日曜の夜、ベッドの中でスマホを開き、検索窓に「テクバン株式会社 やばい」と打ち込んでしまったあなたへ
その手が止まらなかった理由、私はなんとなくわかります
給与明細を見て、ふと「同年代の元同僚はどれくらいもらってるんだろう」と思った瞬間
あるいは、また現場が変わると言われた時、職務経歴書に書ける内容が薄くなっていく感覚にゾッとした夜かもしれません
結論から言わせてください
「テクバン株式会社 やばい」というサジェストには、たしかに構造的な理由があります
でも同時に、ホワイト企業として評価されている側面もあるんです

テクバンってネットで「やばい」って出てくるんですけど、ぶっちゃけブラックなんですか?早く辞めた方がいいですか?



その質問、リョウさんだけじゃなく毎月たくさんの方が同じことを検索しています。ただ、ブラックかどうかを白黒で決める前に「何がやばいと言われているのか」を分解してください。それが見えれば、自分に合うか合わないかが冷静に判断できますよ。
この記事では、テクバン株式会社が「やばい」と言われる理由を4つの構造(給与・労働・事業・配属)に分解し、公開データと口コミの両面から検証します
そのうえで、あなたが「向いている側」なのか「向いていない側」なのかを判定できるチェックリストを用意しました
もし「向いていない」と判断したなら、勢いで辞めずに正しい順番で動くための具体ステップも全部書きます
- 「テクバン やばい」の中身を、感情ではなく構造で説明できる
- 自分にとって本当にやばい会社か、それとも合っている会社かを判断できる
- 合わないと感じたなら、後悔しないための「動く順番」がわかる
- 市場価値の測り方と、IT特化型エージェントの正しい使い分けが理解できる
読み終わる頃には、検索窓に「やばい」と打ち込んでいた手が、別の言葉を打ち始めているはずです
テクバン株式会社の基本情報をまず押さえる


「やばい」を語る前に、まず会社の正体を共有させてください
感情論で語る前に、客観情報で土台を作ることが、判断を間違えない第一歩です
テクバン株式会社は、東京都港区に本社を構える独立系のシステムインテグレーター(=IT全般の仕組みを請け負う会社)です
テクバン株式会社の会社概要(設立・売上・従業員数・事業内容)


まずは公式サイトで公開されている情報を整理します
感情のこもった口コミに触れる前に、数字と事実を頭に入れておくと、評価のブレが小さくなります
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | テクバン株式会社 |
| 設立 | 1996年2月29日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 本社 | 東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー4階 |
| 代表者 | 髙松睦夫(代表取締役 社長執行役員) |
| 従業員数 | 1,910名(2025年12月現在) |
| 売上高 | 187億円(2024年度) |
| 事業内容 | システムインテグレーション/AI・セキュリティサービス/システム運用サービス/システム品質サービス |
創業から約30年、社員数1,900名超、売上高187億円という数字を見ると、独立系SIerとしてはかなりの中堅企業です
会社規模だけ見れば「無名のあやしい会社」ではありません
実際、求人広告でも「成長企業」「教育制度充実」と打ち出されていることが多く、未経験からITに入りたい層にとっては入口になる選択肢のひとつです
では、なぜこの規模の会社に「やばい」というサジェストがついて回るのでしょうか
答えは「会社の中身」ではなく「事業の構造」にあります
「やばい」と検索される背景にある基本構造


テクバン株式会社の事業は、表向きは「システムインテグレーション」「AI・セキュリティ」「運用」「品質」の4本柱です
ただ、実態として多くの社員が経験する働き方は、客先常駐型のSES(=System Engineering Service/お客様先に常駐してエンジニアリングを提供するサービス)です
OpenWorkに残されている口コミでも、その点は繰り返し指摘されています
「基本的には客先常駐(SES)が主になります。芝浦に開発オフィスがありますが、自社勤務ができる人は一握り。」
引用元:OpenWork「テクバン 社員クチコミ」より
この一文に、「やばい」と検索される構造のすべてが凝縮されています
客先常駐がメインということは、毎日出社する場所、一緒に働くメンバー、使う技術スタックが「会社」ではなく「配属先」で決まるということです
つまり、テクバンに入社した時点で、自分のキャリアの大部分が「営業がどんな案件を獲ってくるか」に左右されます



つまり、テクバン特有の問題というより、SES業界全体の構造的な特徴ってことですね?



その通りです。だからこそ「テクバンだけが特別やばい」という見方は正確ではないんです。SES主体である以上、似たような声は他社でも普通に出ます。問題は、自分にとってその働き方がフィットするかどうかなんです。
ここが大事なポイントです
テクバンを単独で「やばい会社」と決めつけるのは、SES業界の宿命と会社固有の問題を混ぜて見てしまっている可能性があります
次の章では、「やばい」と言われる理由を4つに分解して、何が会社固有で、何が業界全体なのかを切り分けていきます
テクバン株式会社が「やばい」と言われる4つの理由


口コミを横断的に読み込むと、「やばい」と感じる理由は大きく4つの構造に分けられます
給与構造、労働構造、事業構造、配属構造の4つです
ひとつずつ見ていきましょう
理由①給与構造:基本給・年俸制・賞与の三重苦


給与に関する口コミは、想像以上に率直なものが多いです
OpenWorkの平均年収データは389万円というラインで、ITエンジニアとしては低めの水準にあります
口コミを見ると、内訳の特徴がよく見えます
「3年目までは残業代が完全支給。4年目以降は年俸制になり、固定残業(みなし残業)となる。年俸制になるタイミングで実質的な減給になるが、説明がないこともある。ボーナスは年間2ヶ月分+決算賞与で数万円程度。」
引用元:転職会議「テクバンの年収・給料・ボーナス・評価制度」より傾向を要約
年俸制への切り替え自体は珍しい仕組みではありません
でも、「3年目までは残業代がついていた」状態から「4年目以降は月30時間までの残業代込みで年収固定」になる場合、実感としては減給に近い感覚になります
ここで言う「みなし残業30時間」とは、月30時間分の残業代があらかじめ給与に含まれている仕組みのことです
- 新卒3年目までは月給+残業代支給で、ある程度の手取りが出る
- 4年目以降は年俸制(みなし残業30時間込み)に変わり、月の残業が少ない時期は実質的に時給が上がっていく感覚を得にくい
- 賞与は基本2ヶ月分+決算賞与だが、決算賞与は会社業績次第で数万円程度になる年もある
もうひとつ、給与の口コミでよく登場するのが「派遣先の評価」という言葉です
客先常駐の単価が、そのまま昇給の上限を縛ってしまうという声が多く見られます



つまり、本人がどれだけ頑張っても、案件単価を上げないと年収は上がらないってことですよね?



そうなんです。SES型ビジネスモデルの根本的な制約ですね。本人の努力よりも、営業が高単価案件を獲ってくるかどうかで決まってしまう。これが「給与がやばい」と言われる正体なんです。
理由②労働構造:みなし残業30時間と「現場ガチャ」


残業の話は、全社的に見れば実は「平均20時間/月」と業界平均並みです
ただし、ここに見落とされがちな2つの要素があります
ひとつは「月30時間までは見込み残業に含まれる」という制度設計
もうひとつは「配属先によって残業時間がまったく違う」という現場ガチャの存在です
「派遣常駐型なので、やっていることは人材派遣会社と同じ。現場がコロコロ変わるので身につかない。場所によっては残業時間が膨大で、新卒社員に21時まで残らせるところもあると聞いた。結局は今の言葉で言うと『現場ガチャ』。」
引用元:エン カイシャの評判「テクバンの評判・口コミ」より
この「現場ガチャ」という単語、SES業界では本当に頻出します
当たりの現場に入れば、技術リーダーと近い距離で働けて、モダンな技術にも触れられます
ハズレの現場に入ると、エクセルの設計書を量産するだけの日々になり、ITエンジニアと言いながら開発をほとんど経験しないまま3年が過ぎる、という事態が起こります
- みなし残業30時間以下の月は、残業をしても追加の残業代が出ない
- 配属先によっては、本来やりたかった開発ではなく、テストや保守運用ばかり任される
- 客先のメンバーが本社所属になるため、テクバン社員としての一体感を感じにくい
逆に言えば、配属先に恵まれた人の口コミでは「働きやすい」「技術が学べる」という声もちゃんと出ています
つまり、テクバンの労働環境は「会社単位」ではなく「現場単位」で語る必要があるということです
これが、評価が真っ二つに割れる最大の理由です
理由③事業構造:SES主体・2次請けの位置で働くことの意味


SES主体ということは、ビジネスモデルの位置取りが「2次請け以下」になることが多いということです
元請け(クライアントから直接仕事を受ける会社)→1次請け→テクバンのような2次請けという階層構造ですね
この階層が深いほど、エンジニア1人あたりの単価は下がります
なぜ2次請け以下だと年収の天井が低くなるのか
多重請負構造では、エンジニア1人あたりの月単価が「元請け→1次→2次→3次」と階層を下るたびに、各社のマージン(中間手数料)が抜かれていきます。たとえばクライアントが1人月120万円で発注しても、3次請けに到達する頃には60万円台になることも珍しくありません。そこから会社の運営費・営業費・社会保険などを差し引いた残りが、エンジニア本人の給与原資になります。だから「頑張ってもなかなか年収が上がらない」という構造的天井が生まれるんです。
これがいわゆる「SESやめとけ」と言われる構造的な根拠です
テクバンに限らず、SES主体の会社で働く以上、年収の上限はビジネスモデルに縛られます
逆に言えば、自社開発企業や元請けSIerは、この中間マージンを抜かれない位置にいるので、エンジニアに還元できる原資が大きい、というだけの話です



じゃあもうSESにいる時点で年収アップは諦めた方がいいんですか?



諦める必要はありません。SESで経験を積みながら、次のキャリアで「ビジネスモデルの上流」に移れば、同じ努力でも年収が大きく変わります。問題は、SESに居続けることではなく、次の選択肢を持っているかどうかなんです。
理由④配属構造:部署異動なし・自社開発に行きにくい


OpenWorkの退職検討理由のなかで、複数の社員が言及している言葉があります
「部署間での移動がほぼない」「自社開発等を行える部署に行ける可能性が低い」という指摘です
「一番は給与面での待遇に不満があったこと。あとは部署間での移動がほぼなく、自社開発等を行える部署に行ける可能性が低い。」
引用元:OpenWork「テクバン株式会社 退職検討理由」より
これは多くのSES企業に共通する問題ですが、テクバンも例外ではないようです
つまり、入社時の配属が「自分のキャリアの初期値」を決めてしまい、そこから他部署に動ける道が細い、ということです
未経験で入って客先常駐に配属された人が、社内転換で自社開発寄りの仕事に移るのは、現実にはかなりハードルが高くなります
- 入社時の配属が客先常駐=そのままキャリアが固定されがち
- 「いつかは自社開発に」と考えて入社しても、社内異動の枠がほぼ空かない
- やりたい技術と現場の技術が一致しない時、自分で動かないと永遠に変わらない
結論としては、テクバンに「自社開発のチャンス」を期待して入社すると、ミスマッチが起きやすいということです
逆に「IT業界に未経験で入る入口」「安定雇用と福利厚生で経験を積む場」と割り切れば、4本柱の事業を持つ中堅SIerとして機能します
データで見る「テクバンは本当にやばいのか」


ここまで口コミベースで「やばい」と言われる理由を整理してきました
ただ、口コミは退職検討者や不満を持つ人ほど書きたくなる、というバイアスがあります
ここからは、できる限りデータで「実態はどうなのか」を見ていきましょう
社員満足度のリアル(数値で見る)


キャリコネが集計しているテクバン株式会社の各種満足度を見てみましょう
横並びで見ると、強み・弱みがクッキリ見えます


引用元:キャリコネ「テクバンのホワイト・ブラック度」より
このグラフから読み取れることは、シンプルです
労働時間とホワイト度は中程度、つまり「過酷でもなく、抜群でもない」レベルです
そして給与とやりがいの2項目だけが、明らかに低い水準にあります
これは口コミから受ける「やばい」のイメージとほぼ一致しています
働き方そのものは無茶ではないが、「経済的な納得感」と「仕事の手応え」が得にくい、ということです



労働時間は普通なのに、やりがいが低いって、けっこう独特な結果ですね



SES主体の会社にはありがちなパターンです。労働時間がそこまで激務でない代わりに、配属先で仕事の幅が決まるので「自分が成長している実感」が得にくい。これが満足度のいびつさにつながるんですね。
SES業界全体の年収構造から見る


給与の話を、テクバン単体ではなく業界全体の構造で見るとさらに腹落ちします
SES/客先常駐エンジニアと、社内SE・自社開発エンジニアの平均年収には、かなり大きな差があります


引用元:SES総合研究所「SES・客先常駐が給料が低いは本当?」より
差額はおよそ180万円
テクバン株式会社のOpenWork平均年収389万円という数字を、この業界平均360万円のラインに重ねると、SES企業としては平均的か、わずかに上のゾーンにいることがわかります
つまり「テクバンが特別やばい」のではなく、「SES業界の平均年収そのものが低い」というのが実態に近い表現です
- テクバンの年収水準は、SES業界の中で見れば極端に低いわけではない
- ただし、自社開発・社内SEと比べると180万円の構造的な差がある
- 給与アップを本気で目指すなら、テクバンを離れる以前に「業界(ビジネスモデル)を変える」発想が必要
注意してほしいのは、「自社開発に行けば全員年収540万円になる」というわけではない点です
あくまで業界平均の話で、企業や個人スキルによって大きくブレます
でも構造としては、年収の天井がSESより高い位置にあるのは確かです
ホワイト要素の存在も無視しない(福利厚生・育休・研修)


「やばい」の声ばかり集めてしまうと、不公平になります
テクバンが評価されている部分も、しっかり拾いましょう
「ワークライフバランスは良いと思う。会社としてブラック感はほとんど感じないため、仕事よりもプライベートを優先したい人には合う。」
引用元:OpenWork「テクバン 社員クチコミ」より
ワークライフバランスを評価する声は、実は決して少なくありません
具体的には、有給取得のしやすさ、産休・育休の取得実績、結婚後の時短勤務、住宅手当・交通費手当などが整っている点が挙げられます
未経験から入る人向けの研修制度や資格取得支援も用意されており、IT業界の入口としては機能する側面があります
- 有給休暇・産休・育休・慶弔休暇など基本の福利厚生は一通り完備
- 住宅手当・交通費手当など金銭的な制度面はある
- 未経験向けの研修・資格取得支援が比較的手厚い
- 平均残業20時間/月で、業界平均レベル(過酷ではない)
- 会社規模が大きく雇用が安定している(売上187億・社員1,910名)
ここまで見ると、「やばい」というラベル一発で語るのは、やはり乱暴だとわかります
テクバンには「給与とやりがい」という弱点と、「ワークライフバランスと安定」という強みが同居しているわけです
あとは、自分にとってどちらの要素が重要かによって、評価が変わります
テクバン株式会社に向いている人・向いていない人


ここがこの記事の核心です
「テクバン やばい」を一律に判定するのではなく、自分にとって向いているかどうかを判断するための材料を、なるべくフラットに提示します
ここまで読んで、自分がどっち寄りか、なんとなく見えてきた方も多いはずです
テクバン株式会社に向いている人の特徴


まず「向いている人」の特徴から整理します
これは在籍者の口コミと、ホワイト要素のデータから逆算したものです
- 未経験からITエンジニアになりたい人(研修制度が整っているため)
- 安定した雇用と一定の福利厚生を重視する人
- プライベート優先で、残業20時間/月程度なら許容できる人
- 配属先で何が来ても自走して学ぶタイプの人
- 体育会系の社風や飲み会文化に抵抗がない人
- 20代のうちにIT業界での経験値を積みたい人
とくに重要なのが「自走して学ぶタイプ」という点です
SES主体の会社では、配属先での経験が「会社が用意してくれた成長機会」だけでは足りないことが多いです
「やりたい技術」「次のキャリア」を自分で言語化し、案件アサイン担当に伝えていける人は、テクバンの環境を活用しきれます



逆に、自分から動かずに「会社がキャリアを作ってくれる」と思っている人にとっては、SESはかなりつらい環境になります。これだけは覚えておいてください。
テクバン株式会社に向いていない人の特徴


逆に、向いていない人の特徴です
ここに当てはまる項目が多いほど、テクバンに居続けるとフラストレーションが溜まりやすくなります
- 3〜5年以内に年収500〜700万円を目指している人
- 自社サービス・自社プロダクトを作りたい人
- モダンな技術スタック(Go、TypeScript、コンテナ、クラウドネイティブ等)を中心に経験を積みたい人
- 上流工程(要件定義・設計)にも踏み込みたい人
- 体育会系のノリ・飲み会文化が合わないと感じている人
- 1つのプロダクトに腰を据えて長期間関わりたい人
- スキルや成果を、年俸ではなく市場価値で評価してほしい人
当てはまる項目が3つ以上ある場合、構造的に「やばい」と感じやすい状態です
これはあなたが甘いとか、根性がないとか、そういう話ではありません
単純に、求めるものとビジネスモデルがミスマッチを起こしているだけなんです
自分はどっちか判断するチェックリスト


もう少し具体的に、自分の現在地を掴むためのチェックリストを置いておきます
3分でできるので、ぜひこの場でやってみてください
- ①現在の年収に納得できているか(目安:350〜450万円台で違和感がないか)
- ②今の現場で身についているスキルが、3年後の自分の市場価値に直結すると思えるか
- ③配属先が変わるたびに技術がリセットされる感覚に耐えられるか
- ④自社サービスを作ることへのこだわりは強くないか
- ⑤体育会系のノリ・飲み会の頻度に違和感がないか
- ⑥年俸制への移行(4年目以降)の仕組みを納得して受け入れられるか
- ⑦みなし残業30時間に対する手取り額に納得しているか
- ⑧現職以外の選択肢を、まだ十分に調べたことがあるか
- ⑨もし今リストラされても、すぐに同等以上のオファーを受けられる自信があるか
- ⑩日曜の夜、月曜のことを考えて胃が重くなる頻度はどれくらいか
NOやネガティブな反応が3つ以上ついたなら、向いていないサインだと思って構いません
5つ以上ついたなら、もう判断は出ています
あとは「動くかどうか」ではなく、「どう動くか」のフェーズです



5つ以上当てはまっちゃったんですけど、いきなり辞めるのは怖いです。何から手をつけたらいいですか?



大丈夫です。「辞める」と「動く」は別物なんです。次の章で、辞めずに動き始めるための3つのステップを順番に解説します。これを踏まえずに勢いで辞めるのが、一番もったいない選択ですから。
「やばい」と感じたエンジニアが今すぐやるべき3つのこと


「やばい」と感じた瞬間に、退職届を書いてはいけません
これは私が転職経験者として、これだけは絶対に伝えたいポイントです
勢いで辞めて、次の会社で同じか、それ以下の条件で苦しむ人を本当によく見ます
正しい順番は、「在職しながら、3つのことを並行して進める」です
1個ずつ見ていきましょう
①自分の市場価値を正しく把握する


動く前に絶対にやるべきことが、これです
「自分が今、市場でいくらの値段がつくのか」を、客観的に知っておく
これを知らずに動くと、現職の年収を基準に希望年収を考えてしまい、本来もらえるはずの金額より100万単位で下のオファーを受けてしまうことがあります
- IT特化型エージェントに登録して、現状スキルでの推定年収を聞く
- 登録後の最初の面談で、「今の私のスキルセットで、業界平均はいくらか」「あと何ができれば100万上げられるか」を質問する
- 2〜3社のエージェントから別々に評価をもらい、相場感を立体的に掴む
大事なのは、「すぐに転職するかどうか」と「市場価値を知る」を分けて考えることです
市場価値を知るのは、無料でできます
知らないまま在籍し続ける方が、機会損失としては大きいんです
②職務経歴書を「現場ガチャ」前提で書き直す


SES経験者の職務経歴書には、ある共通の弱点があります
「業務内容の羅列」になりがちなんです
たとえば「テスト工程を担当」「保守運用を実施」「設計書を作成」みたいな書き方です
これだと、採用担当者は「で、あなたは何を解決した人なの?」がわかりません
書き換えのコツは「課題→アクション→成果」の3点セットで書くことです
- NG例:「テスト工程を担当。テスト仕様書を作成し、結合テストを実施した」
- OK例:「リリース前の不具合検出率が低い課題に対し、テスト観点を業務フロー単位に再設計。結合テストでの不具合検出件数を前期比1.4倍に改善」
こう書き換えると、SESで「テストばかりだった3年間」も、立派な実績として語れる経験に変わります
そしてこの書き換え作業は、自力でやるより、IT特化型エージェントの担当者に添削してもらった方が圧倒的に早いです
添削込みのサポートが受けられる例もあるので、これは絶対に活用すべきポイントです
③IT特化型エージェントを最低3社使い分ける


ここでよくある失敗が「1社だけのエージェントに頼ってしまう」ことです
エージェントには得意分野・得意企業・得意な年収レンジがあります
1社だけだと、そのエージェントが見える範囲の求人しか提案されません
- 担当者の質に偏りがある(ITに詳しい担当者・詳しくない担当者がいる)
- 独占求人(そのエージェントだけが扱う案件)が各社にある
- 「ハイクラス求人に強い」「未経験からの脱SESに強い」など、各社の強みが違う
- 3社の評価を比べることで、自分の市場価値の振れ幅が客観視できる
大事なのは「IT特化型」を選ぶこと
総合型のエージェント(ITも一般職もまとめて扱う会社)だけだと、担当者がエンジニアの技術スタックを正確に理解してくれない場合があります
SES経験者の職務経歴書を、SESの構造をわかったうえで添削できる担当者に当たることが、成功確率を一気に上げてくれます



でも3社も登録するの、面倒くさそうじゃないですか?



登録自体は1社あたり5分程度です。むしろ「1社だけにかけた時間より、3社に分散させた方がトータルの労力は少ない」というのが現実なんです。1社しか見ないと、その担当者の当たり外れに人生を預けることになりますからね。
年収交渉と職務経歴書添削に強い、おすすめIT特化型エージェント3選


ここまで読んでくれたあなたには、もう判断軸ができているはずです
「動くかどうか」ではなく「どう動くか」のフェーズに入っています
そこで、年収アップ・職務経歴書添削・面接対策の3点で評価が高いIT特化型エージェントを、ここでまとめて紹介します
ITエンジニア経験者向け


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求人の数やサポートの質で選ばれている、人気の高い3つのサービスから確認しましょう
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それぞれのサービスがもつ強みについて、ここからはくわしく見ていくことにしましょう
1位 TechGo(テックゴー)
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むしろ、転職を決める前に登録して、複数社の評価を比べてから動くのが成功率の高いやり方です
勢いで辞めて後悔しないための4つの注意点


動こうと決めた今だからこそ、冷静になってほしい話をします
「やばい」と感じて勢いで辞めて、次の会社でもっと痛い目にあうケースは、本当に多いです
これから紹介する4つの注意点を押さえれば、その失敗の9割は防げます
注意①現職の不満リストを冷静に作る


動く前にやってほしいのが、「今の会社の何が、どれくらい不満なのか」を紙に書き出すことです
頭の中だけだと、感情と事実が混ざってしまうんです
書き出すと、「これは会社の問題」「これはSES業界全体の問題」「これは自分のスキル課題」が分離されます
- 不満内容(例:年収が同年代より100万低い)
- 原因の分類(会社固有/業界構造/自分のスキル)
- 転職で本当に解決するか(YES/NO)
- 転職以外で解決する方法はあるか(社内異動、副業、資格取得など)
これをやると、「実は転職じゃなく社内異動で解決する話」が混ざっていることも見えてきます
逆に「これは構造的に動かないと無理」という不満が浮かび上がれば、転職の意思決定がブレなくなります
感情ではなく、リストで動く
注意②市場相場とのズレを数字で確認する


市場相場は、エージェント面談で必ず聞いてほしい質問があります
「私の経験とスキルセットだと、業界平均の年収はいくらですか?」
「私のスペックで、上位2割に入る人の年収はいくらですか?」
この2つを聞くと、自分が「業界平均より下なのか、上なのか、どこにいるのか」が一気にわかります
業界平均より下だった場合、その差分は会社固有の問題か、自分のスキル課題か、現場ガチャの結果かを切り分けられます
このプロセスを踏まずに転職活動を始めると、希望年収を低く見積もりすぎて、本来もらえる金額の手前でオファーを受け取ってしまう、という典型的な失敗をします
注意③自社開発幻想を持たない


SESから転職を考える人によくある誤解が、これです
「自社開発に行けば、残業もなくて、モダン技術を使えて、年収も上がる」
これ、半分は本当ですが、半分は幻想です



えっ、本当ですか!?自社開発って最高じゃないんですか?



「自社開発」と一括りにしないでください。事業フェーズ・人員規模・プロダクトの市場ポジションによって、開発体験はまったく違います。スタートアップ初期の自社開発は、SESより激務になることもありますからね。
- 少人数のスタートアップで、リソース不足から前職より長時間労働になる
- 事業の伸び悩みで給与が上がらず、ストックオプションも紙くずになる
- 自社プロダクト=モダン技術ではなく、ある時期から技術負債の塊になっているケース
- 裁量と責任のバランスが厳しく、初日から技術負債の山を渡されることも
自社開発企業を選ぶときは、「自社開発であること」より「事業フェーズ・開発体制・組織文化」を見てください
看板ではなく、中身です
このあたりの目利きが難しいから、エージェントの情報網を借りる価値があります
注意④複数エージェントで判断軸を補強する


1社だけの担当者を信じすぎると、その担当者の主観に染まってしまいます
「この企業はやめておいた方がいい」と1社の担当者に言われたとして、それは事実なのか、その担当者の好みなのか、わかりません
3社のエージェントが同じことを言ったら、それはほぼ事実です
- 1社目:年収アップに強いハイクラス特化のIT専門エージェント
- 2社目:求人数が多く、IT業界全体を網羅できるIT特化型エージェント
- 3社目:職務経歴書添削や年収予測ツールが充実したIT特化型エージェント
3社の特徴を意図的に分散させることで、自分の市場価値が「点」ではなく「面」で見えるようになります
これは在籍中にやれる戦略であって、辞めてから慌ててやるものではありません
むしろ「辞めるかどうか」を判断するための材料そのものなんです
テクバン株式会社に関するよくある質問(FAQ)


ここまで読んでくれた方からよく出る質問を、4つに絞ってまとめました
同じ疑問を持っている方も多いはずなので、サクッと確認してみてください
- テクバン株式会社はブラック企業ですか?
-
結論として「ブラック企業」と一括りで断定できる根拠はありません。労働時間の満足度3.1、ストレスの低さ2.8(5点満点)と、過酷さの指標は中程度です。一方で給与の満足度2.0、仕事のやりがい2.4と、納得感は低めに出ています。「労働環境は中ぐらい、納得感は低い」という構造の会社、というのが正確な表現です。
- テクバン株式会社の平均年収はどれくらいですか?
-
OpenWorkの集計によれば、平均年収は389万円ほどとされています。SES業界の平均年収(約360万円)と比べるとほぼ同等もしくは若干上ですが、社内SE・自社開発の平均(約540万円)と比べると約150万円の差があります。年収500万円以上を目指す場合、構造的にビジネスモデルの上流に動く検討が必要です。
- SES主体ということは、自社開発に転職するのは難しいですか?
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難しいけれど、不可能ではありません。SESでの実務経験を「業務内容の羅列」ではなく「課題→アクション→成果」で語り直し、IT特化型エージェントで添削を受けることで、自社開発企業の書類選考を通過できる可能性は十分にあります。実際にSESから自社開発に移って年収100〜150万円アップした事例は珍しくありません。
- 4年目から年俸制ってどういう仕組みですか?
-
3年目までは月給+残業代の支給形態ですが、4年目から年俸制(みなし残業30時間込み)に切り替わるケースが口コミで報告されています。月の残業時間が30時間以下なら、それ以上の残業代は別途支給されません。同じ年収でも、残業時間によって実質的な時給が変わるため、納得感の差が生まれやすい仕組みです。入社前または昇進前に、必ず制度の詳細を確認することをおすすめします。
まとめ:「やばい」を冷静に判断して、自分の次の一歩を決めよう


長い記事を最後まで読んでくれて、ありがとうございました
ここまでの内容を、もう一度シンプルに整理します
- 「テクバン やばい」のサジェストには構造的な根拠がある(給与・労働・事業・配属の4軸)
- ただしホワイト要素も存在する(福利厚生・育休・残業20時間/月・安定雇用)
- テクバン特有ではなく、SES業界全体の構造に起因する部分も大きい
- 「向いている人」「向いていない人」をチェックリストで判定できる
- 向いていないなら、勢いで辞めずに「在職しながら市場価値を測る」ことから始める
- 動くなら、IT特化型エージェントを最低3社使い分けて、判断軸を立体化する
もうひとつ、最後に伝えておきたい事実があります
経済産業省が公表したIT人材需給の試算によると、IT人材は構造的に不足しています


引用元:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(みずほ情報総研、2019年3月)より
2030年には、中位シナリオで約45万人、高位シナリオで約79万人のIT人材が不足するという試算です
あくまで試算値ですが、傾向としてはITエンジニアの売り手市場が当面続くという背景を、公的機関が示しています
つまり、あなたが今動こうかどうか迷っているなら、市場側はあなたを必要としているということです



いいですか、エンジニアの転職で最も大事なのは「自分の市場価値を正しく知ること」です。それさえわかれば、テクバンに残るも、別の会社に動くも、納得感のある決断ができます。「やばい」と感じた感覚を否定する必要はありません。あとは、その感覚を「情報」と「行動」に変えるだけなんです。
最後に:年収アップに本気のあなたが押さえるべきIT特化型エージェント


「テクバン やばい」と検索した時の不安が、ここまで読んで少しでも整理されていたら嬉しいです
最後にもう一度、年収アップ・職務経歴書添削・面接対策に強いIT特化型エージェントを確認しておきます
登録は完全無料で、在職中でも進められます。市場価値を測ってから動く、という王道ルートをぜひ踏んでみてください
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ITエンジニア未経験の人は、研修や相談体制がしっかりしている転職エージェントを選びましょう
初心者の不安を解消してくれる、サポートが手厚いランキングTOP3を紹介していきます
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- 2位 キャリアカンパニー
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ひとつずつ中身を確認していきましょう
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- 担当1人につき10名
キャリア相談には平均で2時間もかけてくれるので、自分の将来についてじっくり話し合えますね
カウンセラー1人あたりが担当する人数は、10名に制限しており、手厚いフォローが約束されています



情報が多すぎて何をえらべばいいか迷ってしまう人に、寄り添ってくれる "心強い味方" になりますよ
2位 キャリアカンパニー
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今のスキルを客観的に診断してくれるので、次にどのステージを目指すべきかが明確になりますよ
活動の目安は1ヶ月から3ヶ月となっており、スピーディーに新しい環境へ移りたい人に最適です



まだ転職するか決まっていない段階での相談も歓迎しているので、気軽に第一歩を踏み出せますね
3位 ラクスパートナーズ
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3か月の研修で土台がつくれる
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ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています
入社してから3ヶ月間の実践的な研修を受けられるので、現場で役立つスキルをじっくり学べます
- 未経験採用が95%
- 3ヶ月の実践研修
- 選考結果は当日に連絡
研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね
選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
あなたが感じた「やばい」は、構造的に見て正しい感覚です
あとは、その感覚を「情報」と「行動」に変えるだけ
動くも残るも、自分で選んでいい時代です。納得のいく次の一歩を、ぜひ自分の手で決めてください
