して上げる道」も、両方ある。どちらを選んでもいい
- どちらの道でも、共通して必要なのは「自分の市場価値を知ること」
あなたが「年収が低い」と感じたこと、その気持ちは、最初から正しかったんです
ただ、その気持ちを「なんとなく」のまま抱えていると、不満は「あきらめ」に変わっていきます
だから、焦って辞める必要も、思考停止で我慢する必要も、ありません
「正しい情報を得てから、自分のタイミングで決める」
それで、いいんです
その「正しい情報」の第一歩が、自分の市場価値と、求人の相場を知ることです



年収の不満は、放っておくと「あきらめ」に変わります。でも、動く前に「知る」だけなら、あなたは何も失いません。残るのも、転職するのも、知ったあとで決めればいい。まずは、そこから始めてみてください。
今日できる、いちばん小さくて、いちばん確実な一歩
それは、IT経験者向けの転職エージェントに、無料で相談してみることです
登録も相談も無料で、「今は情報収集だけ」と伝えれば、それで構いません。下のサービスから、あなたの市場価値を確かめる一歩を踏み出してみてください
ITエンジニア経験者向け


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1位 TechGo(テックゴー)
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