給与明細を眺めながら「自分の働き方に対して、この金額は本当に妥当なんだろうか」と感じたこと、ありませんか
日本総合研究所のITソリューション部門で働く方にとって、年収への違和感は決して気のせいではありません
SMBCグループの安定感、整った福利厚生、銀行系基幹システムを支える矜持。手放しがたい価値はたくさんあるはずです
それでも「同年代の他社エンジニアと比べてどうなんだろう」「30歳前後で給与カーブが鈍ってきた」と感じる瞬間がある
この記事は、その違和感を煽るためのものではなく、構造として理解し、自分のペースで判断するための材料を提供するためのものです

日本総研の年収って、本当に低いんですか?SMBCグループだから絶対高いと思ってました!



結論を先に言いますね。絶対額は決して低くありません。ただし、労働量・年齢・市場相場と比較したときに「割安に感じる構造」が確かにあるんです。今日はその構造を、現職の方が判断材料にできる形で整理していきます。
この記事を読み終えたとき、あなたは次の3つを手にしているはずです
- 日本総合研究所の年収が「低く感じる」構造的な理由を、データと口コミの両面から理解できる
- 残るべきか、転職を検討するべきか、自分なりの判断軸を持てる
- 動く・動かないに関わらず、まず自分の市場価値を客観的に知る方法がわかる
日本総合研究所の年収はリアルに低いのか?まず数字で確かめる


「年収が低い」と検索したあなたが、まず欲しいのは “気のせいかどうか” を確かめる客観的な数字のはずです
感情論ではなく、まず公開されているデータから順に確かめていきましょう
平均年収700万円台、SE職は628万円という現実


複数の転職情報媒体を横並びで集計すると、日本総合研究所の平均年収はおおむね700万円前後に収まります
媒体によって幅はありますが、全社平均で686万〜725万円のレンジが多く報告されています
注目してほしいのは、職種別に分解した数字のほうです
- 全社平均年収:約686万〜725万円
- SE・エンジニア職の平均年収:約628万円
- 30歳時点の平均年収:約872万円
- コンサルタント職の平均年収:約1,100万〜1,180万円
日本の平均給与は国税庁の調査で460万円前後
その意味では、日本総合研究所のSE職628万円という数字は決して低くありません
「絶対額として低いのか」と問われれば、答えは「いいえ」です
では、なぜ低く感じるのか
その違和感の正体は、次の見出しで明らかになります
NTTデータ・NRIと比較した時の”見劣り感”


同じ「シンクタンク/大手SIer」のくくりで並べると、絵柄が一気に変わります
野村総合研究所、NTTデータといった同業大手は、平均年収が一段上に位置しています
主要なSIer・シンクタンクの平均年収を、媒体公表値ベースで並べてみます


引用元:すべらない転職「野村総合研究所は平均年収1271万円」、Mersenne「SIerランキング」、OpenWork「日本総合研究所 年収・給与制度」から集計
NRIは1,271万円、NTTデータは905万円、日本総合研究所は約700万円
並べてみると、同業との差が数百万円のレンジで開いていることがわかります
もちろんNRIはコンサルタント比率が高く平均が押し上げられている事情もあります
ただ、「同じ大手SIer・シンクタンクの中で並べると、確かに見劣りする」という事実は、データとして冷静に受け止めておくべきです



同じ業界で並べたら数百万円差なんですね。これは…モヤモヤしますね。



そのモヤモヤ、当然です。ただし、ここで「だから日本総研はダメだ」と結論を急がないでくださいね。差の “理由” を理解した上で判断したほうが、後悔しない選択ができます。
「数字だけでは”低い”と断言できない」のが本音


注意してほしいのは、平均年収の数字には大きな振れ幅があるということです
同じ日本総合研究所でも、コンサルタント職の平均は1,100万円超、IT職は628万円と、職種だけで400万円以上の差があります
さらに、年代・等級・部署・残業時間でも数字は大きく変動します
つまり「平均で見ると700万円台」という言い方は、ある意味で本当のことを伝えていないとも言えるのです
あなたが感じている「低さ」は、平均値では捉えきれない構造の中にあります
次の見出しから、その構造に踏み込んでいきます
それでも”低い”と感じるのはなぜ?4つの構造的理由


絶対額は低くないのに、なぜ「低い」と感じるのか
ここからは、現職社員の口コミと退職検討理由から見えてくる4つの構造的な理由を、ひとつずつ解いていきます
理由①:30歳前後で給与の伸びが鈍る等級構造


日本総合研究所には、J層・S層・P層といった等級制度があります
新卒入社からおおむね4〜5年目までがJ層、その後5〜8年目程度でS層、8〜10年目以降でP層に到達するのが目安です
この等級ごとに、年収レンジはおおよそ次のようになります


引用元:talentsquare「日本総合研究所の年収・最新の給与制度と役職別給与テーブル」、マイビジョン「日本総研の年収」から集計
注目すべきは、S層からP層に上がるタイミングで一気にジャンプする構造になっていることです
逆に言えば、P層に到達するまでの数年間は、年収カーブが緩やかにしか伸びません
ちょうど30歳前後の、結婚・住宅購入・出産といった支出が一気に増える時期に、収入の伸びが鈍るわけです
OpenWorkの退職検討理由でも、この点を挙げる声が複数見られます
「30歳前後での給与の伸びが想定以上に鈍かった。同年代の他社エンジニアと比べて差が広がっていく感覚がある」(SE/在籍5〜10年/新卒入社/男性)
引用元:OpenWork「日本総合研究所 退職検討理由」より
この声、痛いほどわかります
20代までは横並びで気づかない
でも30歳を過ぎた瞬間、市場との差が一気に可視化されるんです
理由②:残業代込みで成り立つ収入構造


もうひとつ、年収の “感じ方” を歪めている大きな要因があります
それが残業代に大きく依存した収入構造です
OpenWorkに投稿されたシステムエンジニアの口コミを見てみましょう
「毎月残業代込みで月60万程度。基本給そのものは銀行系より下だが、IT会社としては技術レベル含めて妥当な水準だと感じる」(SE/在籍3年未満/中途入社/男性)
引用元:OpenWork「日本総合研究所 年収・給与制度」より
このコメントが象徴的です
「残業代込みで月60万」つまり残業を頑張れば年収720万円が見える構造になっているわけです
逆に言えば、残業を削った瞬間、年収は一段下がります
そして問題はもう一段深いところにあります
P層(8〜10年目以降)に上がると裁量労働制になり、残業代がそもそも支給されなくなるのです
つまり、S層の終盤に残業を頑張って700万円台後半まで稼いでいた人が、P層に上がった途端、基本給ベースで一時的に年収が下がるケースさえあります



えっ、出世したのに年収が下がるってことですか!?それヤバくないですか?



“一時的に” ですけどね。P層の中で評価が積み上がれば最終的には大きく上がります。ただ、過渡期の感覚として「あれ、あんなに頑張ったのに」という違和感が出やすい構造なのは事実です。
理由③:評価が給与に反映されるまでの期間が長い


退職検討理由として頻繁に挙がる、もうひとつの構造があります
「評価が給与として反映されるまでの期間が長い」というものです
新卒5年目までは、ほぼ横並びで給与が上がります
同期との差が出始めるのは6年目以降ですが、その差も数千円〜数万円のオーダーに留まる年が多いという声があります
つまり「半期で社内表彰されるほど成果を出した」としても、それが給与として実感できるのは数年先という構造です
これは年功序列の “良い面” と “悪い面” の両方を備えています
- 良い面:成果が出ない年でも極端に給与が下がらない(ハズレが少ない)
- 悪い面:突き抜けた成果を出しても、給与で報われる感覚が薄い
あなたがどちらの世界で働きたいか
これは年収の高低だけでなくキャリア観の問題でもあります
理由④:仕事量・責任に対しての”割安感”


4つ目の構造は、仕事の重さと給与水準のミスマッチです
日本総合研究所のITソリューション部門は、SMBCグループの基幹システムを担う、いわば日本の経済インフラの一部を支えています
夜間メンテナンス、月次・四半期決算対応、規制対応、グループ各社の調整業務
抱える責任は決して軽くありません
OpenWorkのワークライフバランスに関する口コミにも、こんな声があります
「長時間残業が常態化している部署が少なくなく、決してワークライフバランスには優れない。労働組合がなく、声を上げる仕組みも弱い」(社員/部門・年代非公開/男性)
引用元:OpenWork「日本総合研究所 ワーク・ライフ・バランス」より
平均残業時間は40時間前後と業界平均並みですが、部署によっては月80時間を超えるケースも口コミで報告されています
「これだけの責任と工数を背負っているのに、年収はSE職平均で628万円なのか」と感じたとき、人は “割安感” を覚えるのです
これが、年収の数字以上に “低さ” を感じさせる構造の正体です
退職検討理由から見える”年収以外の不満”


年収はあくまで “きっかけ” に過ぎないことが多い
退職を検討する人の多くは、年収の数字単体ではなくキャリアパス・業務内容・組織との温度感といった構造的な不満を抱えています
OpenWorkや複数の転職メディアで頻出する退職検討理由を、ピラミッドで整理してみます


引用元:OpenWork「日本総合研究所 退職検討理由」、外資転職ドットコム「日本総合研究所(JRI)は何が”やばい”?」から傾向を要約
5つの不満は、それぞれが独立しているわけではありません
互いに絡み合いながら、社員の「ここで定年まで働いていいのか」という疑念を育てていきます
キャリアパスがPM一直線という違和感


日本総合研究所のITソリューション部門で、最も語られるキャリア不満が「PMしか道がない」という違和感です
金融系の大規模プロジェクトを動かす関係上、ベンダーマネジメントや関係者調整が業務の中心になります
つまり、年次が上がるほど「コードを書く時間」が減り、「人と日程を動かす時間」が増えていく構造です
OpenWorkにも、こんな声があります
「プロパーとして入社すると、技術者としてのキャリアパスが描きづらい。マネジメント職に進むしかない雰囲気がある」(基盤SE/在籍3〜5年/新卒入社/男性)
引用元:OpenWork「日本総合研究所 退職検討理由」より
これは “悪い構造” というよりも、SMBCグループのインフラを担うという事業特性から来る必然です
マネジメントを極めたい人にとってはむしろ理想的な環境
一方、技術職としての専門性で勝負したい人には合わないのもまた事実です
技術スタックが金融系・基幹系に偏る


キャリアの偏りは、技術スタックにも影響します
日本総合研究所のITソリューション部門で扱う技術は、銀行系基幹・メインフレーム・大規模Java/COBOLが中心です
これは “古い” のではなく、SMBCグループの基幹を支えるという責任の重さに対する合理的な選択です
とはいえ、Web系自社開発で使われるGo・TypeScript・Kubernetes・クラウドネイティブといった技術に触れる機会は限定的になりがちです



業務でモダンな技術に触れられないと、自分の市場価値が古くなっていく気がして焦るんですよね…。



その焦り、当然です。ただ、ここで覚えておいてほしいのは、金融×基幹系の経験は外で評価されないどころか、むしろ “希少資産” として高値で取引されることも多いということ。それは後の見出しで詳しく話しますね。
ITソリューション部門と他部門の温度差


同じ社内であっても、部門ごとに待遇感がまるで違うのが日本総合研究所の特徴です
コンサルタント職の平均年収が約1,100万〜1,180万円
一方、ITソリューション部門のSE・エンジニア職は約628万円
同じ会社の中で、職種だけで500万円近い差があるわけです
もちろん職務内容も評価制度も異なるので単純比較はできません
ただ、日々の業務で接点があるだけに「同じ会社にいるはずなのに…」という温度差を感じやすい構造であることは事実です
それでも残る人が手放したくない”3つの強み”


ここまで読むと「やっぱり辞めたほうがいいのか」と感じるかもしれません
ただ、それは早すぎる結論です
日本総合研究所には、外に出てから初めてその価値に気づく3つの大きな強みがあります
SMBCグループの安定性とブランド


1つ目は、何と言ってもSMBCグループという親会社の存在です
三井住友フィナンシャルグループは日本3大メガバンクのひとつ
不況や金融危機の影響を受けにくい事業基盤と、グローバルでの信用力を持っています
これは年収の数字には表れない、“安心の元本”のようなものです



SMBCグループって、本当にそんなに強いんですか?



強いですよ。住宅ローン審査、賃貸の入居審査、クレジットカード、ライフプラン全般で「親会社の信用」が効いてきます。これを失うコストは、若手のうちは見えにくいんですが、30代以降にじわじわ実感する方が多いんです。
福利厚生・住宅補助・在宅勤務の手厚さ


2つ目は、福利厚生の手厚さです
口コミでも評価が高いポイントを並べてみます
- 新卒3年目までの住宅補助:月3万+3万の合計6万円規模が支給される枠組み
- 在宅勤務制度:テレワークが浸透し、自宅と出社のバランスが取りやすい
- フレックス制度:コアタイム以外で柔軟に働ける
- 休暇制度:取得しやすい雰囲気がある(部署差はある)
住宅補助1点だけ取っても、年間70万円超の手当換算になります
つまり「年収の額面が低い」と感じても、実質的な可処分の差を計算すると、見え方が変わることもあるのです
転職先によっては、こうした制度がそもそも存在しないことも珍しくありません
大規模・高難度プロジェクトの経験値


3つ目は、業務経験そのものの希少性です
SMBCグループの基幹システム、つまり日本の決済インフラそのものを動かす経験は、他社では二度と積めない希少な経歴です
具体的には、こうした経験値が積み上がります
- 大規模・ミッションクリティカル領域のシステム設計・運用
- 金融業界特有の規制対応・監査対応・セキュリティ要件
- 多数のステークホルダーを動かすベンダーマネジメント
- 社内政治を含めた合意形成のプロジェクトマネジメント
「ITソリューション部門でモダンな技術を触れていない」と自己評価が下がりがちですが、外から見ると金融×IT×大規模PMの3点セットは希少資産です
この資産を、どう翻訳するか
それが、残るにせよ転職するにせよ、最初に考えるべきテーマになります
同年代の他社エンジニアと比べてどう違う?市場の”いま”


「他のエンジニアは、自分よりどれくらい貰っているのか」
これは多くの現職社員が、口にはしないけれど常に気になっている問いです
同年代の他社エンジニアの相場を、業界別に冷静に並べていきます
Web系自社開発:年収レンジは広いが上限も高い


Web系自社開発企業のエンジニアは、年収レンジが広く分布します
20代後半で500〜700万円のところもあれば、技術力次第で30代前半に1,000万円超を狙えるメガベンチャーもあります
魅力は高い天井と、技術職のままキャリアを伸ばせるラダーが用意されている点
ただし、ストックオプションや住宅補助・退職金が前提に組まれていない企業も多いので、額面だけで判断するのは危険です



自社開発に転職すれば、もう年収一気に上がりますよね!



…リョウさん、額面だけで決めるのが一番危険なやつですよ。福利厚生・退職金・年金・賞与の安定性、全部込みで比較しないと。
外資系IT・SaaS:JRI出身者の有力な転職先


もうひとつ、JRI出身者の転職先として頻繁に挙がるのが外資系IT・SaaSベンダーです
セールスフォース、AWS、Microsoft、SAPといった大手外資にJRIから移った卒業生は、年収1,400万〜3,000万円台に跳ね上がる事例も報告されています
「JRIから外資系IT(セールスフォース、マイクロソフト、AWS、SAP等)へ転職した人は、年収が1,400万〜3,000万円台に跳ね上がるケースも珍しくない」(卒業生の傾向/複数媒体集約)
引用元:外資転職ドットコム「日本総合研究所(JRI)は何が”やばい”?」、転職note「日本総合研究所の転職組の年収」から傾向を要約
なぜ高評価が付くのか
答えは「日本の金融機関にソリューションを売る」立場に立ったとき、JRIで培った金融×ITの実装経験が圧倒的な武器になるからです
「自社開発じゃないから市場価値が低い」という思い込みは、外資系の世界では通用しません
同じSIerでも、NRI・NTTデータとは何が違うのか


同業のNRIやNTTデータとの差は、平均年収の数字以上に収益構造とビジネスモデルの違いから来ています
NRIはコンサルタント職の比率が高く、平均が押し上げられています
NTTデータは官公庁・大手民間向けの大型案件を取りまとめ、企業全体としての売上規模が圧倒的です
日本総合研究所はSMBCグループの内製IT会社という色合いが強く、グループ向け案件が中心になります
つまり「会社のビジネスモデルそのものが、年収カーブの天井を決めている」と言えます
同業に移れば必ず年収が上がるわけではなく、移った先のビジネスモデルが何で稼いでいるかを見極める必要があります
“年収が低い”と感じたら確認したい、残る/転職の判断軸


ここまで読んで、答えはひとつではないことが見えてきたはずです
残るのも、転職するのも、それぞれが合理的な選択になりうる
では、自分はどちら側なのか
判断軸を3つずつ、シンプルに並べていきます



結局、残るか転職するかってどうやって決めればいいんですか?感覚で決めると後悔しそうで…。



感覚で決めるのが一番危険です。判断軸を文章にして、自分でチェックしてみてください。今から並べる6つの条件のうち、どちらに何個当てはまるかで方向性が見えてきます。
残った方がいい人の3つの条件


次のいずれかが強く当てはまる人は、日本総合研究所に残る選択肢が合理的です
- 条件①:安定・福利厚生・親会社の信用を最重要視している(住宅ローン・育児・介護のフェーズに入っている)
- 条件②:マネジメント志向で、PM職としてのキャリアを極めたい(人と日程を動かす仕事に手応えを感じる)
- 条件③:あと2〜3年でP層昇格が見えており、そこまでの投資回収を取りたい
残ることは “妥協” ではありません
むしろ、上の3条件が揃っているなら、市場で同じ価値を取りに行くのは難しい場面が多いと考えてください
転職を検討した方がいい人の3つの条件


反対に、次の条件が強く当てはまるなら、転職を選択肢として真剣に考えるタイミングです
- 条件①:30代前半までに、年収を100万円以上引き上げたい明確な事情がある
- 条件②:技術職としてのキャリアラダー(コードを書き続けるキャリア)を伸ばしたい
- 条件③:レガシー領域から離れ、モダンな技術スタック(クラウド/コンテナ/Web系言語)に触れる仕事をしたい
転職することは “逃げ” ではありません
あなたが積んできた金融×ITの経験は、外でも十分に通用する希少資産です
むしろ、年齢が上がるほどその資産の翻訳が難しくなります
「決められない」が一番リスクが高い理由


残るも転職するも、どちらも合理的な選択です
ただし、ひとつだけ合理的でない選択があります
それは「決められないまま、何もしない」という状態を続けることです
- 年齢が上がるほど、市場価値の翻訳難易度が上がる(特に35歳以降)
- 同じ環境にいるほど、自社評価軸でしか自分を測れなくなる
- 「もし転職するなら」を考えていないと、急な異動や組織再編に振り回されやすくなる
つまり、決断する/しないは別として、「いつでも動ける情報を持っているか」が、これからのリスクヘッジになります
動く前に絶対やっておきたい、市場価値の”棚卸し”


転職するかしないかとは別の話として、自分の市場価値を客観的に把握する作業は、すべての判断のベースになります
これを怠ると、残る選択も転職する選択も、根拠なく感覚で決めることになります
自分で測ろうとすると見誤る3つの罠


市場価値を自己流で測ろうとすると、ほぼ必ず3つの罠にハマります
- 罠①:同期との比較で測ってしまう(社内の物差ししか持っていない)
- 罠②:社内評価と市場評価を混同する(「うちでは平均」≠「市場で平均」)
- 罠③:謙虚さがバイアスになる(自分の経験を正しく言語化できない)
特に3つ目は、日本総合研究所のような大規模組織で働いてきた人ほど陥りがちです
「これくらい誰でもやってる」と思っていることが、外では圧倒的な希少経験であることが多々あります
第三者査定が”無料”でできる時代


幸い、いまは自分の市場価値を無料で第三者に査定してもらえる時代です
例えば「IT特化型転職エージェント」と呼ばれるサービスでは、こうした査定が無料で受けられます
- 現職の年収が、市場相場と比較して妥当な水準にあるかの査定
- 金融×IT×大規模PMの経験を、外向けにどう翻訳するかの提案
- 仮に動く場合、現実的に提示されうる年収レンジの目安
かつては「相談したら強引に転職を勧められる」というイメージがありました
いまは違います
むしろ「登録だけ/相談だけでもOK」というスタンスのサービスが主流になっています
査定で見えるのは年収だけじゃない、”翻訳された強み”


第三者査定の本当の価値は、年収数字以上に「自分では言語化できなかった強み」を翻訳してもらえる点にあります
たとえばエンジニア出身のアドバイザーは、こんな翻訳をしてくれます
- 「金融基幹システムの夜間リリース対応」→ 高可用性・障害復旧の実務スキル(外資SREやインフラ職に直結)
- 「ベンダー数社を巻き込んだ大規模PM」→ 複雑なステークホルダー調整を伴うDX案件のPM経験として高評価
- 「金融業界の規制対応経験」→ FinTech・SaaS企業のコンプライアンス領域で希少価値
このような翻訳は、自分ひとりではまず思いつきません
市場を毎日見ているプロだからこそ、あなたの経験を市場の言葉に変換できるのです
転職を決めなくていい、まずは”自分の市場価値”を聞きに行こう


ここまで読んで、まだ「とはいえ転職を決められない」という気持ちかもしれません
それで全く問題ありません
転職するかどうかは、相談を受けてから決めればいいのです
あなたが今やるべきは、たったひとつ
「自分の市場価値を、客観的に教えてもらうこと」だけです
経験者向けIT特化型エージェントの強みとは


市場価値の査定にあたって、絶対に外してはいけないのがIT特化型の転職エージェントを選ぶことです
総合型の大手エージェントだと、担当者の技術理解が浅く、金融SIer経験を「同じような金融SIer」にしか翻訳してくれないケースが多発します
IT特化型エージェントには、こうした強みがあります
- エンジニア出身のアドバイザーが多く在籍し、技術スタックを正しく理解した上で求人提案ができる
- IT求人だけを扱うため、金融SIer経験の希少性を外資・SaaS・自社開発などへ”翻訳”する経験値が桁違い
- 年収交渉の実績があり、20代で平均120万円アップ・30代で平均160万円アップといった事例が報告されている
大事なのは、「転職する/しないを決めてから登録する」必要はないということです
むしろ、登録して市場価値を聞いてから判断する人のほうが、後悔のない選択ができています
下に、求人数や年収交渉の実績で選ばれているIT特化型のサービスをまとめました
登録は完全無料、相談だけで終わってもまったく問題ありません
ITエンジニア経験者向け


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それぞれのサービスがもつ強みについて、ここからはくわしく見ていくことにしましょう
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選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
まとめ:あなたが感じた違和感は、間違っていなかった


長い記事を読んでくださって、ありがとうございました
最後に、お伝えしたかったことを整理しておきます
記事の3つの要点まとめ


この記事の主張を、3つに集約します
SE職で約628万円、全社平均で700万円台。日本の平均給与水準と比べれば十分高い水準です。ただし、同業大手と比べると見劣りし、労働量と責任の重さに対して “割安に感じる構造” がある
SMBCグループの安定・福利厚生・大規模PMの経験値という強みは本物。一方で、技術職としてキャリアを伸ばしたい・年収を一段上げたいなら、転職も合理的な選択。どちらが正解ということはなく、あなたの価値観に依存する
「決めてから動く」のではなく「知ってから決める」順番に変える。IT特化型エージェントの無料相談を使えば、年収査定・経験の翻訳・職務経歴書のブラッシュアップまで一度にできる。これは転職する人にも、残る人にも、必ず役立つ準備です
最後に、もう一度だけ伝えたいこと


「日本総合研究所 年収低い」と検索して、ここまでたどり着いてくださった
その時点で、あなたはすでに「ちゃんと向き合っている人」です
違和感を放置せず、検索という行動を取った
これだけで十分、立派な第一歩です



焦らなくていいです、煽られなくていいです、自分の意思で選べばいいんです。一番大切なのは、選ぶ前に “判断材料” を揃えること。それさえできれば、残るにせよ転職するにせよ、あなたの選択は必ず正しい方向に向かいます。
転職を決めるためではなく、判断材料として
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アドバイザーによって提案に差が出ないよう、最初の面談で自分の戦略を伝えておくと安心ですよ
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キャリア相談には平均で2時間もかけてくれるので、自分の将来についてじっくり話し合えますね
カウンセラー1人あたりが担当する人数は、10名に制限しており、手厚いフォローが約束されています



情報が多すぎて何をえらべばいいか迷ってしまう人に、寄り添ってくれる "心強い味方" になりますよ
2位 キャリアカンパニー
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キャリアカンパニーでは「未経験者」から「実務経験が浅い若手エンジニア」までを対象に、学習支援と転職支援をまとめて受けられます
オリジナルのITスクールを併設しており、転職サポートを受ける人は無料で利用できます
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今のスキルを客観的に診断してくれるので、次にどのステージを目指すべきかが明確になりますよ
活動の目安は1ヶ月から3ヶ月となっており、スピーディーに新しい環境へ移りたい人に最適です



まだ転職するか決まっていない段階での相談も歓迎しているので、気軽に第一歩を踏み出せますね
3位 ラクスパートナーズ
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ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています
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研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね
選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます