夜23時、リビングの照明だけが残った静かな部屋で、ノートPCを開いて「UPWARD株式会社 やばい」と打ち込んだ瞬間、心臓が少し速くなった経験、ありませんか
選考が進んでいるなら「本当にこの会社で大丈夫なのか」、すでに在籍中なら「自分の違和感は気のせいじゃないのか」、取引相手として検討中なら「経営は安定しているのか」
「やばい」という3文字に込められた意味は人それぞれですが、共通しているのは「裏取りしておきたい」という不安です

UPWARDってネットで「やばい」って書かれてるんですけど、ぶっちゃけブラックなんですか?選考受けるか悩んでて…



その不安、すごくよくわかります。ただ「やばい」という言葉だけで決めるのは早計です。会社の一次情報と口コミを分解して、自分に合うかどうかをフラットに判断していきましょう。
この記事では、UPWARD株式会社が「やばい」と言われる本当の理由を、OpenWorkや転職会議といった社員口コミサイト、そして公式の資金調達情報・公開IRなど、確認できる一次情報だけを使って分解していきます
読み終わるころには、「UPWARDが自分に向いているのか、向いていないのか」を自分の言葉で語れるようになり、UPWARDだけにとらわれずIT・SaaS業界全体の中で自分の市場価値を考える視点が得られるはずです
煽りません、断定しません、勧誘もしません
ただ、フラットに事実だけを並べて、最後の判断はあなた自身に渡します
そもそもUPWARD株式会社って何の会社?「やばい」の前に基本情報を押さえる


「やばい」という言葉を判定する前に、まずUPWARD株式会社の正体を押さえておきたいんです
正体を知らずに口コミだけ読むのは、知らない人のうわさ話を遠くから聞いて評価するようなもので、どうしても感情に引っ張られてしまいます
このセクションでは、会社概要・事業内容・資金調達ステージの3点を、Wikipediaや公式ニュースリリースを参照しながら確認していきましょう
会社概要:丸の内本社・未上場・営業DX SaaS企業


UPWARD株式会社は東京都千代田区丸の内に本社を構える、営業支援SaaSを開発・提供する企業です
創業は2016年7月で、前身は2002年3月設立の株式会社オークニーです
つまり「会社の歴史」自体は20年以上ありますが、現在の社名・現在の事業フォーカスになったのは2016年からの新しいフェーズなんです
ネット上で出回っている古い口コミの中には、オークニー時代の話が混じっていることも多く、ここは読むときに区別が必要なポイントです
会社概要を一枚の表にまとめると、こんな姿になります


引用元:Wikipedia「UPWARD」より
注目してほしいポイントは2つあります
- 本社が東京駅・大手町駅直結エリアの丸の内永楽ビルにあり、立地は一等地クラス
- 2025年時点で未上場。ただし後述する通り、IPO準備期にあるとされている
未上場ベンチャーとはいえ、丸の内に本社を構えていることや、Salesforce Venturesといった大手VCから出資を受けている点を踏まえると、いわゆる「無名のスタートアップ」とはステージが違います
事業内容:フィールドセールス向け位置情報×AIのSFAサービス


UPWARDが提供しているのは、外回り営業(フィールドセールス)に特化した営業支援SaaSです
普通の営業支援システム(SFA=Sales Force Automation、営業活動を記録・分析するためのソフト)と何が違うのかというと、「ジオフェンシング」と呼ばれる位置情報の自動検知技術を使って、
営業マンが顧客先に到着した瞬間に訪問記録が自動で取れる仕組みになっているんです
営業担当者の「日報を書く」「Salesforceに入力する」という地味で時間のかかる作業を、スマホがポケットの中にある状態でも自動で済ませてくれる、というイメージです
- 医療機器・製薬業界(MR営業)
- 建設・設備業界
- 産業機械業界
- 不動産・住宅関連業界
- 金融・保険業界
つまり、ルート営業や訪問営業が多い業界がメインのターゲットで、いま2025年時点で導入社数は400社と公表されています



位置情報を使ったSFAって、競合がそんなにいないニッチな市場なんですね。技術的にはどれくらい強いんですか?



OpenWorkの企業分析では「特定領域で圧倒的に強いプロダクト」「競合の少ない領域」と評価されています。プロダクト面の評価は、退職者からも比較的高い声が出ているんです。
資金調達と事業ステージ:2025年に累計15億円調達のIPO準備期


「やばい」かどうかを判断するうえで、外せないのが会社のお金まわりです
事業が傾いていて資金繰りが苦しい会社と、事業成長中でVCから次々に出資が入る会社では、同じ「ハードワーク」でも意味が180度違ってきます
UPWARDは2025年に大型の資金調達を続けて成功させていて、その経緯を時系列で並べると次のようになります


引用元:創業手帳「外回り・訪問営業に特化した営業支援SaaSを提供する「UPWARD」が11.7億円調達」、Kepple「UPWARD、最新ラウンドで累計約15億円を達成」より
注目したい点は、出資者の顔ぶれにSalesforce Ventures、日本ベンチャーキャピタル、JICベンチャー・グロース・ファンドといった大手が並んでいることです
特にSalesforce Venturesは、世界最大のCRMベンダーが出資する戦略的なファンドで、彼らが資金を入れる時点で「Salesforceエコシステムにとって価値のあるプロダクト」と認められていることを意味します
また、本ラウンドは「IPO前の最後の資金調達」と位置付けられていて、UPWARDが上場準備期に入っていることを示しています
- UPWARDは丸の内本社の営業DX SaaSベンチャー(旧社名オークニー)
- 事業は位置情報×AIで外回り営業を自動記録するSFA
- 2025年に累計15億円調達、IPO前ステージに位置している
事業の中身と財務体力はそれなりに健全であることを押さえたうえで、いよいよ「やばい」と言われる中身を見ていきましょう
「UPWARD やばい」と言われる本当の理由は?口コミを4つに分解


ネットで「UPWARD やばい」と検索すると、たしかにネガティブな声がいくつも出てきます
ただ、その「やばい」の中身を分解せずに「ヤバい会社なんだ!」と受け取ってしまうと、判断材料としては荒すぎるんです
そこでこの記事では、複数の口コミサイト(OpenWork・転職会議・エン カイシャの評判)の声を整理して、「やばい」と言われる理由を4つの軸に分けました
- 理由①:離職率の高さと平均勤続年数の短さ
- 理由②:人事評価の適正感の低さと評価制度の不透明さ
- 理由③:成果主義とハードワーク文化
- 理由④:組織変更が頻繁でキャリアが読みにくい
1つずつ、口コミ原文とデータを並べながら検証していきましょう
理由①:離職率が高い・平均勤続年数2年という事実


UPWARDの口コミでまず目立つのが、離職率の高さに関する声です
OpenWorkに公開されているデータでは、UPWARDの平均勤続年数は2.0年となっています
情報通信業の業界全体で見れば短めですが、ベンチャー・スタートアップに範囲を絞ると珍しい数字ではないものの、それでもやはり「定着率はあまり高くない」と読み取れます
転職会議には、カジュアル面談を受けた人がこんな声を残しています
「事業拡大と離職率の高さで人手が足りておらず、基本的には採用してもらえるようです」
引用元:転職会議「UPWARD(旧: オークニー)の評判/社風/社員の口コミ」より
同じく転職会議には、もう少し踏み込んだ声もあります
「上の役職の人ほど、つらい対応を受けておられるようでした。高い離職率の一つの要因」
引用元:転職会議「UPWARD(旧: オークニー)の評判/社風/社員の口コミ」より
この2つを冷静に読み解くと、見えてくるのは「事業が伸びていて人が必要だけど、辞める人も多いから常に採用している」というベンチャーあるあるの構造です
正直に言うと、この状況はUPWARD固有の問題というより、急成長フェーズのSaaSベンチャーに共通する現象でもあります
事業が3年で2倍3倍と成長していくと、当然に求められるスキルや役割も変わっていって、「最初は合っていた人が、フェーズが変わったら合わなくなる」ことが起きるんです



ってことは、別にUPWARDだから離職率高いって訳でもないんですか?



「UPWARDだから特別」ではなく、「ベンチャーSaaS全般によくある現象」と読むのが正確です。ただ、自分が辞める側になる可能性もある、と覚悟しておくことが大事ですね。
理由②:人事評価の適正感2.6・評価制度の不透明さ


2つ目の「やばい」は、評価制度のブラックボックス感です
OpenWorkに登録されているUPWARDの評価項目別スコアを並べると、こんな凹凸が見えてきます


引用元:OpenWork「UPWARD 社員クチコミ」より
このグラフ、見てもらうと一目瞭然なんですが、「人材の長期育成」が1.9点と他項目から大きく低く、次いで「人事評価の適正感」「待遇面の満足度」が2.6点と続きます
一方で「法令順守意識」は3.9点とそれなりに高く、「20代成長環境」も3.1点ある
つまり、「ブラック企業ではないが、長期育成や評価の納得感が弱い」というのが、現職・退職者の総合的な評価像です
退職検討理由の口コミからも、評価や信頼関係の難しさが垣間見えます
「利害一致や信頼関係維持が困難」
引用元:OpenWork「UPWARD 退職検討理由」より
これは総合職の男性(在籍3年未満・中途入社・現職)が2023年6月に書き残した退職検討理由です
「利害一致が難しい」「信頼関係を維持しにくい」というのは、組織が急成長していて方針が頻繁に変わる中で、上司や経営陣との目線がズレやすい構造を表していると読み取れます
「人材の長期育成1.9」は、見方を変えると「会社が長期的にキャリアを育ててくれることに期待しすぎてはいけない」というシグナルでもあります
逆に言えば、自分でキャリアを設計して、自分で機会を取りに行く人にはむしろ動きやすい環境とも読める、ということです
理由③:成果主義・ハードワーク文化のリアル


3つ目の「やばい」は、ベンチャーらしい成果主義のプレッシャーです
意外に見られるかもしれませんが、UPWARDの平均残業時間は月22.4時間(OpenWork)で、情報通信業界の平均30時間と比べてもむしろ短めの数字です
つまり、「物理的な拘束時間としてのブラック」とは言いにくい
ただし、口コミから読み取れるのは「時間ではなく成果」で評価されるカルチャーと、それに伴う心理的な負荷です
「上の役職の人ほど、つらい対応を受けておられるようでした。高い離職率の一つの要因」
引用元:転職会議「UPWARD(旧: オークニー)の評判/社風/社員の口コミ」より
役職が上がるほど業務密度と責任が増し、結果が出ないと厳しい対応を受ける、というのはベンチャーSaaS共通の構造です
ベンチャーSaaSの成果主義はなぜ厳しくなりやすいのか(詳しく見る)
SaaSビジネスは「月額課金の積み上げ(MRR)」で評価される構造のため、毎月の新規受注・解約防止がKPIとしてダイレクトに数字化されます
営業マンなら「今月◯件のクロージング」、CSなら「契約継続率◯%」と、ごまかしの効かない指標で評価され続けます
さらに資金調達のたびに次のラウンドに向けた成長目標(売上◯倍)がVCから求められるので、現場の数字目標もそれに比例して上がっていきます
これがハマる人にとっては「ゲーム性のある毎日」になり、合わない人にとっては「終わらないプレッシャー」に感じられる、というのが構造的な理由です



残業時間そのものは短いけど、数字のプレッシャーは別物ってことですね…。それって性格的に合うかどうかでかなり分かれそう。



その通りです。”時間”の問題ではなく”性格と志向”の問題なんですね。だからこそ、口コミだけで判断せず、自分自身の働き方の好みと照らし合わせることが大事になります。
理由④:組織変更が頻繁・部門ローテーションが想定外


4つ目の「やばい」は、組織の変動の早さです
OpenWorkの退職検討理由には、こんな具体的な声が並んでいます
「転職による給与のアップ」「組織都合の部門変更」
引用元:OpenWork「UPWARD 退職検討理由」より
これは新卒入社で在籍3年未満・現職のセールス男性が2025年6月に書いた退職検討理由です
「組織都合の部門変更」というワードからは、自分の希望ではなくて会社都合で部署を移される経験をした人がいることが読み取れます
もう1件、別の角度の退職検討理由を見てみましょう
「プロダクト市場性と成長スピード懸念」
引用元:OpenWork「UPWARD 退職検討理由」より
こちらは中途入社で3〜5年在籍したセールス男性(退職済み・2025年2月)の声です
3〜5年も在籍した方が「プロダクトの市場性」や「成長スピード」に懸念を持ったということは、外部から見ているだけでは分からない、内部の温度感がそこにあったのだと思います
こうした組織変動の頻度は、IPOを目指して走る企業にはほぼ確実についてくる現象です
事業フェーズが変わるたびに組織図が書き換わり、新しい部門ができたり、既存部門が再編されたりします
これを「ダイナミック」と捉える人と、「キャリアが読めない」と捉える人で、評価は真っ二つに分かれます
一方で見落とせない「UPWARDの良い側面」も知っておこう


「やばい」と言われる理由を4つに分解してきましたが、もちろんそれだけで会社を評価するのはフェアじゃありません
同じOpenWorkやエン カイシャの評判には、ポジティブな声もしっかり並んでいます
ここでは、見落とされがちなUPWARDの良い側面を、こちらも一次情報ベースで整理していきます
プロダクトの強み:位置情報×AIで競合の少ないニッチ市場


最も多くのポジティブ評価が集まっているのが、プロダクト自体の評価です
OpenWorkに掲載されている、新卒入社で在籍3年未満のコーポレートプランニング部の女性は、こんな評価を残しています
「強み: プロダクトの良さ」(総合評価5.0、待遇面5.0、20代成長環境5.0、人材の長期育成5.0、評価の適正感5.0)
引用元:OpenWork「UPWARD 強み:プロダクトの良さ」より要約
同じ会社でも、ポジションや所属部署、入社経路によって評価が大きく変わる典型例です
プロダクトの強さが効いてくるのは、業界マクロのデータと組み合わせると一層はっきり見えてきます
国内SaaS市場全体の規模推移を見てみましょう


引用元:ProductZine「Japan SaaS Insights 2025」より
国内SaaS市場は2024年に1.4兆円、2028年には2兆円へ拡大すると予測されています
UPWARDが属する「フィールドセールス向けSFA」は、その中でもさらにニッチなセグメントで、競合が極めて少ない
つまり、事業の追い風自体は強いと読み取れます
働きやすさ:フレックス・リモート・育休取得率100%・好立地


意外と知られていないのが、UPWARDの働きやすさ指標です
OpenWorkに公開されているデータを並べると、こんな数字になります
- 月間残業時間:22.4時間(情報通信業界平均30時間より少なめ)
- 有給休暇消化率:65.5%
- 育児休業取得率:100%(男性5人、女性4人)
- 管理職の女性比率:40.0%
- 法令順守意識:3.9点(評価項目で最高)
男性社員の育休取得率も含めて100%という数字は、ベンチャー企業としてはかなり攻めた水準です
管理職の女性比率40%も、IT業界平均(10%前後)と比較すると圧倒的に高い
退職した社員も、働きやすさ自体は評価しています
「フレックスやリモートワークがあり、スタートアップ企業として働きやすさが整っている」「東京駅・大手町駅直結のビルで、アクセスが良い」「子持ち社員への周囲の理解が得られやすい」
引用元:エン カイシャの評判「UPWARD」より
これは2025年に退職したBizdevの男性(在籍3年未満)の声です
退職者ですらこの評価をしているということは、ハードワークと働きやすさが両立しているとも読み取れます
「数字のプレッシャーはきついが、働き方そのものは自由度が高い」というのが、現実的な姿に近そうです
若手の成長機会:20代成長環境3.1・採用ハードルの低さ


もう一つの良い側面が、若手の成長機会の多さです
OpenWorkの「20代成長環境」スコアは3.1で、これは他の評価項目と比べると相対的に高めです
先ほど触れた離職率の高さや採用のハードルの低さも、見方を変えれば「裁量権を早期に渡される機会が多い」ことの裏返しでもあります
大手企業のように先輩が何人もいる中で下積みを長く積むスタイルとは正反対で、ベンチャー特有の「いきなり主担当」「いきなり立ち上げ」が日常茶飯事です



20代でいきなり大きい仕事任されるって、確かに育つ環境ですよね。SESで3年テストばっかりやってた自分には眩しい…



ただし、放置されて消耗する人がいるのも事実です。”成長機会”と”放任”は紙一重なので、自分が自走できるタイプかどうかで合う合わないが大きく分かれます。
UPWARDが向いている人・向いていない人をリストで判定


ここまで「やばい」と言われる理由と、「いや良い側面もある」という両方を見てきました
結論として大事なのは、UPWARDが良い会社か悪い会社かではなく、自分に合うか合わないかです
このセクションでは、ここまでの情報をもとに「こんな人には向いている」「こんな人には向いていない」をリスト化して、あなた自身の判定の物差しを作ってもらいます
こんな人にはUPWARDが向いている


UPWARDの環境がフィットしやすいのは、こんなタイプの人です
- 成果主義と裁量権の大きい環境で成長したい人。長く下積みするより、いきなり結果で評価されたい
- 営業DXやSaaSビジネスの最前線で経験を積みたい人。位置情報×AIという尖った領域で実績を作れる
- IPO前ベンチャーの組織立ち上げに関わりたい人。資金調達15億円・上場準備期のフェーズはキャリアの一大経験
- 位置情報・AI・Salesforce連携などモダンな技術領域に興味がある人
- フレックス・リモートで自走できる人。働き方の自由度を活かして自分でPDCAを回せる
- 育休取得・女性管理職比率の高い環境を求める人。ベンチャーの中では先進的な部類
こうした項目に「自分これ当てはまるな」と感じる人は、UPWARDの「やばい」と言われる側面も「むしろチャンス」として受け取れるはずです
こんな人にはUPWARDが向いていない


逆に、こんなタイプの人は別の選択肢を真剣に検討した方がいいかもしれません
- 安定した評価制度と明確な昇進階段を望む人。「人事評価の適正感2.6」「人材の長期育成1.9」のスコアは見過ごせない
- 大手企業の手厚い育成プログラムが欲しい人。育成は基本的に「自分でつかみに行く」スタイル
- 組織変動より「同じ仕事を長く深く」したい人。組織変更や部門異動が頻繁な現実とは相性が悪い
- 上司や会社からの手厚いサポートを期待する人。基本は自走、伴走は少なめ
- 残業時間より「成果プレッシャー」が苦手な人。月22.4時間の残業は短くても、心理的負荷は別物
当てはまる項目が3つ以上ある方は、UPWARD以外の選択肢も真剣に並べて比較した方が、後悔のない選択になりやすいです



こうやってリストで整理してもらうと、自分が何を大事にしたいのかが明確になりますね。私、組織変動が頻繁な環境は正直しんどそう…



大事な気付きです。”自分が何を譲れないか”が見えれば、UPWARDに限らず転職活動の軸が明確になります。次は視野を少し広げて、IT業界全体の中で自分の市場価値を考えてみましょう。
UPWARDだけで決めない。IT・SaaS転職市場を客観視するために


1社の評判だけで人生の判断をすると、視野が狭くなりがちです
「UPWARD やばい」で検索した人ほど、まだ自分の市場価値や、他のSaaS企業との比較ができていない状態にあるんじゃないでしょうか
このセクションでは、UPWARDから一歩引いて、IT・SaaS転職市場全体の追い風と、自分の市場価値の確かめ方を整理します
ITエンジニアの平均年収は594万円・転職市場は今が買い手有利


IT業界の年収相場は、ここ数年で大きく動いています
マイナビの2025年調査によると、ITエンジニアの平均年収は594.4万円で、5年前(2020年)と比較すると+53.2万円も上がっています


引用元:@IT「ITエンジニア転職も「平均594万円」に上昇」より
全職種平均が492.8万円なので、ITエンジニアは平均より約100万円高い水準で動いています
背景にはDX・AI領域の人材不足があり、特に経験者は「今のあなたの市場価値」を改めて測り直す価値がある時期です
UPWARDで提示された年収(あるいは現職の年収)が、自分の市場価値と比べて適正なのかどうかは、実際にエージェントに聞いてみるまで分からないのが現実です
SaaS業界全体の追い風と”次の選択肢”の広がり


UPWARDが属する国内SaaS市場は、2024年の1.4兆円から2028年には2兆円へと拡大すると予測されています
つまり、SaaS業界には「UPWARD以外にも有力企業が多数ある」ということです
営業DX、人事SaaS、HR Tech、FinTech、AI SaaSなど、領域は無限に広がっていて、その中には
- 同じ営業DX領域でも、よりエンタープライズ志向のSaaS企業
- 働き方の自由度が高い、上場済みの中堅SaaS企業
- 育成プログラムが充実した大手IT企業のSaaS部門
- 位置情報技術を活かせるFinTech・モビリティ系SaaS
このように、選択肢は驚くほど豊富にあります
「UPWARDがダメなら詰む」では決してなくて、自分の志向に合う選択肢を比較検討するだけの時間と情報が、いまの転職市場には十分にあります
自分の市場価値を把握する:3つの実践ステップ


では、具体的に何をすれば自分の市場価値が分かるのか
難しく考えず、まずはこの3ステップから始めてみてください
「やってきたこと」ではなく「解決した課題」を1つずつ書き出していきます
例:「Salesforceを運用していた」ではなく、「営業の訪問記録漏れ30%を10%に改善した」というような書き方です
1社だけだと、そのエージェントの得意分野に偏った年収レンジしか見えません
IT特化型を最低1社、加えて総合型1社の合計2〜3社に登録すると、自分の市場価値が立体的に見えてきます
UPWARDだけでなく、同じ営業DX領域・同じSaaS業界の競合企業の求人票を10件くらい眺めてみます
「求められるスキル」「提示年収」「ポジション」を比較すると、自分のポジションがクリアになります
この3ステップを踏むだけで、「UPWARDに行くべきか、別の道があるか」の判断材料が一気に整います
自分の市場価値を確かめたいなら、まずプロに無料で聞いてみよう


ここまで読んで「自分の市場価値、ちゃんと知りたい」「UPWARD以外の選択肢も並べて見たい」と思った方に、最も効率の良い方法をお伝えします
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正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
3社ともそれぞれ強みが違うので、最低でも2社に登録して比較するのが定番のやり方です
UPWARD株式会社「やばい」のよくある質問(FAQ)


ここまで読んでも、まだ気になる細かい疑問があるはずです
検索者によく上がる質問を、データと一次情報を踏まえて簡潔にまとめます
- Q1. UPWARDは本当にブラック企業ですか?
-
OpenWorkの法令順守意識3.9点、育休取得率100%、月間残業22.4時間という数字から見ると、典型的なブラック企業とは言いがたいです。ただし「人材の長期育成1.9」「人事評価の適正感2.6」が低く、成果主義の心理的プレッシャーは大きい傾向があります。「ブラック」より「ハードワーク型ベンチャー」と表現する方が実態に近いと考えられます。
- Q2. UPWARDの平均年収はいくらですか?
-
エン カイシャの評判では平均587万円(年収範囲472〜750万円)というデータが公開されています。営業職はインセンティブの有無で大きく上下し、ジョブグレード制度と年俸制が採用されています。賞与なしという声もあるため、年収提示の際は内訳まで確認するのが安全です。
- Q3. UPWARDはいつ上場予定ですか?
-
公式に上場時期は公表されていません。ただし2025年に累計15億円の資金調達を完了し、本ラウンドが「IPO前最後の資金調達」と位置付けられていることから、IPO準備期にあると報じられています。具体的な時期はUPWARD公式の発表を待つ必要があります。
- Q4. UPWARDの離職率は何%ですか?
-
公式公表値はありません。ただしOpenWorkでの平均勤続年数が2.0年、複数口コミで「人手が足りない」「離職率の高さ」という声があることから、ベンチャー企業の中でも比較的高めと推測されます。IPO前のSaaSベンチャーでは珍しくない水準ともいえます。
- Q5. UPWARDに転職を考えています。エージェントは使うべきですか?
-
UPWARDに限らず、IT特化型エージェント1社+総合型1社の最低2社活用がおすすめです。複数社で同じ職務経歴書を持って相談すると、提示される年収レンジや紹介求人が大きく違うことに気づきます。年収交渉や条件提示も、エージェント経由の方が個人で直接交渉するより成功率が高い傾向です。
まとめ:「UPWARD やばい」は半分本当・半分誤解。判断軸は”あなた自身”


ここまで一緒に整理してきた内容を、最後にもう一度振り返ります
- UPWARDは丸の内本社の営業DX SaaSベンチャー(旧オークニー)、累計15億円調達のIPO準備期
- 「やばい」と言われる中身は4つに分解できる:離職率・評価制度・成果主義・組織変動
- ただし、ポジティブ評価も同じくらいある:プロダクト強み・育休取得率100%・管理職女性40%・好立地
- OpenWork評価2.86は決して低くないが、「人材の長期育成1.9」「人事評価の適正感2.6」は要注意
- 結論は「合う人にはハマる/合わない人にはきつい」典型例。判断軸は自分自身
「UPWARD やばい」というキーワードに振り回されるのではなく、あなた自身の価値観・働き方の好み・キャリア志向と照らし合わせて判断することが、後悔のない選択への一番の近道です
UPWARDに合いそうなら、応募・選考に進めばいい
合わなさそうなら、別の選択肢を真剣に並べて比較すればいい
どちらにしても、「自分一人で抱え込まないこと」がもっとも大切です
最後にもう一度:自分一人で判断する前に、転職市場のプロに無料で聞いてみる


ここまで読んでくれたあなたへ、最後の提案です
UPWARDに「行く・行かない」を判断するためにも、その判断材料を増やしてくれるのが、転職エージェントへの無料相談です
あなたの今の経歴・スキルが、市場でどんな評価を受けるのか、どんな年収レンジが提示されるのか、それを知るだけでも、UPWARDの判定軸が一気にシャープになります
もちろん、登録したからといってすぐに転職する必要はまったくありません
「情報収集だけ」でも全然OKです
ITエンジニア経験者向け


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- 2位 Geekly(ギークリー)
- 3位 レバテックキャリア
それぞれのサービスがもつ強みについて、ここからはくわしく見ていくことにしましょう
1位 TechGo(テックゴー)
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TechGo(テックゴー)は、年収アップの交渉力に強みがあります。たとえば20代の年収だと、前職にくらべて「平均120万円」も上がっています
30代の年収では「平均160万円」も上がっており、今の給料に満足していない人に最適ですよ
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- 面接対策を何度も実施
アドバイザーを選考官に見立てた模擬面接を何度も行うので、本番で力を発揮しやすくなります
独占ルートの求人や、面接が確約された求人など、TechGoだけの特別なチャンスも豊富ですよ



完全無料となっているので、リスク無しで「プロの交渉力」に頼ることができます
2位 Geekly(ギークリー)
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リモートワークや未経験歓迎など、こだわりの条件から自分にぴったりの職場もかんたんに探せます



企業ごとの選考ポイントをしっかりおさえているので、効率よく内定を目指したい人に向いています
3位 レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITとWebに特化した求人が52,367件(2026年6月時点)もあり、毎日更新されています
専門のアドバイザーによるヒアリングが手厚く、初回提案での内定率が "90%"(2018年4月~2019年9月時点)の実績もあります
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職務経歴書の添削や模擬面接もしてくれるので、今の仕事を続けながらでも効率よく準備できます
自分の年収を予測できる機能など、納得して意思決定ができる仕組みが整っているのが魅力です



アドバイザーによって提案に差が出ないよう、最初の面談で自分の戦略を伝えておくと安心ですよ
ITエンジニア未経験向け


ITエンジニア未経験の人は、研修や相談体制がしっかりしている転職エージェントを選びましょう
初心者の不安を解消してくれる、サポートが手厚いランキングTOP3を紹介していきます
- 1位 @PRO人
- 2位 キャリアカンパニー
- 3位 ラクスパートナーズ
ひとつずつ中身を確認していきましょう
1位 @PRO人(アットプロジン)
手厚いサポートなら
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@PRO人(アットプロジン)は、年収アップした人の割合が「82%」と高く、ユーザー満足度が「90%」と高い評価を得ています
たくさんの求人を無理にすすめることはせず、1人あたり10社程度に絞って丁寧に支援します
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- 担当1人につき10名
キャリア相談には平均で2時間もかけてくれるので、自分の将来についてじっくり話し合えますね
カウンセラー1人あたりが担当する人数は、10名に制限しており、手厚いフォローが約束されています



情報が多すぎて何をえらべばいいか迷ってしまう人に、寄り添ってくれる "心強い味方" になりますよ
2位 キャリアカンパニー
勉強もしたいなら
「キャリアカンパニー」がおすすめ
無料ITスクールで勉強もできる
IT転職エージェント
キャリアカンパニーでは「未経験者」から「実務経験が浅い若手エンジニア」までを対象に、学習支援と転職支援をまとめて受けられます
オリジナルのITスクールを併設しており、転職サポートを受ける人は無料で利用できます
- スキル診断が無料
- スクールを無料で併設
- 5,000人以上の実績あり
今のスキルを客観的に診断してくれるので、次にどのステージを目指すべきかが明確になりますよ
活動の目安は1ヶ月から3ヶ月となっており、スピーディーに新しい環境へ移りたい人に最適です



まだ転職するか決まっていない段階での相談も歓迎しているので、気軽に第一歩を踏み出せますね
3位 ラクスパートナーズ
働きながら学ぶなら
「ラクスパートナーズ」がおすすめ
3か月の研修で土台がつくれる
IT転職エージェント
ラクスパートナーズは、未経験での採用率が95%と高く、入社後の教育体制がとても充実しています
入社してから3ヶ月間の実践的な研修を受けられるので、現場で役立つスキルをじっくり学べます
- 未経験採用が95%
- 3ヶ月の実践研修
- 選考結果は当日に連絡
研修ではJavaや機械学習など専門的な技術を学べるため、プロとして着実に成長ができますね
選考プロセスがとても短く、面接を受けた当日に結果を教えてもらえるスピード感も魅力のひとつです



正社員として採用されてから学ぶスタイルなので、給料をもらいながら勉強に専念できます
無料で年収診断・職務経歴書添削・求人比較まで受けられるので、まずは1社、気になるところに登録するところから始めてみてください
動き出した瞬間、視界が一気に広がります



「UPWARD やばい」と検索したあなたが、最後にこの記事から持ち帰ってほしいのは、たった一つ。”自分で判断する材料を、自分で取りに行く”という姿勢です。それさえできれば、どの会社を選んでも後悔のない選択ができますよ。
